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月刊少女ξ ^ω^)ξちょwwwのようです
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┃┗━┫┏┓┃┗┛┃wwwww
┗━━┻┛┗┻━━┛
__,ィ ヽ. `ヽ. ☆四月号☆
, '⌒Y / 、ヽ ヽ ヽ.
/ / i /l/|_ハ li l i li ハ
. // 〃 /l i|j_,.//‐'/ lTト l、l j N i |
{イ l / l li // リ_lノ lル' lハ. ソ
i| /レ/l l l v' /\ /\イ !| ll,ハ 春の新連載祭り! 豪華三本♪
ハ| ll∧ハヽ ト、 '''' '''' /l jハ| ll ll
〃 ‖ レ'¨´ヽiへ. _ (_人_),.イ/|/ ノ ll l| ( ・∀・)恋実れ!のようです
ll ll { ⌒ヽ_/ } ー‐<.__ ′ l| ‖ それでも幸せなようです
‖ ‖ ヽ, /、 〈 |:::::::| `ヽ ‖ o川*゚ー゚)oとなりのとなりの王子様のようです
‖ {. ハ ヽ Y`‐┴、::::v l ‖
‖ |iヽ{ ヽ_ゾノ‐一’::::ヽ. | ‖もちろん読みきりも充実!?
‖ |i:::::`¨´-- :::......:...:.:.::.}| ‖
‖ |i::::::ヽ._:::_:::::::::::::::::::_ノ | ‖ (-_-)素晴らしい世界のようです
‖ |i::::::::::::i___:::::::::::/ | ξ゚∀゚)ξ神風強盗ジョルジュのようです
jj::::::::r┴-- `ー‐ '⌒ |
〃:::::::マ二 _,ノ
//::::::::::::i ー 一 '´ ̄::.
,','::::::::::::::i::::::::::::::::::::::i::::::ヽ そして今月の応募者全員サービスは『ξ ^ω^)ξちょwwwの膣内完全再現TENGA』だよっ☆
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乙 いいですね 心が温まりますね
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乙
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乙!ギコしぃほのぼのしてて可愛いな
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これすぐ次の話投下いっちゃっていいんですか?
会議スレで読む時間云々いってたので あれなら少し待ちますが
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楽しくやっていけている様子が微笑ましい
ブーンはシチューで何かあったのだろうか
面白かった、乙!
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>>47
すぐで大丈夫ですよ。
でも投下速度はもっと遅くて大丈夫です。自分が速すぎました。
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いい話すぎる乙
しぃがかわいい
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じゃあ投下します
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ξ゚∀゚)ξ神風強盗ジョルジュのようです
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( ゚∀゚)あー今日もどっかに楽して儲けられるうまい話転がってないかしら
|゚ノ ^∀^)もーまろんったら ウボハハハ
わたしは日下部ジョルジュ子
財布の中身と腹の肉を気にする普通の女子高生
隣の豚は親友の東大寺レモナ子
実は警視総監という一面ももつすごい子よ 耳の裏が臭い
('A`)仲がいいなお二人さん
( ゚∀゚)ドクオ
|゚ノ ^∀^)ドクオ
こいつは転校生の名古屋ドクオ 特徴は転校生ということ
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( ゚∀゚)これからレモナ子と映画を見に行くの ドクオもいく?
|゚ノ ^∀^)今日は女の子だけで楽しみましょ
('A`)ふん 俺はかえってオナニーするぜ 新作のTENGAが出たんだ
|゚ノ ^∀^)やだドクオったら オチンチンしごくなんて恥ずかしい
( ゚∀゚)ひそかにドクオに恋心を寄せてるなんて誰にも秘密だわ
|゚ノ ^∀^)ジョルジュ子がひそかにドクオに恋心を寄せてるって聞こえたけど空耳かしら
('A`)じゃあな
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【(*゚‐゚) (おにいちゃん、わたしのめんどうをみてくれるおにいちゃん)】
【(,,゚Д゚) (結局豚と牛両方買っちった。まぁ豚は俺が食って牛は二人が食えばいいだろ)】
【(,,゚Д゚) (*゚ワ゚) ( ^ω^) ひゃっほー!!!】
( ゚∀゚)感動して子宮が破壊された
|゚ノ ^∀^)感動で目からモイスチャーミルク
( ゚∀゚)特に
|゚ノ ^∀^)そろそろいきましょう
ウーウー
( ゚∀゚)あら 美術館の前にパトカーが盛りだくさん 何かしら
|゚ノ ^∀^)事件か 血が騒ぐぜ いってみようぜ
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そのための連載順かwwwww
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( ゚∀゚)どうしたんですか?
