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★☆ 九州の温泉ニュース ☆★

1ものぐさ:2005/02/17(木) 03:14:05
温泉一般および九州の温泉に関するニュースを、ペタペタ貼り付け。
それらに対する個人的な意見や考えがある場合は、もちろんどうぞ。

139もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:00:31
200メートルの急坂を一気に 湯平温泉祭り・駕籠かきレース
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=05=23=747556=chokan

 温泉の恵みに感謝する湯布院町の湯平温泉祭り(大分合同新聞後援)の恒例行事
「駕籠(かご)かきレース」が二十二日、湯平温泉街であった。

 七人一組で人を乗せたかごを担ぎ、温泉街を通る石畳の急坂(約二百メートル)
を一気に駆け上がる祭りの名物。

 立命館アジア太平洋大学(別府市)の学生など町内外から参加した出場者は趣向
を凝らした仮装で登場。石畳独特の足場の悪さに苦戦しながらも、力を振り絞って
坂道を疾走した。全力を尽くして駆ける出場者に、見物客から大きな声援や拍手が
送られた。

[2005年05月23日08:52]

140もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:00:56
湯平“沸き立つ” きょうまで温泉祭り 駕籠屋も初登場
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=05=22=929917=chokan

 湯布院町湯平温泉街で二十一日、温泉の恵みに感謝する「第百二十六回湯平温泉祭り」
(大分合同新聞後援)が始まった。観光客らは、地元住民による趣向を凝らしたイベント
や、レトロな雰囲気が漂う町並みを楽しんでいた。二十二日まで。

 きらびやかな衣装を身にまとった幼稚園児らが温泉街の石畳を練り歩く「釈迦(しゃか)
稚児行列」で幕開け。湯平名物チンドン隊、湯平小学校鼓笛隊の演奏などがあり、温泉街
は祭りムード一色に。恒例の湯平劇団素人芝居では、地元有志が「白浪五人男」を熱演し
た。

 新企画「石畳浪漫(ろまん)街道」もあり、地元スタッフが江戸時代の衣装で「駕籠
(かご)屋」に挑戦。温泉街入り口からメーン会場までの石畳約二百メートルの間を、
二人一組でかごを担ぎ、観光客らを運んだ。

 二十二日は組対抗仮装行列や、人を乗せたかごを担ぎ、石畳の急坂を駆け上がる名物
行事「地獄の石畳駕籠かきレース」がある。

 また昨年十月から二カ月間、運行されたボンネットバスが一日限定の無料シャトルバ
スとして”復活”。JR由布院駅前と湯平温泉街(JR湯平駅経由)を三往復する。  

 祭り会場では、本年度の湯布院キャンペーンレディーに任命された嶋末悦子さん(23)
=町内川上=と、佐藤めぐみさん(24)=町内湯平=が湯平温泉をPR。二人は「これ
からもっと湯平の魅力を発見して、アピールしたい」と話した。

[2005年05月22日09:17]

141もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:01:21
加水など表示義務付け 温泉法規則が施行(河北新報社)
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/05/2005052401001787.htm

 各地で相次いだ温泉の不当表示問題を受けて、温泉施設内に入浴剤添加の有無などの表示を
義務付けた温泉法施行規則が24日、施行された。ただ旅館業者から「情報公開の内容が不十
分」などの声も上がっており、実効性があるかどうかは不透明だ。

 新たに表示を義務付けるのは(1)加水(2)加温(3)循環装置や循環ろ過装置の有無
(4)入浴剤の添加の有無とその名称。消毒方法−−の4項目。脱衣所など温泉施設内の見や
すい場所に表示するほか、都道府県に同じ内容を届ける必要がある。掲示項目に虚偽があった
場合、30万円以下の罰金となる。
 温泉の研究者や旅館業者でつくる温泉学会は3月、「表示内容に加水の割合や入浴剤の程度
など消費者にとって大事な事項が省かれた」として、温泉法の抜本的改正を求める抗議声明を
発表している。

2005年05月24日火曜日

142もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:01:46
温泉、「加水」「循環」を表示・改正温泉法施行規則施行(日本経済新聞)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050524AT1G2400124052005.html

 昨年相次いだ温泉の偽装表示問題を受け、消費者の信頼回復のため情報開示の内容を詳しく
した温泉法の改正施行規則が24日施行された。日本屈指の温泉地である大分・別府温泉の各旅
館ホテルは同日から「温泉カルテ」を掲示。入浴剤の使用などで一連の騒動の発端となった長
野県・白骨温泉の公共野天風呂でも、先月下旬から新しい表示板に切り替わっている。

 全国各地で昨年、水道水を足した湯を「源泉100%」などとする虚偽表示が表面化したが、改
正施行規則では温泉の成分表示だけでなく、「温泉に水を加えているか」「お湯を循環・ろ過
させているか」など4項目の表示を新たに義務づけた。表示しなかったり虚偽の掲示をした場合、
違反者は30万円以下の罰金を科せられる。

143もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:04:58
改正温泉法が施行 表示方式は混在 (朝日新聞/長野)
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=5407

