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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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拷問狂なのか、と水面下では決して本人に悟られぬように囁かれてはいた。
あるいは、それは盲目故に捻じ曲がった、信仰心であるのかも知れない。
異端として裁く為ならば、身体の機能を生涯奪う事であっても厭わず、
糞尿を巻き散らして死を懇願する妊婦の前でも、眉一つを動かさずに
淡々と拷問を続け事ができる、氷のような心を持つこの男は───
発言出来る者など決していないが、誰の眼にも明らかな、狂人だった。
ふん、と鼻を鳴らし、肩口にぽつりと雨粒が落ちたのを感じて、
黒衣の修道服をはためかせながら、イストは踵を返した。
時折どこからから悲鳴ともつかぬ呻き声が漏れる、聖堂の中へと消えていった。
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───ロアリア市街───
忽然と人が消えたように静かな街を時折見渡しながら、男と少女は歩く。
( ゚д゚ )「いつから……こんな、静かな街になったんだ?」
川゚-゚)「わかんない。おそとであそんだこと、あんまりないの」
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