( ´∀`)これはこれは警視総監 実はこの美術館に盗難の予告状が
|゚ノ ^∀^)なんだと おい いますぐ見せろ
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
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/  ̄ ̄ ̄ ̄ /_____
/ 今日ここの美術館の/ヽ__//
/ 「女神の指輪」 / / /
/ 盗むんでシクヨロ☆ / / /
/ ____ / / /
/ / / /
/ じょるじゅより / / /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ / /
|゚ノ ^∀^)これは強盗ジョルジュからの予告状 あの野郎畜生 殺す
( ゚∀゚)最近話題のジョルジュね 怖いわね
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強盗ジョルジュとは、巷で噂のスーパーガール
美術館や銀行にさっそうとあらわれ、美術品や金目の物を強奪していく
必ず予告状を出す事で有名なの
一度2chに犯罪予告のスレを立てて逮捕されそうになったけど何とかしたらしいわ
その美しさからニュースでも取り上げられてるみたい うふふ
|゚ノ ^∀^)こいつはおもしろくなってきた
( ゚∀゚)頑張ってね
|゚ノ ^∀^)ええ やってみせるわ 今回こそ捕まえてみせる
( ゚∀゚)げへへへ
-
その夜 VIPおまんちん美術館前
( ´∀`)警視総監殿
|゚ノ ^∀^)メグレ警部、首尾はどうですか
( ´∀`)完璧です
( ´∀`)予告状には「女神の指輪」を盗むとありましたが、この美術館
( ´∀`)周囲は警官や元軍人、傭兵暗殺者などの精鋭2万4000人で固めてあります
( ´∀`)加えて「女神の指輪」は、テポドン数千発に耐えうる特殊な防弾ガラスの中
( ´∀`)さらに館内には強力なバリアや毒ガスなどのトラップを張り巡らせてあります
( ´∀`)おかげで誰も美術館に入れません
|゚ノ ^∀^)素晴らしい
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|゚ノ ^∀^)よっしゃいつでもこいや泥棒猫ちゃんよお
( ゚∀゚)すごい周到な用意ね
|゚ノ ^∀^)ジョルジュ子
( ゚∀゚)これならジョルジュが襲って来ても安心ね
|゚ノ ^∀^)まかせて かならずあいつを血祭りにあげるわ
( ゚∀゚)レモナ子ならヤれるわ
|゚ノ ^∀^)あなたは危ないから離れてて 不審者を見つけ次第殺害の許可を出してるわ
( ゚∀゚)わかったわ
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( ゚∀゚)困ったわあんな周到な用意してるなんて
( ゚∀゚)でもやりがいはあるってものだわ
( ゚∀゚)さて そろそろ私も動かなくちゃね
( ゚∀゚)ムーンライト メイクうp
キラキラキラニュバアアアン
ドリュンリュンバアアアアアン
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ξξξξ ふう
ξ゚∀゚)ξ
,,.ィ'''フ''''=、r'"~ ヽ、ヽ / i,, `ヽr''"`ヽ、ヽ、
,r'"´ ノ" )=、.,_ゝニ ノ,,..ィ'"´i ヽ、
( ノ ´ ̄ `Y"´ i
) __,,.. レ _,,,,、 j、、
r''ヽ. ,.ィ'''i" J ,,.ィ'"~ `'ヲ''ー-、ノ、 ヽ、
/ ,,.イ')'" 人 ,,l、 ノt ) `ヽヽ
/ / / `ゝ、 人 ,,イ jt、 ヽ i
f , ノ /、 `ー--;::-ニ"_,ゝ=---‐''" ノ ヽ、 ヽ t、、
)' f ノ ヽ、 r 、 f" `i´ ̄` Y `ヽ / ゝ-,ヲ''' )
. ( ,.ィ''ーr"~ ヽj ミi ! j' | / ,r" ft
ノ、,ノ ヽ, `i 、〉、.__,人,___,..イ、,i" j'' ( ,ノ j
( t、 l i ヽf Y ,j,. ,/ ) ,.イ´ ノ
fヽ ヽ、 l l ヽ、 .| ノ ,. / ,.イ '"ノ ノ
t i l、. t l 、j`ー‐‐'`ー="レ' j' // / ,/
ヽ、 i、 i l ヽ -ニ- ノ l /,,,,ノ ,ィ/
ヽ、`i `i、 l `i / ,l /-,=、ヽv
′ ヽ ヽ、 'i, 人 ヽ / ノヽ ノ''"Y,..ト-、
`i、,,..=,i、 / ヽ、 /=ィ''i'i''j" .`=(i-/、
ヽ ,f`i-、 / ヽ /.`ー=''''"t.___ (,,ノ=、
r-l =f,,ノゝ-''`=''フ i、:' " ゛ ` ,i' :. .l、 `ー=''=t_,i
説明しよう 日下部ジョルジュ子は見た目はただの女子高生だが
なんかアレになるとすごい力で美しい神風強盗ジョルジュに変身できるのだ
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ひでぇwwww
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人 おいあれをみろ
( ´∀`)あれはまさか
ξ゚∀゚)ξわたしだ
|゚ノ ^∀^)え ジョルジュ子じゃん 何してんの?
ξ゚∀゚)ξ
ξ゚∀゚)ξ違うわよ
|゚ノ ^∀^)なんだ違うのか
ξ゚∀゚)ξバレずに済んだ
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頭から陰毛生えてらっしゃるじゃねぇかwwwww
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oh…
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ハゲマッチョじゃねーかwww
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ξ゚∀゚)ξ女神の指輪頂きにきたわ
|゚ノ ^∀^)撃て
警備 ドパパパ
ξ゚∀゚)ξふん
|゚ノ ^∀^)腹筋で跳ね返しただと
ξ゚∀゚)ξこんなちゃちな弾丸ではわたしの腹筋は通らない
( ´∀`)おそろしい女だ
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ξ゚∀゚)ξべあああ
( ´∀`)まずい 警備のもの達がどんどん死んでいく
警官 たすけてくれええ
|゚ノ ^∀^)なんという強さこれは計算外 でもいっぱいいるし大丈夫
( ´∀`)あの指輪を奪う事はできない美術館に入る事は死を意味する
ξ゚∀゚)ξくったしかに指輪だけを奪う事はできないようね
|゚ノ ^∀^)観念のタイムか
ξ゚∀゚)ξここで諦めたら名がすたるぜ
-
|゚ノ ^∀^)諦めな お前にチャンスはない
ξ゚∀゚)ξそれはどうかしら
ばひょおおお
( ´∀`)なに 美術館が消えただと
ξ゚∀゚)ξ指輪が盗めないなら美術館ごと盗めばいい
|゚ノ ^∀^)いったいどういう事
ξ゚∀゚)ξこんなこともあろうかと細工しておいてよかったわ
( ´∀`)おい説明しろ
-
ξ゚∀゚)ξあらかじめ美術館の地下に巨大な穴を掘っておいた
ξ゚∀゚)ξそして昨日の実写版コナンの要領で美術館を浮かせた
ξ゚∀゚)ξ空中に飛ばした美術館を別働隊のヘリでキャッチして持ち去ったのよ
( ´∀`)こんなの絶対おかしいよ
|゚ノ ^∀^)実写版コナンひでえ
川 ゚ -゚)つーか昨日の見てない人には解りにくすぎるだろ不親切設計乙
俺 AAを用意しておいたのに何故か消えた
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ξ゚∀゚)ξじゃあ約束通り女神の指輪は頂いていくわ
|゚ノ ^∀^)まて
( ´∀`)逃げたぞ 追え
ξ゚∀゚)ξここまでくれば大丈夫ね
【'A`】おい
ξ゚∀゚)ξなんだコイツ
【'A`】おれは怪盗シンドバッドクオ お前のヘリの美術館は俺が頂いた
ξ゚∀゚)ξなんですって ばかな AAが適当すぎる
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【'A`】回収した指輪がこれだ
ξ゚∀゚)ξおい どうやって回収した トラップや毒ガスは
【'A`】
ξ゚∀゚)ξこのやろてめえ返せ
【'A`】指輪の穴オナニーきもちいよおお
ξ゚∀゚)ξドキン この感じ どこかで感じた事があるような
ξ゚∀゚)ξこの人 ドクオに似てるような まさかそんなね
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そのとき ドクオのカリ首に引っかかっている指輪から悪しきオーラが発動した
【'A`】なんだこりゃ
ξ゚∀゚)ξ指輪に憑依していた悪魔よ
ξ゚∀゚)ξあなたの恥垢に反応 融合して邪悪が解き放たれたのよ
( ^ω^)がるるる
ξ゚∀゚)ξあぶない 逃げて
( ^ω^)パンチ
【'A`】おっと ひらり
ξ゚∀゚)ξシンドバッドクオ!
