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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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(’e’)「───いらっしゃい」
マスターが一瞬入り口の方を一瞥する。
彼が一見の客である事、それに、風貌から冒険者である事。
それらの確認をまばたき数度の内に終えると、また少し俯き加減に
エールグラスを磨きながら、酒盛りをしている冒険者達と談笑に戻った。
マスター同様に、店の娘も一瞬だけマスターの方をちらりと見たが、
彼が談笑に戻ったのを見て、若者の元へと駆け寄ると、注文を尋ねる。
ζ(゚ー゚*ζ「いらっしゃいませ!…ご注文は?」
そんなやりとりに気づく節も無く、若者はただ壁面に
びっしりと散りばめられた、様々な依頼の文字を追っていた所だ。
そこへ突然後ろから注文を聞かれると、驚き、振り返った。
( ;^ω^)「あ───申し訳ないんだお、その……」
「今日は持ち合わせがないので……依頼だけ……」
ζ(゚ー゚ ;ζ「え?」
その言葉に、周りに居た冒険者と思しき人間達は、
彼らの方へと振り返った。突然多数の視線に晒されて、
若者は少しばかり目が泳いでしまっている。
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