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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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ξ;゚⊿゚)ξ「……何も出来ないじゃない……私なんて……」
そんな無力感が、今回の旅の出立を決意した自分自身への
自責の念となって、心を押しつぶしそうなほどの重圧で、圧し掛かっていた。
顔を両手で覆うと、感情が昂ぶり、こみ上げてくる。
指の隙間からは、またも涙の雫が地面へと伝い落ちた。
ξ ⊿ )ξ「(なーんだ……)」
ξ ⊿ )ξ「(結局自分なんか……誰の役にも立てないんだ)」
(´・ω・`)「………」
膝から地面へと崩れ込んだツンを、一瞬だけちらりと気にかける旅人。
剣を突きつける山賊の頭を通り越し、どこを見るでもなく天を仰ぎながら
淡々とした口調で、ツンにゆっくりと語りかける。
(´・ω・`)「……どうやら、君は優しい心の持ち主のようだね」
ξ ⊿ )ξ「………?」
(´・ω・`)「普通の人間ならば、まず自分が助かる事に血眼になる状況だ」
「うるせぇぞ」と、剣の切っ先を彼の喉へと向ける山賊だが、
極めて平静を保ったまま、彼はなおも語り続ける。
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