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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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川;゚-゚)「おかあさん……は?おかあさんは……どうしたの?」
(; д )(俺の孔術では……手に負えない、か……)
変わらず寝顔をたたえるその顔を再び見つめると、がくりと肩を落とし、
ミルナは立ち上がると、やるせなさそうに彼女に背中を向けた。
(;゚д゚ )(ミタジマ流の看板を背負って立つ一號生と言っても……所詮はこの程度……)
このロアリアの街に来てから初めての事だった。
自分の心に影を落とす暗い想念に、ミルナの心は初めて目の前の現実に屈した。
生命の原動力である”気”も───もはや彼女の身体から感じ取る事は出来ない。
悔しさに下唇をかみ締めると、さらに憎らしい程に込み上げてくるのだ。
いくら精神と肉体を鍛えたからといって、幼子一人救ってやれない自身の無力さが。
だが───
”神”は、いじらしい娘子の気持ちを、汲み取ってくれたのだろうか。
断じて、それはこんな自分のように情けない男の、我が儘の為ではないだろう。
川 ' -') 「─────クー……?」
今にも消え入りそうなその声、だが、確実にミルナの背で聞こえた。
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