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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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もうしばらくこの心地よさを味わっていたかったが、不意に、頬に落ちたのは
冷たい雨粒ひとつ。ふたつ、みっつと続くと、次第にますますその勢いは増した。
こんな山奥で夕立に見舞われるとは思わなかった。
ろくに冒険などしたことの無いツンにとって、明らかに不測の事態である。
ひとまずは雨が止むまで木陰にでも身を寄せるしかないとは思うが、それで
下山するのが明日の明朝以降になってしまっては、道中で野垂れ死ぬかも知れない
怖さがあった。来るまでに街で手に入れてきた食料もあるが、ほんの微々たる量なのだ。
ξ;゚⊿゚)ξ「…どうしよう、かな」
いつになったら止むのか、そんな事は知る由も無い。
先ほどまでかいていた汗が嘘のように引くと、この雨が
周囲を冷やしてしまった。身体をぶるると震わせる。
ξ;-⊿-)ξ「…さむっ」
生憎と暖を取れるような準備など整えてはいない。
過ぎ去るまで、身を縮こまらせて待つしかないのか、と不運を嘆いた。
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