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【'A`】なんて事だ 君はこの悪魔を封印する為に盗もうとしたのか
ξ゚∀゚)ξそのとおり
( ^ω^)なにをごちゃごちゃいっている
( ^ω^)くらえ 伝説の膝十字固め
ξ゚∀゚)ξきゃああ
【'A`】あぶない
シンドバッドクオはジョルジュをかばって瀕死の怪我した
ξ゚∀゚)ξああああ
-
ξ゚∀゚)ξなぜわたしをかばって
【'A`】初めてみたときからずっと好きだったんだ
ξ゚∀゚)ξ涙が止まらない
ξ゚∀゚)ξもう ばかね
ジョルジュは彼の唇に、そっとディープキスをした 塩辛の味がした
【'A`】おまえ
ξ゚∀゚)ξあいつはわたしが封印してみせる
( ^ω^)ばかな 愛の力で戦闘力があがっていくだと
ξ゚∀゚)ξくらいなさい 愛のエメラルドスプラッシュ
-
( ^ω^)ぺろおおお
悪魔は煙ふしゅーって出して封印された
ξ゚∀゚)ξよっしゃ封印した
m9ξ゚∀゚)ξあなたの瞳に☆チェックメイトよ
【'A`】えらい適当だな
ξ゚∀゚)ξいいのよ もう時間がないから
【'A`】なんの時間だよ
ξ゚∀゚)ξそれよりあなたも泥棒という事は
【'A`】ああ これからはライバルだな
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【'A`】今回はお前の勝ちだ この指輪はくれてやる
ξ゚∀゚)ξいいのか チンカスくせえし
【'A`】だが次あった時は容赦しないぜ
ξ゚∀゚)ξまって あなたの正体は
【'A`】お互い秘密は秘密にしとこうぜ
クックパッドはキンタマを広げムササビのようにして飛び去った
ξ゚∀゚)ξシンドバッドクオ か ジュン
-
次の日
|゚ノ ^∀^)おはようジョルジュ子
( ゚∀゚)おはよう 昨日は大変だったわね
|゚ノ ^∀^)また逃げられたけど次こそは捕まえて死刑台におくるわ
( ゚∀゚)頼もしいわ
('A`)よう
( ゚∀゚)ドクオ
|゚ノ ^∀^)ドクオ
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ひたすらにシュールですww
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すごい少女漫画だ…
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('A`)ジョルジュにシンドバッドクオか 強力な犯罪者が二人もいるとはな
|゚ノ ^∀^)マジでぶち殺したいわ
|゚ノ ^∀^)でもジョルジュがどことなくジョルジュ子に似てたわ
( ゚∀゚)偶然よ
('A`)おっと 石につまづいて
その瞬間 ドクオはジョルジュ子に倒れかかりディープキスの体勢になってしまった
('A`)ぶぢょおぬ
( ゚∀゚)きゃあ
( ゚∀゚)あれ でもこの塩辛みたいな味わいは
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そっとじゃねーだろそっとじゃwww
-
キンタマでか過ぎワロチ
-
|゚ノ ^∀^)お二人さんみせつけるね
('A`)おいおい なにいってんだ くそ おれは先に学校にいくぜ
( ゚∀゚)今の味わい……
( ゚∀゚)飯くいてえな
FIN
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終わりです 次の作者様投下をお願いします ラーメン
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突っ込みどころが多すぎるwwwwwwwwwwwwwww乙wwwwwwwwww
実写版コナンが酷いことはよく分かった
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乙wwwもう何から突っ込んだらいいか分かんねーよwww
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ぶっとぶなぁwwww
乙!!
