レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)ヴィップワースのようです
-
ナイフの刃と柄を交わした状態で、なおも言葉を紡ごうとしていた男から、
強引にナイフを弾いて大きく飛びのくと、デルタは再び距離を取った。
思わず身に着けているベストから露出した腕をさすり、肌が粟立ちはじめていたのを抑え込む。
爪'ー`)y-(今ので分かったろ、デルタ……こいつ)
(;"ゞ)(えぇ………かなり使いやがる)
気を抜いたらすぐにでも肩で息をしてしまいそうな程の疲労感、それが、
たった1合の立会いで、今デルタの身に一瞬で押し寄せていた。
('A`)「これが殺しの本職の力量……って奴さ」
(;"ゞ)「………褒められたもんじゃあ、ねぇさな」
('A`)「どうでもいい……さてお二人さん。俺の前に、無残な死骸を晒すとするか?」
爪'ー`)y-「………」
やはり、どうあっても引き下がるつもりは無いらしい。
たかだか数ヶ月分の生活費の銀貨の為か、それとも、暗殺者としての矜持か。
そんなものの為に、自分が死ぬのも相手が死ぬのも馬鹿らしい、フォックスはそう感じていた。
( "ゞ)(どうします…?)
だから、最大限にリスクを軽減し、誰もが損をしないようにこの場を収めようと、
再び口を開く。目配せを送ってきたデルタを手で制し、ナイフを持つその手を下ろさせて。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板