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( ^ω^)Connect!のようです

129 ◆odYQuryqsQ:2011/04/03(日) 23:33:05 ID:1HVSHQb20
どん、と押されるようにして内藤は真後ろに倒れ込む。
竹刀の切っ先から放たれたのはただ圧縮された風。その塊。
その強烈な威力は内藤の体を真後ろに倒し、加えてドクオの右肩に減り込んだ。

鋭い痛みではない。
何か鈍痛が右肩を叩く。巨大な拳で殴られたかのような痛みがそこを中心に広がった。
ふいの衝撃は固めていた焦点をずらし、その攻撃を無に帰した。
全く関係のない大地を光が焼き尽くし、そして消えていく。

('A`;)(くっそ……)

ドクオの焦燥に内藤は笑う。

(;^ω^)「まだまだ、こんなもんじゃ」

('A`)(【風】だ。風を圧縮して、それをぶつけてきたんだ)

甘かった。まだまだ甘かった。
内藤の持つ遠距離型の攻撃が貫き懺悔一つだけだと思っていた。
そうだ、対ミルナ戦で見せた【風】の火力をもってすればこんなこと簡単にできる。
それに内藤が自分の欠点をいつまでも放置するわけがない。

('A`)(【雷】で補えないと気付いたから、【風】にシフトしたんだ)

二回戦が始まる前から危惧していた内容を、自ら補填した。それに成功した。

('A`)「…………」

('A`)(やっぱりこういうところ……ブーンなんだよな)


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