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★☆ 九州の温泉ニュース ☆★

451もぐさ ◆444/y93CDE:2006/06/29(木) 12:35:43
温泉の知識あれこれ(3) 脱日常生活
http://www.yomiuri.co.jp/tabi/domestic/kenkouhou/20060627tb02.htm?from=os1

温泉地で心身をリフレッシュするという古人の知恵

 春は就職、定年など人生のコースが大きく変わる季節です。自然界では山を越えて吹き降ろす
強いフェーン風が吹き荒れます。この「春の嵐」は乾いた地面から砂塵を巻き上げ、杉、松など
の風媒花の花粉も舞い上がらせます。花粉症の人たちにとっては悩みの種でしょう。

 のんびり「春眠暁を覚えず」とか「春うらら」を楽しむ一方で、「春の憂い」に苦しむことがあ
ります。人生の変化についていけない不器用な人や、花粉症などアレルギーの人は、これらが重
なっていっそう憂いが深くなります。

 日常生活とはまったく異なった環境の温泉地でしばらく過ごすと、温泉浴で憂うつがふっ飛び
ます。温泉の泉質は問いません。

 ただし、「あ〜あ、いい湯だな」という単なる温泉浴ではその効用はありません。温泉地には優
れた自然環境や歴史・文化、その土地で採れた山や海の幸、そして遊歩道や自然探索路などの運
動施設があります。これらの要素を組み合わせて、滞在プログラムとスケジュールをつくること
です。上手な温泉浴とほどほどの食を楽しみ、プログラムに沿って過ごすと、楽しく有意義な滞
在旅行ができます。

 温泉水につかると含有成分と皮脂で皮膜ができて肌を覆います。これが保温効果を高めますか
ら、上がり湯で流すと温泉につかった効果は失われてしまいます。浴後に湯冷めを防ぐため、肌
の水分をよく拭き、乾燥肌の女性は保湿剤、スキンミルクなどでケアをします。そして、からだ
の潤いを保つために水分を十分補給して静かに休みます。これで「湯上り美人」のできあがりで
す。

 古来、わが国には「湯治」の習慣がありました。これは昔の人の知恵で、農閑期や漁獲期の前に
は温泉地に転地をして、1か月間、仲間とともに過ごしました。その間、朝市でその土地の旬の
食材を求め、お礼参りに薬の神様であるお薬師さんに日参(歩行運動)していました。

 彼らは、温泉につかりながら仲間同士の「悩み」「体調の快・不快」などの会話の中で、健康
の学習をしていたのです。1年間の厳しいストレスや疲労から解放されて、心身ともに健康を取
り戻し、来るべき農繁期、漁獲期に備えました。

 昔の人は経験から栄養・運動・休養で健康づくりをしていたのです。

植田理彦


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