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_('A`)_
l ( ) l 乙
ヽノω|..ノ
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なんじゃこりゃwwwww乙
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とんでもねぇバトン受け取っちまったwww
投下しますよ
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生まれて来た意味、生きて行く理由。
それさえ持って生まれたら、幸せになれると思ったんだ。
(-_-)素晴らしい世界のようです
(-_-)「醜い羽だね。とてもこの世のものとは思えない」
本来蜘蛛の巣にかかった蝶は、それはそれは儚くも美しいものだろう。
そんな固定観念を打ち壊す程に色褪せて、ボロボロに傷付いて、模様の狂ったその羽は、ただただ滑稽だった。
蝶は絡まる糸に抵抗する事もなく、目を閉じたまま、顔を上げて。
微笑んだ。
(# ;;- )「こんにちは」
盲目なのだと分かったよ。
こんな時に挨拶なんてね、自分の置かれた立場を理解してないのかな。
ましてや先程の皮肉に対しての返事がそれとは。
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泣きながら助けを乞われると思った。
なのに、待てども彼女は柔らかい笑みを浮かべるばかり。
“生”を諦めているのか、“死”を望んでいるのか。
恐らくは後者だ。
目の前に一筋の光が射しているのに、何を諦める必要がある。
(-_-)「待ってなよ」
(-_-)「今、助けに行く」
思えば最初は至極簡単で残酷な動機だったかもしれない。
“死”を望む君に“生”を植え付けてやりたかった。
なんて幼稚な嫌がらせなんだろう。
巣の主の不在を確認した後その場を離れる。
背に罪を、胸に蝶を、抱えて。
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傷が付かないようにと、全身に絡み付いた透明な糸を丁寧に解いていく。
醜いと思った羽は近くで見てもやはり醜かった。
(-_-)「ねぇ君、死にたいの?」
(# ;;- )「死にたくないから助けを呼ばなかったんです」
(-_-)「何それ。声を出さないと誰も気付いてくれないよ」
(# ;;- )「でも、貴方は来てくれました」
(-_-)「…あのねぇ」
この出会いを偶然と捉えるか、運命と捉えるか、それは僕次第なのだろう。
ふいに伸ばされた細い手が、確かめる様に僕の背中の羽に触れる。
「ありがとう」と言った。何か勘違いしてるんだと思う。
(# ;;- )「見えなくとも羽に触れれば分かります」
(# ;;- )「貴方はとても美しく、優しい蝶なのでしょう」
(-_-)「そんな事…ないよ」
無性に悲しくなって、怒りが込み上げて、でも嬉しくて。
息が出来なくなった事を、君は知らない。
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夏が来るよと森が騒ぐ。
命を震わせて叫ぶ蝉達の声は、短い障害を愛に捧げる為らしい。
見るもの聞くもの何もかもが初めてで、全てが光り輝いていたけれど、やがて慣れと煩わしさを覚えた。
(-_-)「うー…蝉がうるさい」
(# ;;- )「私は羨ましいです。蝶は歌を知りませんから」
(-_-)「歌?」
(# ;;- )「はい。歌です」
いつしか隣にいる事が当たり前になっていたこの子には、あの叫びが歌に聞こえるそうだ。
この不協和音が歌…ねぇ。
求愛行為ならば蝉の歌より、蝶の舞の方が良いよ。絶対。
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(# ;;- )「お腹すきませんか?」
(-_-)「別に」
(# ;;- )「そろそろ御飯にしましょう」
(-_-)「勝手にすれば」
(# ;;- )「花の蜜はお嫌いですか?」
(-_-)「僕は行かないよ」
(# ;;- )「…分かりまし」グイッ
(# ;;- )「…どうしました?」
(-_-)「あー…」
(-_-)「やっぱり僕も行くよ」
(-_-)「一緒に行ってあげる。だって君、一人じゃ危なっかしいんだもん」
(# ;;- )「…ふふ。ありがとう」
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むせかえる様な花の香りが花につく。
舌に染み込む花の蜜は甘くて、甘くて、吐き気を誘った。
(# ;;- )「美味しいですね」
(-_-)「(おぇっ)…そうだね」
(# ;;- )「私達のいる桜の木。あの木が恋をしたら、蝶の森へ行きましょう」
(-_-)「恋?」
(# ;;- )「はい。恋です」
(-_-)(恋…?あー、なるほど)
秋が来たらと君が言う。
見上げた木の葉は青青として、気持ちよさそうに風にそよいでいた。
そのまま死んでしまえば良いのに。
それにしても、なんてうるさい沈黙だろう。
愛の為に下手くそな歌を叫ぶ彼等に会いたくなった。
じきに夏が終わる。
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飛ぶ事の出来ない二人の頭上を、鮮やかな彩りの蝶達が飛んで行く。
あんなにも焦がれた羽にすら、今では疑問符が浮かんで止まない。
同じ色彩、同じ模様、
あれは果たして“美しきもの”か。
複雑な極彩色であるだけのそれは、酷くつまらないものに感じた。
そこには個性など微塵もなく、器用な模造が顔を並べている。
全部同じなら、誰でも良いんじゃないか。
(-_-)「初めて会った時、僕は君の羽を醜いと言った」
(-_-)「今でもそう思う」
(-_-)「でも」
(-_-)「僕は君の羽が好きだ」
色が褪せているのも、傷付いているのも、君が生きた証。
世界で唯一、一つしかない色。
なんて醜く、それ故に愛しい。
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(-_-)「…なんで泣くの」
(#。;;- )「…ありがとう」
ぽたり。
(-_-)「…何言ってるの」
(#。;;- )「ありがとう…」
ぽたり。
(#。;;- )「私も貴方の形が大好きです」
(-_-)
涙を流した君以上に僕が泣きたかった事、気付かないままでいい。
頭を撫でたらくすぐったいと子供みたいに笑うから、つられて笑ってやった。
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願いは届かず葉は紅く染まり、木々の渇きは潤される事なく落ちて行く。