 温泉施設の情報を利用者に分かりやすく伝えることなどを目的とした改正温泉法が24日、
施行された。改正法が新たに対象にした4項目の表示にとどまらず、県と県温泉協会はそれぞ
れ独自の表示制度を設けたほか、温泉地の組合ごとに独自の対応を始めた所もある。温泉の信
頼回復を目指して始まった情報開示は、さまざまな方式が混在する形となった。

 今回の改正法の施行では、これまで表示が義務づけられた項目に加え、(1)温泉に水を加
えているか(加水)(2)温泉を温めているか(加温)(3)循環式かかけ流しか(4)入浴
剤、殺菌剤使用の有無――の4項目の表示を義務づけた。表示しなかったり、虚偽の表示をし
たりした場合は、30万円以下の罰金が科せられる。

 一方、法改正に先駆けて県は昨年11月、県が独自に定めた項目を表示する温泉施設に対し、
認定証を交付する制度を始めた。表示項目は、(1)源泉名(2)源泉の湧出地(3)湧出量
(4)湧出形態(5)温泉施設の浴槽数など(6)源泉から湯を引く方法(7)加温・加水の
有無(8)循環式かかけ流しか(9)湯の交換状況(10)浴槽の清掃状況(11)殺菌処理
の有無(12)レジオネラ菌の検査の状況(13)温泉の採取場所と分析時期――の13項目
にも及ぶ。

 信州ブランド・観光戦略局の武田雅宏局長は「白骨温泉の入浴剤問題で揺らいだ信頼回復の
ためにも、県がより細かい表示を行う施設を認定することで、信頼できる温泉づくりを支援し
たい」と言う。

 ただ、県が認定制度を「安心・安全・正直な信州の温泉」とアピールしたことに対し、各地
の温泉施設からは「県の認定を受けない温泉は、偽物といわんばかりだ」などと反発の声も上
がっており、今のところ、この制度で認定を受けたのは10施設にとどまっている。

 県内に約1800ある温泉施設のうち、半数以上が加盟する県温泉協会も独自の表示方式を
設けた。改正法で義務づけられた4項目に、源泉から湯を引く方法を加えた5項目の表示を求
めており、会員の1148施設のうち約7割の788施設(23日現在)が、この方式を採用
するという。

 同協会の中山茂樹会長(下高井郡山ノ内町長)は「利用者はそれぞれの温泉を信頼して利用
してくれる。細かい表示をしていれば信頼できるというのではない。表示に頼らない本当の意
味での信頼できる温泉づくりが大切だ」と指摘する。

 温泉旅館組合ごとに独自の対応をしている所もある。野沢温泉旅館組合(同郡野沢温泉村)
と別所温泉旅館組合(上田市)は、4項目に加え、(1)浴槽名(2)循環装置の有無
(3)湯の入れ替え頻度(4)消毒の有無(5)新湯の注入量(6)湯の注入温度(7)浴槽
温度(8)レジオネラ菌検査の状況(9)源泉名(10)源泉所在地(11)湧出形態
(12)泉質・湧出量(13)泉質名(14)掲示用泉質名(15)源泉から湯を引く方法・
距離――の計19項目を表示。「県の認定制度より分かりやすいものを目指した結果」(森行
成・野沢温泉旅館組合長)と説明する。

 入浴剤問題で揺れた白骨温泉旅館組合(松本市)は、県の制度導入を一時検討したが、最終
的には各施設が改正法に従って表示することになった。齋藤康行組合長は「将来的には認定を
受ける方向で検討したいが、項目を巡って、県側との間で考え方が合わなかった」と話してい
る。
(5/24)

144もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:05:29
県:きょう“温泉改革の日” 法改正で表示変更−−「考える会」別府で開催 /大分(毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20050524ddlk44010253000c.html

 温泉に水を加えているかなど、新たな泉質表示などを義務付ける温泉法施行規則改正が24日
行われる。県はこれを受けて同日、温泉をテーマにしたパネルディスカッション「湯の国おおい
た 利用者にやさしい温泉宣言」を午後1時半から別府市青山町のべっぷアリーナで開く。温泉
に詳しい学識経験者らを招き、一般を対象に分かりやすい表示や今後の温泉地の在り方などを探
る。

 当日は、テレビ東京の番組「テレビチャンピオン温泉通選手権」で3連覇した温泉研究家、郡
司勇さんが基調講演。この後、郡司さんや温泉に詳しい松田忠徳・札幌国際大観光学部教授ら5
人が「これからの温泉地に求められるもの」をテーマに意見交換する。別府市内の大手ホテルな
どが浴槽内の成分検査などを基に独自に始める「温泉カルテ」の取り組みの報告もある。

 従来の温泉表示は、源泉の成分や入浴上の注意事項、入浴を避けるべき禁忌症の記載を義務付
けただけだった。しかし、全国各地で温泉の偽装表示が昨年問題化。これを受け環境省は、加水
や加温、温泉の循環利用、入浴剤を加えたり消毒している場合はその理由などの掲示を義務付け
ることにした。各施設は地元保健所に表示内容を届けた上で、施設内に掲示し、違反があれば罰
則(30万円以下の罰金)もある。

