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おもらし千夜一夜4
293
:
事例2裏「朝見 呉葉」と弱い心。@呉葉 1
:2015/05/11(月) 20:01:12
『う〜ん可愛いなぁ』
冷水機前でいつもの変態少女が『声』に出して悶えている。
さすがに大きな『声』ではないし、表情自体は崩してはいないわけだけど。
そして、その視線の先は……どうやら篠坂さんの様だ。
……。
仄かな苛立ちと呆れを感じて小さく嘆息する。
私は冷水機から立ち去り更衣室で早々に着替えを済ませ教室へ向かう。
体育で喉は渇いているが私には持参の水筒がある。
わざわざ並んで水を飲むことも無い。
<ゴクゴクゴク>
教室に戻り私は自分の席で水筒のお茶を飲む。
彼女……雛倉 綾菜(ひなくら あやな)は変態的な嗜好を持っている。
他者、特に可愛い子のお小水の我慢姿を見ること。
ただそれだけの変態な女の子ならまだ良かったのだけど、彼女は私と同じテレパシスト。
ただし、私のように特定波長の『声』を聞き取る能力ではなく、彼女の読み取れる波長は可変。
より細かく言えば自身と同波長の『声』を聞き取る能力。
正直言って使い勝手は私と同程度には悪い。
しかし、彼女の嗜好と結びつくと彼女にとっては有益な、他者にとっては非常に迷惑な能力となる。
私には通用しないから、私自身が危惧する必要はないのだけど。
それでも、その嗜好には強い嫌悪感を感じるし止めてもらいたい。
<ゴクゴクゴク>
「はぁ……」
2杯目を飲み干して嘆息する。
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