秋なんて大嫌いだ。
蝶は行くべき場所を知ってるらしい、そう作られた。
何も知らずはしゃぐ君を連れて行く。
蝶の森へ。
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そこは極彩色の楽園だった。
そこは平穏と笑顔で溢れていた。
君によく似た色をした、数え切れない程の蝶達がひらひらと空を舞う。
僕等が足を踏み入れた途端、しんと静まり返る蝶の森。
みんながこっちを見てる。
コソコソ、コソコソ、蝶達の囁く声がする。
川 ゚ -゚)「ご覧よ、あの異様に長い手足を。あちこち尖った体を。まがまがしい柄を」
ノパ⊿゚)「なんておぞましい姿だ!あれは蜘蛛じゃないか!!」
(*‘ω‘*)「盲目の蝶が楽園に蜘蛛を連れて来たよ」
lw´- _-ノv「食らった蝶の羽を背に縫い付けているよ、きっと我々の事も食らいに来たんだ」
みんながみんな、滑稽なこの姿を見ては逃げて行く。
木の陰から広場に立ち尽くす異端の二人を見下ろしてる。
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(# ;;- )「蜘蛛?」
後ろでぽつりと君が呟いた。
何かを探す様に空中を泳ぐ手が、こちらへ伸びて来る。
真実に触れる為に伸びて来る。
(# ;;- )「何をおかしな事を」
(-_-)(やめろ)
(# ;;- )「そんなはずないじゃないですか」
(-_-)(やめてくれ)
君の手が伸びて来る。
伸びて来る。
伸びて来る。
伸びて、来た。
-
(# ;;- )「彼には確かに羽が」
指先が触れる。
腐り、乾き、脆くなっていた借り物の羽が、触れられた箇所から砂の様に崩れた。
驚きのあまり見開いた君の瞳、初めて見た。
(#゚;;-゚)
本来あるべき黒目はなく、全体が白く濁り、下手くそな御世辞すら飲み込ませた。
(-_-)(醜い、なぁ)
(-_-)(誰にも見られなくなかっただろうなぁ)
(# ;;- )
(-_-)「そんな顔しないでよ」
(# ;;- )
(-_-)「ごめんね」
(-_-)「やっぱり僕、蝶にはなれなかった…」
-
生まれた時から空を見上げてはあの美しい羽に焦がれていた。
蝶が好きだったのか、蝶になりたかったのか、それは分からない。
でもただ一つ確かな事、僕は蜘蛛だ。
('A`)『ほうら、あれが糸を張らない風変わりな蜘蛛さ』
(´・ω・`)『この間花の蜜を吸って吐いてる姿を見たよ』
(`・ω・´)『馬鹿らしい。自分が蝶だとでも思っているのか』
(-_-)
始まりは春の終わりだった。
これは君と出会うほんの少し前の話。
主が不在の巣に一匹の蝶が捕らわれているのを見つけた。
絡まる糸に弱々しくもがく姿さえ、儚くも美しいと思った。
迷わず助けに向かった僕に蝶は最期の力を振り絞り、「来ないで」と、「助けて」と、「死にたくない」と、叫んだんだ。
しばらくもしない内に、蝶は死んだよ。
やがて降り出した雨に濡れた巣は、皮肉にもキラキラと光り輝いていた。
どうしてだろう。目の当たりにした死を悲しむより、憧れを捨てられない。
夢の為ならいくらでも残酷になれた。
この羽が欲しい。
欲しい。
欲しい。
気が付いたら、自分の背中に羽を縫い付けていた。
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(# ;;- )『貴方はとても美しく、優しい蝶なのでしょう』
悪意のない君の言葉が胸に突き刺さる。
様々な形の感情が産声をあげて、芽となり心に根を張り巡らす。
君の声で夢を見た。
そして、君の手で目が覚めた。
君といる間だけ、僕は蝶でした。
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冷たい風が命の枯れる季節を運んで来た。
秋に想いを寄せた桜の恋は破れ、散り散りになって飛んで行く。
誇らしく咲いていたあの頃の見る影もなく、花々が朽ち果てていく。
結局花の甘い香りは吐き気を誘うばかりで、飢えを満たしてはくれなかったな。
もう二度とあの味を口にせずに済むのかと思うと、安心感すら覚えた。
(-_-)(やっぱり僕は蜘蛛さ)
体のどこにあるかも分からない心にはどす黒いものだけが積み重なっていく。
悲しい、苦しい、切ない、寂しい、死にたい、消えたい、会いたい…いつもこの辺で分からなくなって考えるのをやめるんだ。
空腹のせいだ。
目の前が霞んで来た。もうしばらく何も食べていない。
あの色とあの羽を失ったあの瞬間から、二度と狩りをしないと心に誓ったんだ。
ふと光る粉を振り撒く蝶を下から眺めては無意識にこう思う、なんと美味しそうな御馳走だと。
窶(やつ)れた細く長い自分の手足は、より一層蜘蛛らしかった。
(-_-)(やっぱり僕は蜘蛛さ)
(-_-)(蜘蛛なのさ)
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体が動かない。瞼が重い。
このまま眠ってしまおうか。
それがいい。
「こんにちは」
(-_-)「……えっ」
(# ;;- )
瞳を開く。
ぼやけた視界の中心で、君だけが鮮明に映し出される。
(# ;;- )「良かった。あれからずっと貴方を探してたんですよ」
(# ;;- )「やっぱりこの桜の木にいたんですね」
(-_-)「どうして…」
(# ;;- )「だって貴方はここが好きでしたから」
(# ;;- )「春も、夏も、秋も。私達はいつもここにいましたね」
いつしか君は冬が好きだと言っていた。
見た事がないから憧れるのだと、知らないからこそ愛する事が出来るのだと。
もうすぐ君の愛した冬が来る。
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(# ;;- )「どうしても会いたかったんです」
(# ;;- )「冬が来る前に」
何を言えば良いのか、夢幻ではないのか。
考えがまとまる前に君の唇から漏れた言葉が耳を通り抜ける。
優しい母の様な微笑みが一変、責める様な口調に。
(# ;;- )「どうして嘘ついたんですか」
(# ;;- )「本当の事を言えば離れていくとでも?」
(# ;;- )「貴方は私を信じてないんですね」
(# ;;- )「私だけには、本当の事を話して欲しかったのに」
その手が。
僕の指に触れる。
腕に触れる。
背に触れる。
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(# ;;- )「…そんな事言えませんよね」
頬に触れて、
(;_;)
涙に触れた。
(# ;;- )「ごめんなさい。ごめんなさい」