 県内では1052施設が温泉の公共利用許可を得ているが、実際に営業しているのは約900
施設とみられ、県は6月に掲示状況を調査する方針。大会は参加無料。問い合わせは、県観光・
地域振興局(097・536・1111、内線2122)。【藤原弘】

毎日新聞 2005年5月24日

145もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:06:00
別府「温泉カルテ」掲示スタート 大分方式全国へ発信 (西日本新聞)
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/morning_news007.html

 全国で相次いだ温泉偽装表示を受け、加水や加温などの表示を義務づけた温泉法の施行規則改正
に合わせ、大分県別府市の温泉入浴施設二十五カ所が二十四日、同法が義務づける表示内容以上の
情報を入浴客に提供する「温泉カルテ」の掲示を始めた。カルテのユニークさをアピールする記念
フォーラム「湯の国おおいた・利用者にやさしい温泉宣言」も同市内で開かれた。

 温泉カルテは、同市の旅館ホテル組合連合会が偽装表示防止を目的に設立した「別府八湯温泉
品質保証協会」(会長・由佐悠紀京大名誉教授、三十二施設)が作成。浴槽の成分分析表示のほか、
温泉通などでつくる“温泉Gメン”による「つるつる感」「苦み」などの感覚評価をグラフなどで
盛り込んだのが特徴。

 由佐会長は「温泉の特徴を感覚や数字で表示できた。より多くの施設で採用してもらい、大分県
から全国に広げたい」と意気込み、同協会は本年度中に八十施設以上への導入を目指している。

 フォーラムは温泉カルテを基にした「大分方式」の温泉表示の普及を目指す同県の主催で、約三
百人が参加。温泉研究家の郡司勇氏が「温泉の観察と表示の関係」の演題で基調講演し「カルテは
色、味、においといった入浴時に感じる要素が分かりやすく表示され、温泉をより楽しめる」と評
価した。

 続くパネルディスカッションでは、旅行・ホテル業界や温泉文化の専門家ら六人が「温泉地は今
何をすべきなのか」などについて意見交換。「若いお客さんにきちんと向かい合うことが大事。カ
ルテはどう告知していくかがカギ」「別府は湯量や泉質が素晴らしいのに、循環や加水に頼ってき
た。時代が変わっていること認識すべきだ」などの意見が出た。

2005/05/25

146もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:06:25
別府温泉カルテ掲示スタート (朝日新聞/大分)
http://mytown.asahi.com/oita/news01.asp?kiji=5807

 改正温泉法で温泉成分の新たな表示が義務づけられたのに合わせ、別府市の宿泊施設で24日、
独自の「温泉カルテ」の掲示が始まった。温泉マニアが評価した湯の感覚や浴槽内の成分分析ま
で盛り込んだ点が特徴。関係者は「世界有数の別府の泉質をPRするチャンス」と期待している。

 改正温泉法は、全国の温泉地で相次いだ不当表示対策として、加水や加温、入浴剤の使用、湯
の循環装置の有無を明記することを義務づけ、同日施行された。

 温泉カルテはこれらのほかに、肌触りやにおい、味などの特徴を解説。特徴的な成分をグラフ
で分かりやすく示している。

 市内の旅館経営者や研究者でつくる別府八湯温泉品質保証協会が評価し、市観光協会が各施設
に授与する仕組みだ。

 実際に湯を評価するのは、500湯以上の入湯経験がある県内外の約10人。品質保証協会か
ら「温泉Gメン」として任命されている。その一人で、県産業科学技術センター研究員の斉藤雅
樹さんは「浴槽内の成分もあり、厳密な表示方法。泉質に自信がないとできない」と話す。

 国が認定した「観光カリスマ」で、同市でホテルを営む鶴田浩一郎さんは「別府には偽装する
必要のないほどの湧出(ゆう・しゅつ)量がある。新しい表示は本物の湯をアピールできる絶好
の機会」と力を込める。品質保証協会は、今年末までに市内80施設でのカルテの掲示を目指し
ている。

(5/25)

147もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:07:40
温泉法施行規則が施行 鹿県350施設が届け出
温泉に「加水」「循環」など表示義務(南日本新聞)
http://www.373news.com/2000picup/2005/05/picup_20050525_5.htm

 各地で相次いだ温泉の不当表示問題を受け、温泉施設内への入浴剤添加の有無などの表示と
都道府県への届け出を義務付けた、温泉法施行規則が24日、施行された。鹿児島県内では、
県が把握する公衆浴場、旅館やホテル約780施設のうち、23日までに、施行規則に該当す
る約350施設が、表示、届け出を済ませている。

