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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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ヴィップの街からおよそ2日を歩いた距離。
マスターによればそこに、”リュメ”の街はあるという話だった。
馬車を使えばわずか1日で辿り着ける道のりなのだが、
そんな贅沢な事は楽園亭のマスターに、朝晩と散々ツケで
飯を食わせてもらったブーンの懐具合では、出来ようはずもない。
己の見聞を広めるためにも、冒険者にとっては結局、自分の足で歩くのが一番なのだ。
この道は、リュメの街から交易都市ヴィップ、そこから更に北の城壁都市、バルグミュラーのある
ブルムシュタイン地方へと行商して歩く商人達が多く行き交う。
その為治安も悪くは無く、時折道すがらでは一般人の姿も目についた。
早朝に宿を出立してからというもの歩き続け、気づけば、
木々の合間からは漏れる陽光が、燦燦と頭上を照りつけていた。
( ^ω^)「暑くなってきたおね。もう、昼かお」
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