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ですがスレ避難所 その534

341避難所の名無し三等兵:2024/04/03(水) 17:44:15 ID:dSaqhdn.0
>>335
イーヴァル・ヒュイトフェルトの艦長が本国に送った報告書が流出したそうな。

件の防空戦は、3月9日夜間に断続的に4機の無人機相手に防空戦闘になった時の話だそうな。
撃墜許可が出たのでSAMを発射しようとすると、APARレーダーとデンマーク国産の戦術情報処理装置C-FLEXとの間で機能不全が発生して
30分を無駄にしたとのこと。
SAMが使用できなかったので2門装備しているオート・メラーラ76mm速射砲で対空射撃を行おうとすると、今度は発射した弾の半数ぐらいが
発射直後に早期爆発したとのこと。艦長は『弾は30年以上前に製造された腐れ弾だし、2005年式近接信管は実戦には使えない代物だった』と
報告書に記載したんだとか。

3月9日の不具合を受けてデンマーク本国やタレス社で善後策が検討されたものの、出撃中にどうにかできる問題ではなかったのか、
本国から艦長に示された対策は、『APARレーダーは捜索・追尾にのみ使用して、射撃管制には使用禁止。射撃管制やSAMの誘導には、本来は
砲側射撃指揮装置として積んでいるサーブ製CEROS200射撃管制レーダーを使用すべし。』だったとのこと。
これに対して艦長は、『以前から戦闘システムには様々な問題・欠陥があったのに、問題を見て見ぬふりをしてきたから、実戦でこんなこと
になっている。緊迫感をもって、早急に改善して欲しい』『こんな発砲するだけで命がけの欠陥砲弾を積んで敵性海域で活動させることは、
容認されるべきではない』と報告書で指摘しているそうな。

その後、現状じゃ紅海での任務に使える状態ではないと判断されたのか、4月中旬までの予定だった派遣期間を切り上げて、3月後半に
イーヴァル・ヒュイトフェルトは帰国が決まったそうな。
ttps://marineschepen.nl/nieuws/Deens-fregat-werd-aangevallen-in-Rode-Zee-maar-kanon-en-radar-werkten-niet-goed-020424.html


あと、独海軍ザクセン級のヘッセンがSM-2で米軍のMQ-9を撃墜しかけた事案(2発発射していずれも不具合で外れて海没)があったけれど、
ザクセン級もイーヴァル・ヒュイトフェルト級と同じNAAWS対空戦システムを積んでいるので、NAAWSに何か問題あるんじゃないかと邪推
されている模様。




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