 新たに表示を義務付けるのは(1)加水(2)加温(3)循環装置や循環ろ過装置の有無
(4)入浴剤の添加の有無とその名称。消毒方法−の4項目。脱衣所など温泉施設内の見やす
い場所に表示し、同じ内容を届ける必要がある。掲示項目に虚偽があった場合、30万円以下
の罰金。4項目中1項目も該当しない天然掛け流し式の温泉施設は、施行規則の対象とならな
い。
 鹿児島県はレジオネラ菌集団感染問題などを受け、公衆浴場法、旅館業法による県施行条例
で厳しく「消毒」を求めているため、大半の施設が新たに表示を義務づけられそうだ。
 県内の温泉業者からは「『消毒』と表示することで、逆に不安をあおる。県の指導で消毒し
ているのに」と不満も。温泉地の旅館業者の1人は、「天然掛け流し式でも夏場だけ水を加え
ており、源泉100%といえなくなる」と複雑な表情も見せる。
 一方、妙見温泉観光協会の只野公康会長は「地域に循環式の温泉はなく大きな影響はない」
と言う。「これまで利用者にとって不明確だった部分が表示されることで、安心感を与えられ
るだろう」と話した。県は今後、14保健所が立ち入り調査などをし、正しい表示を調べると
ともに、県内に5人いる公衆浴場等監視指導員がチェックする。

[2005 05/25 08:15]

148もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:09:06
温泉法施行規則改正 白骨温泉ルポ(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050525/mng_____tokuho__000.shtml

 “温泉”をうたいながら公共露天風呂に入浴剤を入れていたことが発覚した長野県・白骨温泉。
二十四日に施行された環境省の改正温泉法施行規則に基づき成分表を掲げ信頼回復を図るが、田
中康夫知事がPRする県独自の認定制度には実は応じていない状態だ。法の改正内容にも不備が
指摘される中、全国の温泉の信頼は回復されるのか。 (藤原正樹、吉原康和)

 「問題が発覚した昨年七月、心の底から怒っている客の電話が何件もあった。当時の組合長や
自分の旅館が入浴剤を使っていた村長は、辞めなければまわりが納得しなかった」

 白骨温泉旅館組合の斎藤康行組合長は、嵐のような批判にさらされた昨年をこう振り返る。

 問題の発端となった公共露天風呂は、先月二十八日から再開した。湯加減はぬるめで、湯はほ
ぼ透明だ。「二年前に来たときは乳白色だったけど、今は透明。温泉なんだから天然のままでい
いんじゃない」。兵庫県明石市から来た女性客(61)は、満足そうに話す。

 その一方で川崎市の男性客(48)は「白骨といえば乳白色なのに、なんか物足りない感じ」と
不満顔で「色をつけたがった動機は理解できる…」。

 白骨温泉のほとんどの旅館の風呂は、自然のままでも乳白色だ。公共露天風呂など源泉が異なる
例外的な一部の風呂が白骨のイメージに合わせようと“色”をつけたのが問題の背景だ。

 公共露天風呂は今月末まで無料とあって、平日にもかかわらず入浴客は途絶えない。斎藤氏は
「それでも事件のダメージは大きく、客数は二年前の全盛期の半分程度」と漏らす。

 旅館を切り盛りする辞職した元村長の長男は「一部報道で誤解したのか、うちの乳白色の湯を見
て『まだ入浴剤を使っているの』という人もいる。こっちが本当の色なのに」と深い後遺症にうん
ざり顔だ。

 改正温泉法施行規則は、新規則として「加水、加温、浴槽の循環・ろ過、入浴剤・消毒の有無と
理由」について掲示することを求めている。これに対し斎藤氏は「基本中の基本の内容。組合では、
もっと基準を上げている」と強調する。

 同組合では、事件直後から、従来あった源泉の状態表示に加え、浴槽の加水や加熱などを表示し
ている。「内容が煩雑すぎず利用客にとって必要十分な情報提供」と元村長の長男も胸を張る。

 しかし、白骨温泉旅館組合は、田中知事が「消費者の視点に立った信州モデル」と打ち出した
「『安心、安全、正直』な信州の温泉表示認定制度」の認定を受けていない。

 この制度は、浴槽内で源泉の占める割合の提示やレジオネラ菌対策など十三項目を認定基準とす
る。同県在住で作家の玉村豊男氏らが委員として基準づくりに携わった。

 斎藤氏は「殺菌処理項目がネックになり、県内のほとんどの業者が認定を申請していない。白骨
の成分と塩素は相性が悪い。塩素を入れれば、成分が変わり沈殿してしまうという指摘もある」と
説明する。

 別の温泉旅館経営者は「県の基準は理念が優先し現実に即していない。小さな浴槽で湯量が潤沢
な温泉だけが基準をクリアできる。大浴槽で基準をクリアするには塩素を入れなければならないが、
それでは塩素だらけのプールと変わらない」と抵抗感を示す。

 温泉客に聞いてみた。

 東京都練馬区の男性客(80)はこう首をかしげる。「なるべく厳しい基準を設けた方が、管理が
よくなったというアピール力があるのに。白骨はなぜ受け入れないのかね」

 白骨温泉が、全国に広がった“温泉不信”の震源地だったため、鳴り物入りで設けられた長野県の
認定制度や改正温泉法施行規則だが、これで本当に利用者の信頼回復はできるのか。

