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スタッカート!

644名無しのAA書きさん:2019/02/18(月) 19:56:48
◇移動、歩くシーン(山奥のしぃ先生を参考に)


◇カット、制約、工夫

移動しているシーン、特に歩くシーンは、少し気を使わないといけない気がします。
歩いていて、歩く距離を出したい場合、間を演出したい場合、文やコマを幾らか使わねばと思われがちで、結果ムダなどーでもいいコマが出来上がったりします。
それでそのどーでもいい、意味も刺激も足りないコマからは、やはり退屈さや、だらけすぎている感じが意図せず出てしまうんじゃないだろうか。

一番の解決方法は、移動するシーンを書かない。省略する。
Aにいる→移動を書く→Bに着く
Aにいる→次のコマでいきなりB
Aにいる→全く別の位置や人物などの視点、過去回想を挟む→B

など、そういうバラエティを出して、マンネリを防ぐ。
省略すれば全体のテンポがあがるし、無駄なシーンを書かなくていいし、ここの削り方が出来るかが一つの壁な気がする。
省略しすぎるとテンポが一本調子になるから、その時に生きた、意味のありそうな移動シーンを書く。


じゃあ、移動シーンってどう書くのか。
個人的に「これどうか?」って思うのが、良くある通学しながら他愛ない話をしているシーン。
これは何回も繰り返すほどに面白いシーンじゃないし、その面白なさを毎日の日常の平板さとして描いているって、いや退屈だろって思うけど。


じゃあそうなると制約をかけねばと思う。

例えば雨が降りそうな曇り空。傘を持っていない。とうとう振り出す。
という障害を入れれば、移動シーンに弾みや変化が生まれるし、通行しているのが二人ならそれが会話のスパイスに為り得る。そういうの。

一番、定番なのが時間のリミットを設ける。
ぶっちゃけ、遅刻しそうでダッシュしているシーン。
でも、それ自体が見慣れていて、その工夫自体がマンネリな思考停止みたいな感じもする。
もう、パンをはさみながら、ほどではなくても、朝飯をマッハで食べてダッシュして学校に向かう、ってもう、古典すぎてギャグ化してない?
今は、もう一つ何かしら作者のアレンジが必要な気がする。

終止線のペルの導入
ttp://www.kattehokannko.com/endline/1.html

こゆのなんか移動シーンを遅刻でダッシュで、定番に思わせるけど。
その定番の結果に、学校ではなく猫を助けるために急いでいたというズラシを入れることで、メリハリを生んでいる。
羊、未来予知と言った謎のアイテムを使って、シーンのマンネリを消そうとしているし、工夫しているなあ。
名作の導入。




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