レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)ヴィップワースのようです
-
こういった冒険者宿では、張り出した依頼を閲覧する際に、
飲み物の一杯も頼むのが冒険者同士では暗黙の掟というものなのだ。
もちろん、気恥ずかしそうにするその態度から、彼がこういった
”常識”を疎んじていたという訳でも、なさそうだったが。
店の娘も困惑気味だったが、気まずい空気は一人の男性客によって破られる。
_
( ゚∀゚)「小僧」
エールグラス片手にカウンターでマスターと談笑を続けていた男。
その彼が、突然若者の方を振り向いて一言漏らした。
彼の物と思しき灼熱色の軽甲冑は傍らに脱ぎ捨てられ、
浅黒い肌に映える爛々と輝く青い瞳は、真っ直ぐに彼の瞳を射抜く。
自分よりふたまわりも年長者である雰囲気だが、その顔立ちは端正に整ったものだった。
(;^ω^)「?」
_
( ゚∀゚)「俺のオゴリだ。そこに座って、一杯飲み干してからじっくりと選びな」
そう言って身の丈ほどの大剣を背にした小柄な男は、言われた通り席に腰掛けた彼の前へ、
なみなみと注がれた一杯のエールを滑らせた───ピタリと、彼の目の前で止まる。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板