(>>148につづく)

149もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:10:03
(>>148よりつづき) ※>148では、レス番間違えました。

 同制度に基づく認定施設は二十四日現在、県全体で十カ所にとどまっている。

 長野県の担当者は「ゴールデンウイーク明けから、県内の温泉地を回って制度の説明会を開いてき
たが、結果的に制度の趣旨が徹底していなかった。われわれの努力が不足していたのかなあ、という
反省はある。これから申請が増えると期待している」と現状を説明し、白骨温泉についても「待って
います」と期待を寄せる。

 “謙虚な”姿勢を見せる県当局だが、県内の温泉業界の受け止め方は複雑なようだ。同県温泉協会
の中山茂樹会長(山ノ内町長)は「認定制度が進まないのは表示項目が多すぎるから。国が義務付け
ている表示基準をクリアすれば十分で、あえて県の認定を申請しなくてもいい、と考えている温泉旅
館は多い」と明かし、暗に、業界が県側へ不満感を持っていることを代弁する。

 「非常に残念なこと。一連の騒動は白骨温泉から始まり、法整備のきっかけになっただけに、長野
県が独自に認定することは消費者に向けて一定の重みがあるはず。知事のためではなく、国民のため
にも『長野モデル』をつくってもらいたい」と指摘するのは札幌国際大学の松田忠徳教授(温泉学)だ。

 改正された温泉法施行規則そのものへの不備を指摘する声も少なくない。

 環境省の担当者は「情報提供を充実することによって、昨年の一連の温泉騒動で失墜した信頼の回復
が図れれば」と改正意図を説明するが、温泉学会会長の保田芳昭・関西大学名誉教授は「国の表示基準
では、温泉にどれだけ加水しているかの割合は書かなくてもいい。これでは、源泉に対する割合(源泉
率)が消費者にはまったく分からない。極論すれば源泉率が1%でも通用してしまいかねない。環境省
の基準は生ぬるい」と指摘する。

 さらに「消費者にとって重要なのは湯船に入った時のお湯の中身(成分)。成分分析にかかるコスト
も利用者が払っている入湯税で十分まかなえる」と提言する。

 前出の松田氏は「表示をするという意味では一歩前進」と評価しながらも「業界の状況を考えると遅
過ぎた。一度失った信頼の回復は容易ではなく、温泉離れもすぐには元に戻らないだろう」と分析する。

 そのうえで「加水率が一割の旅館も九割の旅館も法的に明らかにならないのでは温泉経営者の真摯
(しんし)な努力を無にする危険性がある」と批判する。

 しかし、環境省の担当者は「今後、新たな改正は考えていないし、抜本的な見直しをした上での新法
の制定もありえない」との見通しを示す。

 こうした国や地方の取り組み姿勢をみながら松田氏はこう訴える。「温泉文化は一言で言えば消費者と
温泉旅館業者との信頼関係。一連の問題で消費者の見方は非常にシビアになっている。法律うんぬんはと
もかく、徹底した情報開示をしない業者は消えていくしかないだろう」

150もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:10:37
“本物の温泉”アピール あわらの旅館など30施設(県民福井ニュース)
http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/fki/20050525/lcl_____fki_____006.shtml

 温泉成分に影響を与える項目を追加して掲示することを義務付けた改正温泉法施行規則が
二十四日に施行されたのに伴い、あわら市の芦原温泉街にある旅館では、県の調査結果を受
けて脱衣場などに加水や加温の理由などを明示した温泉利用状況表を掲示した。旅館関係者
は「温泉の状況がより明確になることで“本物の温泉”を広くアピールしていきたい」と話
している。 (川口 信夫)

改正法規則施行に伴い

 昨年、芦原温泉など全国各地で起きた「温泉」の不当表示問題を受け、環境省が同法の施
行規則を改正。温泉利用施設では、加水、加温、循環装置の使用、入浴剤・消毒処理を行っ
ている場合、その趣旨と理由の掲示が必要として四項目の掲示が追加された。

 県では、温泉施設「セントピアあわら」と旅館(企業・団体の保養所を含む)二十九軒の
計三十施設から温泉利用状況に関する届け出を受け、芦原温泉泉源保護協会の協力を得て、
旅館などで状況確認調査を実施し、届け出内容に偽りがないかをチェックした。

 この結果、一部で修正個所があったものの、三十施設の温泉利用状況に問題がないことを
確認。各旅館は脱衣場など目に付きやすい場所、温泉を引いている個室などに温泉利用状況
表を張り出した。

 同温泉では入浴剤を使用している施設はゼロだけに、入浴剤使用と消毒処理を別項目に分
け、計五項目の表示になったという。

 今回の改正では利用状況表を掲示しなかったり、掲示内容に虚偽があった場合、罰則(三
十万円以下の罰金)の対象となるのが特徴。

 今後、あわら市も温泉利用状況を詳細にするため独自に調査し、六月中旬をめどに温泉マ
ーク入り認定証の改訂版を作成する予定。同市では「安心して楽しめる温泉であることを知
ってもらいたいため」と話している。