(# ;;- )「私が悩んだ以上に、貴方はどれだけ悩んだことでしょう」
(# ;;- )「貴方の事何も知ろうとしなかった」
(# ;;- )「貴方に嘘を吐かせていたのは、私」
(# ;;- )「苦しかったでしょう、悲しかったでしょう、辛い思いをさせて本当にごめんなさい」
(-_-)「!!」
ゆらりと揺れる違和感に気付いてしまった。
真偽を確かめる為に細い腕を引き寄せる。
片羽が、ない。
(;-_-)「なんだよこれ!蝶達にやられたのか!?」
いいえと彼女は首を横に振り、凛と言ってみせた。
これは、これこそが、自分が望んだ結果だと。
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『やっぱり僕、蝶にはなれなかった…』
(# ;;- )『待って下さい』
(# ;;- )『待って』
貴方の背中を追いかける足はあった。
引き止める手もあった。
あとは貴方を見失わない目さえあれば。
(# ;;- )『置いて行かないで下さい…』
貴方が去ったすぐ後、近くに足音を感じた。
蝶のみんなが木の上から降りて来たのだ。
『やれやれ、まさか醜い蝶が狡賢い蜘蛛に唆(そそのか)されて蝶の森へ連れて来るとは』
『美しく舞う事も子を残す事も出来ない上に、みんなを危険に晒したのか』
『蜘蛛が誰も殺さずいなくなって良かったぜ。あんな生き物早く死んじまえば良いのに』
みんな、笑ってた。
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私はそっと懐の中から、布で巻かれた物を取り出す。
もしもの時の為にと、今は亡き母に渡された物だ。
手の感覚で布を解いていく。風に吹かれて布が飛んでいく。
今このナイフは、太陽の光に反射して光っているのでしょうか。
それは綺麗なのでしょうか。
刃を背にあてがう。
誰にも邪魔されないよう、事は瞬く間に済ませた。
ざわめきがどよめきと悲鳴に変わる頃には、私の片羽は土の上。
地を紅く染め上げる。
(# ;;- )『貴方がたには見えなくても、私には見えます』
(# ;;- )『彼は誇り高き蝶です』
(# ;;- )『蝶の羽を持たぬ者を蝶ではないと言うなら、私は蝶をやめます!』
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この雰囲気好きだなあ
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(# ;;- )「本当は両羽を切り落とそうとしたんです」
(# ;;- )「でも」
思い出してしまったんです、そう彼女は続けた。
片方だけになってしまった傷だらけの羽を、大切そうにそっと撫でる。
星の色した粉がキラキラと宙を舞った。
(# ;;- )「生まれた時から盲目の私には、自分の羽の模様が分かりません」
(# ;;- )「けど、みんなが口を揃えて言いました」
(# ;;- )「醜い、と」
(# ;;- )「だからきっと、そうなのでしょう」
蝶はなおも話を続ける。
(# ;;- )「みんなと同じになりたいと、いつも願ってました」
(# ;;- )「人と違うこの羽が大嫌いでした」
(# ;;- )「醜いだけの羽なら、いっその事…」
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(# ;;- )「でも、貴方は言ってくれました」
(# ;;- )「醜いこの羽を、好きだと、言ってくれました」
(# ;;- )「私にはそれがとても嬉しかったんです」
(-_-)「…君は、馬鹿だね」
(# ;;- )「はい。馬鹿です」
ああこれは、救い様のない馬鹿なんだ。
永久に続くであろう平穏を脅かしてまで守りたいものだったのか。
群れからはぐれてどうなる、普通から離れてどうする。
なのに僕は今、嬉しくてたまらない。
(-_-)「いいの?あんなに蝶の森へ行きたがってたのに」
(-_-)「楽園なんでしょ?」
(# ;;- )「いいんです。あそこはあそこを楽園と呼んだ“誰か”にとっての楽園」
(# ;;- )「私はもう、私の楽園を見つけましたから」
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(-_-)「この裸になった桜の木の事?」
飾るもの全てを捨てた枯れ木は楽園と呼ぶには寂し過ぎるだろう。
君は口の端を上げて首を横に振る。
そして僕の左胸の鼓動にそっと触れて、言った。
(# ;;- )「私の楽園は、ここ」
めでたしめでたし、だろう。
御伽噺ならこれでお終いだろう。
安心した途端、糸の切れた人形の様に体の力が抜けて、倒れ込んだ。
思い出したかの様に襲いかかる空腹。
やせ衰えた足では、もう君と肩を並べる事すら叶なかった。
視覚のない分優れた彼女の触覚は、骨ばった体に触れてすぐに状況を理解したようだ。
(# ;;- )「こんなに痩せて…早く何か食べないとっ」
(-_-)「いいんだよ。もういいんだ…」
(# ;;- )「よくない!このままでは死んでしまう!」
目の前の存在が真実であると実感する度、不謹慎な歓喜に包まれた。
君は笑ってなんかいないのにね。
きっと、ただ側にいるだけで良かったんだ。
君がいて、僕がいる、それで良かったんだ。
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鳥肌が立ってきた
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(-_-)(蝶と蜘蛛はいつまでも幸せに暮らしましたとさ)
(-_-)(めでたし、めでたし)
頭に酸素が回らなくて、悲しげな顔をした君の懐から出された銀を、ほんやりと眺めてた。
刃には羽を切り落とした時に拭いきれなかった血がまだ痛々しく付着してる。
何が起こったのか、よく分からなかった。
突き立てられた鋭利なナイフの先端が、彼女の胸に静かに埋まっていく。
両手を胸の前に重ねた姿はまるで祈ってるみたいだった。
何が起きてるのか、よく分からなかった。
嘘みたいな赤い色が、嘘みたいに溢れ出した。
下手くそな平然を装った君は、痛みに眉をひそめて笑う。
(# ;;- )「私を食べて下さい」
“死ね”よりも、“嫌い”よりも。
どんな心ない言葉の暴力よりも、何よりも。
出来れば永遠に、聞きたくなんかなかった。
(-_-)「何…を、してるんだ…」
誇らしげに突き刺さったままのナイフを引き抜きたいのに、ナイフを包み込む小さな二つの手がそうさせてくれない。
君は言った、「これで良いんです」。
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(# ;;- )「いずれにせよ、この体は冬を越す事が出来ません」
