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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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「今行く」
そう階下の同僚へ伝えると、かつて父が書き上げた彼女自身の
肖像画を、置かれたイーゼルへそっと戻した。
ロアリア周辺の地質調査の依頼はもう完了しており、
あとは依頼人の元へと帰るだけだった。
その道すがら、変わることなくこの場所に建っていた自分の生家。
やはりこの家に来れば、様々な過去を思い出して複雑な想いを抱いた。
当然、あの人物の事も。
川 - )「(人は何度も挫けて……)」
川 - )「(……それでも、また何度でも歩き出せるのかな……?)」
川 ゚ -゚)「──────ミルナ」
旅を共にしたのは短い月日ではあったが、ミルナの存在は、
失った時を境に、日増しに彼女の中でさらに大きくなっていった。
それが、今こうして”クー=ルクレール”が冒険者として存在する理由でもある。
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