151もぐさ変人:2005/05/25(水) 20:11:04
きょうから「加水」「加温」など表示義務づけ 「まず信頼」道内の温泉歓迎 【写真】 
(北海道新聞) 2005/05/24 09:01
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050524&j=0022&k=200505244441

 温泉法の施行規則が二十四日改正され、各温泉施設は加水、加温をしているか、その理由は
何かなどの掲示が義務付けられる。昨年、全国の有名温泉で不当表示が相次いだことなどを踏
まえた措置で、道内の温泉地では「情報開示は利用者の信頼につながる」と前向きに受け止め
る声が多い。ただ、少量の水を加えて熱いお湯を冷ます場合も加水と断る必要があるため、こ
れを嫌い湯温を下げる熱交換器を導入する温泉施設も出ている。

 施行規則の改正により、温泉施設が《1》加水《2》加温《3》循環装置の使用《4》入浴
剤添加、消毒処理−を行っている場合、その事実と理由を利用者の目につく場所に掲示しなけ
ればならない。

 同時に、地元の保健所への届け出が必要で、掲示をしなかったり、虚偽表示をしたりした場
合は三十万円以下の罰金が科せられる。

 この改正に対し、道内の温泉地では「適正に表示していくことでイメージアップにつながる」
(登別観光協会)、「今の時代に表示するのは当然の流れ」(釧路管内弟子屈町・川湯温泉旅
館組合)などと歓迎する声が主流だ。

 函館湯の川温泉旅館協同組合はすでにインターネット上で「放流式」「循環ろ過式」など温
泉施設の情報を公開しており、今回の規則改正にも「抵抗感はない。公開して利用客の信頼を
得ていきたい」という。

 一方、札幌市の定山渓温泉の第一寶亭留(ほてる)・翠山亭は昨年十二月に新設した浴場に、
熱交換器を導入した。細いパイプの中に湯を流し、パイプの周りに水を循環させる仕組みで、
六○度以上の源泉を四○度強に下げて湯張りしている。「源泉100%」をアピールし、差別
化を図るのが狙いだ。

 同温泉のホテル山水も来月早々、熱交換器を据え付ける。同ホテルではこれまで夏場の湯張
りの時、少量の水を加えてきた。二宮●磨社長は「お客さんが源泉100%で喜んでくれるな
らば、そのほうがいい。中途半端にはしたくない」と話している。

(注)●は「手へん」に「契」

152もぐさ変人:2005/05/25(水) 22:59:28
泉質一目安心の湯 「カルテ」掲示別府で始まる(大分合同新聞)
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=05=25=299363=chokan

 温泉法施行規則の改正に伴い、県内の温泉地でも二十四日から温泉表示が変わった。別府市では
法の枠を超えて別府八湯の優れた泉質をアピールする「温泉カルテ」の掲示が始まった。同市のべ
っぷアリーナで温泉カルテの授与式と、誰もが安心して入れる温泉地づくりをアピールするイベン
ト「湯の国おおいた 利用者にやさしい温泉宣言」が開かれた。

 温泉カルテの授与式には、カルテを表示するホテルや旅館など二十五施設の代表者が出席。別府
八湯温泉品質保証協会の由佐悠紀会長が「カルテは泉都の魅力を示す優れた表示。大分県から全国
に広がることを期待したい」とあいさつ。安波照夫市ONSENツーリズム局長が祝辞。千寿健夫
市観光協会長が施設の代表四人に掲示するカルテを手渡した。

 カルテには法改正で義務付けられた四項目(加水、加温、循環の有無、入浴剤・消毒剤の使用)
の情報に加え、湯の「つるつる感」、味などの感覚評価や浴槽内、源泉別の分析情報も掲載してい
る。感覚評価は「温泉有識者」の中から選んだ温泉Gメンが行う。

 温泉カルテの作成で中心的な役割を果たした、NPO法人(特定非営利活動法人)八湯オンパク
の鶴田浩一郎代表理事は「今年中にカルテを掲示する施設を八十カ所程度まで増やしたい。泉質に
ついて、他地域との差別化に取り組みたい」と話した。

湯布院でも統一表示板

 湯布院町の由布院温泉では二十四日、由布院温泉旅館組合と同観光協会に加盟する旅館・温泉施
設計百一軒が同温泉で統一した表示板を掲げた。

 表示は、法改正で義務付けられた項目に加えて、(1)源泉温度(2)泉質(3)代表的な効能―を添えた。

 両団体は、利用者に分かりやすい県全体の統一表示を検討している「おおいた温泉表示検討懇話
会」(溝口薫平座長)でまとまれば、その表示方法に移行するとしている。

評価する声相次ぐ 討論会

 「湯の国おおいた 利用者にやさしい温泉宣言」には、県内の温泉関係者、福岡県内から訪れたモ
ニターツアーの参加者ら約四百人が参加した。

 広瀬勝貞知事が「法改正の範囲に満足せず、利用者の求める情報を提供することは重要な取り組み。
利用者の視点に立った温泉地づくりに取り組んでほしい」とあいさつ。浜田博市長が祝辞。温泉研究
家の郡司勇さんが「温泉の観察と表示の関係」について基調講演。別府八湯温泉品質保証協会の斉藤
雅樹さん(温泉Gメン)が温泉カルテについて説明した。