(# ;;- )「本来私の一族は春に生まれ、夏に終わるのです」
(# ;;- )「皮肉な事に、私は普通を失い異常を患う事で、短い命を長らえる事が許されたのです」
少しずつ、少しずつ。
赤い滴が流れては土に滲んでいく。
(# ;;- )「命は何の為に生まれると思いますか?」
(-_-)「何…?」
(# ;;- )「初めて会った時、貴方は私に、私は貴方に言いました」
(# ;;- )「『死にたいのか』と」
(# ;;- )「『死にたくないから助けを呼ばなかった』と」
(# ;;- )「私にとっての“死”とは、生まれた意味がないまま終わってしまう事」
(# ;;- )「命の生まれる意味が子孫を残す事だと言うなら、それが出来ない私には、自らの命に意味が見いだせません」
(# ;;- )「そんなの悲しいから、生まれて来ておめでとうって言われたいから」
(# ;;- )「捕食者に食われ、血となり肉となり、それを私の生まれて来た意味にしたかったんです」
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(# ;;- )「…ただのワガママなんです」
(# ;;- )「私が誰かの命になるなんて、素敵な事じゃないですか」
(# ;;ー )「神様みたい」
そう言って、笑った。
何かに導かれる様にナイフに添えられた手に手を重ね、血に汚れる事すら厭わずか細い体を強く抱き締めた。
ああ、頭の中で音もなく蜘蛛の本能が理性を蝕んで行くのを感じる。
( _ )(なんて)
悲しくて、悔しくて。
( _ )(なんて美味しそうな)
こんなのは嫌なのに。
( _ )(御馳走なんだろう)
涙が溢れて、零れて落ちた。
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(-_-)「ずっと一緒にいよう」
(# ;;- )「はい」
(-_-)「二人で生きるんだ」
(# ;;- )「はい」
今、君の願いを叶えよう。
楽園へ連れて行く。今度こそ。
(-_-)「“ここ”へおいで」
白い首に針を突き刺した。
泣かないでと、どうか泣かないでと、頬を伝う涙が赤い手に拭われ、色を持つ。
最期の最後まで、どうして君はそんなにも綺麗に笑うの。
(#゚;;ー゚)「私、幸せですよ」
開かれ閉じた瞳にほんの一瞬、僕の姿が映った。
…そんな気がした。
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手を、口を、紅に染めた僕の姿を見つけ、知らない誰かが恐怖に震える。
空に沈んだ白い月だけが歯を見せて笑っていた。
手にした歪な模様の蝶の羽が視界に入る度、君との再会の瞬間が脳裏を駆け巡る。
(# ;;- )『こんにちは』
なんとなく、分かってたさ。
色褪せて破れた羽の、その理由。認めたくなくて見ないふりした。
本当はきっと全部分かってたんだ。
命にはいつか終わりが来るなんて分かり切った事。
今日すれ違った全てがいずれかは消える命。
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世界に君の愛した冬が来た。
降り出した雪が桜の木を励ます様に飾り付ける。
まるで地獄みたいな季節だ。
僕は息を濁して凍えながら、小さな穴の中に逃げ込んだ。
そこは暗闇と静寂が支配する空間。
今僕に語りかけてくれるのは、自分の呼吸と鼓動だけだった。
トクトク、トクトク。
左胸の鼓動に呼びかける。
(-_-)「聞こえるかい」
トクトク、トクトク。
君が笑った気がした。
(-_-)「君が冬を見れなくて良かった」
(-_-)「冬は寒いよ」
(-_-)「草花は枯れてるしね、この世の終わりみたいだ」
(-_-)「きっと君でも愛せないよ」
かじかむ手と手を握り合わせ、温もりを思い浮かべる。
二つが一つになるなんて、これほど虚しいものはない。
もう話す事も出来ない。触れる事も、記憶と妄想の中でしか。
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( _。)「君が僕の命の理由だったのに…」
やっと見つけたのに、どうして君はいないんだ。
たった一つの命を失っただけなのに、どうしてこんなに苦しいんだろう。
いくつもの無関心な命を見送って、死には慣れたつもりでいたのに。
自分が何の為に生まれて来たかって?
馬鹿だな。
君は、本当に、馬鹿だな。
生まれて来た意味なんて誰も持ってないんだから、そんなもの自分で決めれば良い。
必要なのは、生きて行く理由。
さぁ、僕は何の為に生きよう?
地獄の季節に耐えてまで、何を望む?
今生きてる、息をしてる。
きっとあるはずなんだ。
白い糸を体に巻き付けて、少しだけ眠ろうか。
瞼の裏に焼き付いた君の夢を見ながら。
次に目を覚ました時には世界が優しくなってる事を、願う。
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顔を照らし出す一筋の光に急かされ、瞳を開く。
随分と長い間眠っていたみたいだ。
もうじき果てるであろう衰えた四肢を引きずり、外の世界へと踏み出す。
大地を覆っていた雪はいつの間にか跡形もなく消えていた。
枯れた花の蒔いた種は新たな芽を育み、一度は命を亡くした桜も花を取り戻す。
ひらひら降り注ぐ鮮やかな彩りの波の中、僕はついに力尽きて倒れた。
(-_-)「……あ」
見上げた空には一面蝶の群れが飛んでいた。
とても懐かしいようで、知らない色。
虚ろな瞳に失いかけた光が返って来る。
(-_-)(そうか)
(-_-)(あったんだ)
(-_-)(地獄の季節を生き抜いた、理由)
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弱々しく伸ばした指と指のフレームに蝶の姿を捉える。
花びらと踊るその羽の、なんと美しい事だろう。
胸に熱いものが込み上げ、自然と表情が綻んだ。
なんてクソッタレで素晴らしい世界なんだろう。
(-_-)「ねぇ、幸せだったよ、でぃ」
(-_-)「僕は、満足だ……」
ぱたり、と。
何ものにも届く事なく落ちたちっぽけな掌。
一匹の蜘蛛を蝶達は指さしながら見下ろしていた。
「死んだ死んだ」と笑って。
満足だよ。また会えたんだ。
君とよく似た、あの色に―――
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(-_-)素晴らしい世界のようです 終
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終わりです。
次の乙女に届け!俺の下心がこもったバトン!!
