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スタッカート!
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◇狭い視点
この作品では、主人公のモノローグ以外、登場人物の心情は語られない。
よくあるAのキャラの顔を写して心の声、次いでBのキャラの顔を写して心の声。という手法は取らない。
漫画(AA)の多視点の表現―読者はAの心もBの心も覗ける神様視点
(わたしの水着にみんなメロメロね)
∧ ∧
☆ノ^^ハ)) V/ (ヒンニュー。。。こいつぁ、貧乳じゃ)
ノリ Aエー 人
ι)`ー'〉 (((ハヾヽ
( ヽノ| ハBビーハル
し'_ノ (^(^>J
|ヽフ´)
し'l_ノ
ヒロインが何を思いそのセリフを喋ったのか行動したのか、親友は?
それは語られない。
だからヒロインの最後の行動までアレに対してどう対処するのかドキドキが続くし、物語の緊張の線になっている。
更に親友にも、奥行きある印象を与えている。
主人公とヒロインが遠泳を成功して満足しているのを見つめるその親友の顔。
そこに喜び以外のもの、羨望だったり寂しさだったり、そういうのを感じるのは妄想しすぎか。
前編で味のあるセリフもあるし、後編で二人と花火大会に行かないなど。
恐らく彼の心情にもう一歩踏み込むとわかりやすすぎるようになって軽くなってしまう、その絶妙の重さの塩梅で、親友のキャラやその変化が描かれている。
主人公と親友に永遠の友情を感じつつ、あのように物理的にも精神的にも近い状態は、決して続かない、今だけのものだと。
そう妄想できるのは、語りすぎない、からだろう。
それは先の家族の省略にも通じる。
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