 「これからの温泉地に求められるもの」をテーマにしたパネルディスカッションでは、「温泉カル
テは利用者に安心感を与え、別府の実力を全国にアピールできる材料」(熊野潤一JTB九州営業本
部チームマネジャー)など、カルテを評価する声が相次いだ。

[2005年05月25日09:55]

153もぐさ変人:2005/05/27(金) 00:41:47
県温泉協:改正温泉法、表示方式に戸惑い−−諏訪で総会 /長野
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/news/20050526ddlk20040128000c.html

 県内の温泉事業者らでつくる県温泉協会(会長、中山茂樹・山ノ内町長)の総会が25日、
諏訪市内で開かれ、さまざまな温泉の表示方式が混在する現状について、会員からも戸惑い
の声が出された。

 総会で中山会長は「昨年はいろいろなトラブルがあった。これを契機に、信頼される温泉
にしなければならないことを自覚せねばならない」と話し、協力を求めた。

 会合では、24日に改正温泉法が施行され、加温や加水、入浴剤使用の有無など4項目の
表示が義務づけられたが、県や同協会、各温泉場のそれぞれで独自の表示があることについ
て、「お客がかえって混乱する」「何のための表示なのか」などとの意見があり、協会とし
て表示を一本化できるように努力すべきだとの要望があった。中山会長は「協会は意見を集
約し、一つの方式を決めた。会員にはそれに協力を願いたい」と話した。【森有正】

毎日新聞 2005年5月26日

154もぐさ変人:2005/05/29(日) 23:06:26
ラムネ温泉イメチェンへ 外壁に趣ある「焼き杉」
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=05=29=667088=chokan

 竹田市直入町長湯の「ラムネ温泉」で、「焼き杉」の作業が行われた。同温泉は七月の
リニューアルオープンに向け、工事中。設計は東京大学の藤森照信教授(建築学)が担当。
外壁に焼いた杉板を張るデザインを採用している。


 地元産の杉板約千三百枚を準備。藤森教授、温泉利用者ら約三十人が焼き杉の作業をし
た。杉板三枚を組み合わせて三角すい状の柱にして立て掛け、底に新聞紙を詰めて火を付
け、杉板の内側面を黒く焼いた。火を付けると、煙突のように燃え上がり、火柱が上がっ
た。

 藤森教授によると、焼き杉にすると、そのままのものより腐食しにくく長持ちするとい
う。外観も独特の雰囲気があり、味わい深い。同教授は「長湯温泉のシンボル的な建物に
なれば」と話していた。

[2005年05月29日10:04]

155むがさ変人:2005/05/30(月) 15:45:49
りんどう:
玉名温泉夢まつり、よさこい競演 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20050530ddlk43040289000c.html

 花しょうぶと温泉で初夏の玉名観光を盛り上げる「玉名温泉夢まつりWITH玉名よさこい」が29日、
玉名市立願寺公園などであった。

 県内外のよさこい踊り愛好者たちが競演する祭りは3回目。年々参加者も増えて今年は地元玉名女子高
「龍星群」など30団体、700人近くが参加して、色鮮やかな衣装をまとい、アップテンポに編曲した
音楽に合わせて演舞、市中心部はよさこい踊り一色となった。

 高瀬裏川の花しょうぶも来月上旬には見ごろを迎える。

毎日新聞 2005年5月30日

156もぐさ変人:2005/05/31(火) 15:34:29
温泉表示、法施行規則義務付けで詳しく 山口県内 '05/5/31
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200505310021.html

 温泉情報の詳細表示を義務付けた温泉法施行規則の改正に伴い、山口県内の温泉地で加水や加温など
温泉表示が詳しくなった。源泉から浴槽までの引き揚げ方法など独自の表示を加える温泉地もあり、
「納得して湯につかってもらう」工夫をしている。

 温泉施設は(1)加水(2)加温(3)循環・ろ過(4)入浴剤添加や消毒処理―の四項目に該当し
ている場合、その内容や理由の掲示と県への届け出が義務化された。違反すると三十万円以下の罰金と
なる。

 温泉利用許可を受けた県内の二百三十七業者のうち二百六業者が新たな掲示内容を県に提出した。内
訳は加水五十八業者、加温百七十四業者、循環百二十一業者などだった。県は今夏にも表示を調査する。

 山口市内の旅館やホテルなど二十七業者が加盟する湯田温泉旅館協同組合(宮川力理事長)は、各施
設の表示を切り替え、共同管理する足湯にも説明文を掲示板に張り出した。

 長門市の俵山温泉では、五カ所の泉源を所有する俵山温泉合名会社がより厳格な日本温泉協会の基準
による表示を計画。一時間当たりのわき出し量や源泉から浴槽までの引き揚げ方法などを加えた計十七
項目を表示する。

