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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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予想以上の反応だった。肩を穿たれた大男は、本気の怯えを見せる。
その豹変ぶりではなく、先ほどの力に対しての畏怖が芽生えたのだろう。
山賊の反応を見て、手の平を返したかのようになおも旅人は続けた。
(´・ω・`)「それなら、お仲間を連れてここから立ち去るといい」
(´・ω・`)「その出血量だと、下手をしたら3刻もすれば命に関わるよ」
(´・ω・`)「すぐに山を降りて、どこかで手当てをお勧めするなぁ……」
口元を手で隠しながら、小さく笑みをこぼした。
これが演技だとするならば、ツンの目にはいまいちなものだが。
しかし、その顔を見上げる山賊には、自分の目の前に立っている
不敵に笑うこの旅人が、よほどの大悪党に見えているのだろう。
「お、おい!お前らッ、起きねぇか!」
頭に石を叩きつけられて気を失っていた子分達は、意識も朦朧とした中
強引に引きずり起こされ、連れ出されて行く。
目が覚めたものの、リーダー格のただならぬ慌てふためきように、
一人、二人とたたき起こされると、混乱を抱きつつも、そのままこちらを
振り返る事も無く脱兎の如く洞窟を飛び出すと、山中へと消えていった。
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