したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

スタッカート!

525名無しのAA書きさん:2019/01/22(火) 06:48:41
648Now_loading...774KB2018/04/27(金) 00:20:38.18ID:MFzGV2XH

6年越しそばとインスタント

「どんぎつねがいない編」では、年越しそばにどん兵衛を、と提案する。
この手のCMは、十年位前から増え始め、確かに、年末のあわただしさの中でさり気ないイベントして使うならインスタントというのは一つの手だと思う。
のだが、同時に風流じゃないなぁ的な、味気なさを感じるのも確か。

そういうプラスチックぽさを、現代風なタッチで描いて、今の時代の年越しそばの在り方を提案したのが、本CMだろう。
カップルの二人は、実家に帰ることもなく、他の家族の一員を見せない。
人ごみの都会の街を映し、たった二人きりの帰路に、しかし救いのようなものを安堵感を覚える。
家族4人という単位で一気に作る、手作りの年越しそば、というのはやはり遠く、インスタントに温かみを感じさせる精一杯の構成だった。

思えば、江戸時代での年越しそば自体、蕎麦屋に出向いて食べるもので、家庭で紅白を観て手作りのそばを食べるという習慣は、それほど伝統的なものでもない。
自分で言えば、紅白Flash合戦を観つつ、夜中に一人でカップ麺というのは、覚えがあったりする。
そういう風に伝統は変質するもので、その伝統の変質に商機を見出すというのは、クリスマスのケーキのように、やぶさかではない。
恵方巻みたいになんだかマスコミ超主導な流れもなんだかと思いつつ、土用の丑の日のうなぎのかば焼きだって昔のうなぎ屋のCMみたいなもんだったんでしょ。とか。
伝統とはしたたかに、うねって積もっていくものなのだ。

<参照>
「年越しそば」料理シーン【衛宮さんちの今日のごはん】
ttps://www.youtube.com/watch?v=NdTzbgFWkas
これ、殆ど実写でやってもいいよね。って言うのをアニメでやることには、一つの価値があるのだろうか。部分だけを抜き出しているのでよくわからない。
手の込んだ料理法は、ファンタジーに思えるほどに、自分には縁遠いものだ。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板