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おもらし千夜一夜4
17
:
事例6「紅瀬 椛」と夏祭り。-前編-②
:2014/04/17(木) 19:28:18
「雪――」<♪〜〜〜>
私の携帯の着信音が、私の声を遮る。非常に間が悪い。
私は、こっちに視線を向けた雪姉に「ごめん」と一言言って携帯を手に取る。
――一体誰が……ってまゆ…か。
そういえば見学会の後、一度も会話していない。
あの時は気を利かせてくれたようで、降りた時に居たのは“近づかないでオーラ”を放っていた朝見さんだけだった。
当然私も話しかけ辛かったので、極力見ないようにして帰った。
……。
私は意を決して、恐る恐る電話に応答した。
「……も、もしもし?」
「やっほ、もうすぐあやりんのところって祭りだよね?」
「……え? あ、うん」
「んじゃ、当日夕方5時くらいに神社の入り口のところ集合ね! バイバーイ」<…プープー>
……。
タイミング悪いのに加えて一方的過ぎる。
とはいえ、当たり前のように、そしていつも通りの態度で誘ってくれたのは凄く嬉しいのだけど。
「夏祭り友達といくの?」
電話の内容を聞いていたであろう雪姉が、私に問い掛ける。まゆ…声大きすぎる……。
本当は雪姉と行こうと思っていたけど、「姉と行きたいからパス」――なんてまゆに言えない。
それに、まゆと行くのも悪くないと思うし。
私は取り合えず声には出さず頷いた。
「そっか、私も梅雨子と鈴葉と一緒に行く予定あるけどねー」
――そうですか。
誘っていたところで撃沈だったと。
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