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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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「全ての人々には、等しく神の寵愛を受ける権利があるんだよ」
司教が常日頃から言っていたのは、自分を育ててくれたのは、そんな理由。
今にして考えれば恩着せがましいとさえ、ここ最近は思うようになっていた。
そんな邪な考えが邪魔をしているのか。はたまた、父であった司教が
この世を去った事が影響しているというのもあるかも知れない。
彼女の日々が変わる事は何一つ無い、きっと、このまま変化が訪れる事も無いのだろう。
外の世界を知らない彼女にとって、聖堂に訪れる街の人々と話す事が唯一の楽しみだった。
ξ;-⊿-)ξ「(おっと…いけない。仮にも私は聖ラウンジの信徒として
神に使える身なんだからね。今のはナシ…今のはナシ…)」
ふと、後ろの方からひそひそと話し声が漏れてくる。
祈りの最中だというのに、こちらへ聞こえるのもお構いなしだ。
「ねぇ、ツン様の話…聞いた?」
「えぇ…司教様の遺言では、今年に次期司祭として賜るって話ね」
「ふん…あんな小娘が。捨て子だったくせに」
「ちょ、ちょっと、聞こえるわよ」
ξ゚⊿゚)ξ「………」
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