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( ^ω^)ヴィップワースのようです
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爪'ー`)y-「道中で行商人とでも出くわしたら、こいつを安値で捌くさ」
( "ゞ)「ヘヘッ、抜け目ねぇなあ…」
翡翠を懐へしまい、くるりと背を向けたフォックスは、
ニ、三度後ろ手に手を振ると、深い暗闇が包む森の奥へと消えていく。
その背中が見えなくなるまで、デルタはその場所で見送っていた。
( "ゞ)「……お元気で……!」
最後にその背中に声をかけると、自らもすぐに踵を返し帰路へと着く。
あまりに唐突に、呆気なく訪れた別れ。だが、またいつか会える。
その確信があるから、変に湿っぽい別れ方だけは避けた。
いずれフォックスがリュメに帰ってくる時の為、部下達をまとめ、鍛え上げる。
この時すでに、ギルドと街の繁栄の為に注力しようという意志が固まっていた。
たとえフォックスが居なくても、やっていく。
その決意が、彼の足取りにも現れていた。
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