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乙です 余韻が素晴らしい
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悲恋過ぎて生きるのが辛い……でも乙!!
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このダークライトな感じたまらんな
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うわあああああああ
乙!
これは悲しい
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おっと 次俺か
え どうしようwwwwギャップがwwww
では次からいきます
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( ・∀・)恋実れ!のようです
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( ・∀・)「初めまして!レディース&ジェントルマン
僕の名前はモララー
しがない魔法使いです」
( ‐∀・)「って言っても、魔法らしい魔法は使いませんけど」
( ・∀・)「迷える皆様の恋を、僕が全力でサポートします!!」
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Case 1:高岡ハイン
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三月
さよならの季節
三年生が居なくなって あの人が居なくなって
あたしは意気消沈
先輩の妹はいつも活発で、
先輩が楽しそうにしていたバスケを
先輩と同じ癖で 先輩と同じように楽しんでいる
あの子の先輩である私としては、そろそろ練習に参加しなければならないのだが、
どうもそういう気にはなれなかった
从 ゚∀从「……はぁ…」
从’―’从「ふえぇ〜?ハインちゃん、どうしたの?」
同級生の渡辺
同じ二年生で、幼馴染
もうすぐ三年になる
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从 ゚∀从「渡辺?……なんでもねーよ」
从’―’从「長岡先輩のこと〜?」
从 ゚∀从「……ッ」
从’―’从「ハインちゃんはわかりやすいね〜。ずぅーっとツーちゃんみてたよぉ?」
从 ゚∀从「……っせーよ」
从’―’从「だーから卒業式の時に告白しちゃえば?って言ったのに」
从 ゚∀从「出来るわけ、ねーだろ」
从’―’从「シャイなんだからぁ」
从 ゚∀从「あーうっせぇうっせぇうっせぇうっせぇ!!ほら、練習戻るぞ」
从’―’从「は〜い」
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長岡先輩
長岡ジョルジュ
男バスの部長だった先輩
部活の後輩 ツーの兄で、二人は仲良しだ
( ゚∀゚)「つーぅー!そっち終わったかぁ?」
(*゚∀゚)「見りゃわかんだろクソ兄貴!むしろ手伝えよ」
( ゚∀゚)「しゃーねーなぁ ハイン、何かやることある?」
从;゚∀从「えっ……あ、いや、大丈夫ですよ?すぐに終わりますから」
( ゚∀゚)「俺もう超腹減ってるから早く帰りてーんだ」
从;゚∀从「はぁ……」
( ゚∀゚)「だからな、仕事っ☆」
-
気さくで、男バスでも親しまれている先輩
バスケ部は男女で分かれてはいるが、活動場所は同じ体育館
元々、よく見かけるし よくこっちのことも気にかけてくれていたせいか、接する機会は多かった
ツーが入部してからは、顔を出す機会が増えた
引退してからも毎日のように部活に来ていたし、女バスvs長岡先輩 なんて、無茶な相手もしてくれた
あたしが気持ちに気付いたのは先輩が引退してからで、
しかも、渡辺に気付かされた
从’―’从「ハインちゃん 好きなのはわかるけど、試合中に長岡先輩ばっかりを凝視するのは感心しないなぁ〜」
反射で殴りつけて、ボール攻めにあった
自覚していなかっただけに、動揺の気持ちが多かった
***
从 ゚∀从(先輩が卒業した今、もう悩むことなんか何もないんだ)
从#゚∀从「オラオラチンタラしてっとボール取れねぇぞぉぉっ!!」
从 ゚∀从(今は部活に打ち込む それでいいんだ)
从’―’从「…………」
-
从 ゚∀从「気を付けー 礼!」
『ありがとうございましたー』
部活を終え、着替えに行く
後ろから渡辺がついてきた
从’―’从「ハインちゃーん」
从 ゚∀从「ん?」
部室に入り、ドリンクを持って、部屋の隅にあるベンチに腰掛けた
渡辺もロッカーから制汗剤とペットボトルを出してから隣に腰掛けた
从 ゚∀从「……なんだよ」
从’―’从「……明日ね、来るみたいだよ?長岡先輩」
………ドリンクを噴出さなかったことを褒めてほしい
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从;゚∀从「げふげふげふげふ……は?なんで来るんだよ てかなんでそれをあたしに言うんだよ」
从’―’从「ん?知りたいかなーと思って」
从;゚∀从「別にどーでもいいし てか来んなし」
从’―’从「素直じゃないなぁ」
从;゚∀从「いや、マジで」
从’―’从「ツーちゃんから聞いたんだけどね、長岡先輩、遠くの大学行くんだって」
从 ゚∀从「だからどうしたよ」
从’―’从「だからね、明日を逃すと、次会うのは四年後になっちゃうの」
从 ゚∀从「だからなんだよ」
从’―’从「ほっといたら、彼女出来ちゃうよ?ていうか大学なんて言ったら…」
从;゚∀从「みなまで言うな 聞きたくない」
从’―’从「じゃぁ」
从;゚∀从「ッ………」
-
そこまで純情な乙女じゃない
一人身の先輩が大学へ行ったら、どんな恋愛生活をするのか わからないわけがない
だがそれを考えるのは不快だった
知っている この感情が嫉妬であることくらい
見たこともない まだ何も起きていない しかし、いずれ先輩の隣を歩く 誰か が、妬ましくてならない
今目の前がどす黒い何かで染まるくらい 憎くてたまらない
知っている 甘酸っぱいとか言われる恋愛感情の裏側
所有欲と独占欲 嫉妬と羨望 情欲と下心
恋愛感情を構築するそれらの成分そのものが、それぞれの恋の形であることを
そして今自分が先輩に抱いている恋心も 例に洩れずそれらどす黒いものであることを
知っている
自分で不快感を感じる時すらある
気持ち悪いと思う
そんな気持ちを、先輩にぶつけたくない
でも、でも でも、でも ……
从 -∀从
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