 県内の百八十一施設でつくる県温泉協会(伊藤孝身会長)は「義務付けられた項目以外に、消毒の最
新実施日やレジオネラ菌の検査結果などの表示についても協会として検討したい」と話している。

157もぐさ変人:2005/05/31(火) 15:35:09
アートホテル石松 民事再生法を申請 負債14億円、営業は継続
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=05=31=404521=chokan

 別府市鉄輪温泉の老舗宿泊施設、アートホテル石松(谷本富社長)は、大口債権者のオリックス
債権回収(東京都、西海三男社長)とともに三十日、大分地裁に民事再生法の適用を申請し、同日
保全管理命令を受けた。負債総額は約十四億三千六百万円。債権者数は二百四十七社。申立代理人
は岩崎哲朗、原口祥彦、伊達健太郎弁護士ら八人。保全管理人は千野博之弁護士。同ホテルは従来
通り営業を継続しながら再建を進める。

 同ホテルは一九七三年の設立。九一年に約六億円を投じ客室の全面改装を行ったが、客足が想定
を下回り資金繰りが徐々に悪化。

 二〇〇四年九月の台風で客室内に雨漏り被害が発生。加えて十二月に起きた火災で客室七十四室
中、三十六室が使用できなくなった。

 その結果、客足が遠のき〇四年十二月期決算では売上高が前期比35%減の約三億四千万円とな
り、約五千七百万円の経常損失を計上。

 さらに客室の使用停止が継続した結果、資金繰りに窮し五月末が支払期日の手形決済ができなく
なった。

[2005年05月31日09:22]

158もぐさ変人:2005/05/31(火) 15:35:35
市営温泉など14施設 別府市 民間委託へ
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=05=31=630080=chokan

 別府市は三十日、指定管理者制度により、市営温泉など十四施設の管理・運営を来年度から民間に
委託する意向を明らかにした。同日開かれた市議会全員協議会で説明した。二〇〇三年九月の地方自
治法の一部改正で、管理委託制度を廃止して、指定管理者制度が創設された。同制度により、管理委
託の範囲が民間事業者にまで広げられ、その経営ノウハウを取り入れることで市民サービスの向上、
経費の縮減を図ることができるという。

 市政策推進課によると、対象は四十施設。このうち、現在、市綜合振興センターなどに管理・運営
を委託している▽湯都ピア浜脇・浜脇温泉▽竹瓦温泉▽不老泉▽田の湯温泉▽海門寺温泉▽永石温泉
▽柴石温泉▽堀田温泉▽別府海浜砂湯▽北浜温泉テルマス▽浜田温泉▽市民ホール(ビーコンプラザ)
▽市コミュニティーセンター▽市的ケ浜駐車場―の計十四施設を民間に委託する。

 市営公園テニスコート、市営実相寺サッカー競技場など残る二十六施設は、市綜合振興センターや
自治会が指定管理者として引き続き管理する。

 六月定例市議会で関連条例の改正案が可決されれば、九月から管理者を公募。その後、施設の名称
変更や指定期間について議会の承認を経て、来年四月から指定管理者による運営がスタートする。

 亀山勇企画部長は「別府には温泉業者が多く、指定管理者制度導入の第一弾として受け入れやすい
と判断した。民間のノウハウを利用して、市営温泉の活性化を図りたい」と話している。

[2005年05月31日09:24]

159371:2005/06/06(月) 18:29:11
「駅前高等温泉」のニュースをやってるので夕飯準備中に飛んできますた
保存運動の話は初めて知りました。
録画してるので後でゆっくり見てみます.

160もぐさ変人:2005/06/06(月) 18:52:14
>>159
乙デシ!今、NHKつけてるんですが、見逃したー。

駅前高等温泉は
>>82 >>112
の他に、別府八湯新聞から http://beppu8.to/archives/002237.html

ぐらいのニュースしか知らないのですが、どんなニュースだったんでしょう?
よかったら、また後で教えてくださいませませ。

161371:2005/06/08(水) 09:26:36
レスが遅くなりました^^
内容はもぐささんが貼ってくれた記事の通りでした
APUの学生さんのカフェの様子や高等温泉の管理人の自治会長、番台さんのコメントが紹介されました
実際に痛んだ箇所などを写していましたが「温泉の建物は30年が限界なのに80年も
良くもってくれた」との会長さんの言葉にはジーンとせずにはいられませんでした
私も出来る範囲の支援金を送ろうと思います

162もぐさ変人:2005/06/08(水) 11:15:45
>>161
ありがとうございました^^
文字だけの記事で読んでも、いまいちイメージわかなかったりしますが、
具体的に視覚的にご覧になったら、きっとわかりやすかっただろうと。
見たかった(ショボン

駅前高等温泉は、たまに泊まりでもお世話になります。
保存修復の支援金の受付もあってるんですね。
私も、調べてみます。。。

163371:2005/06/13(月) 16:59:59
他スレを書いている間に「伊川温泉センター」の中継を観てましたが
ちょっと期待はずれ。家族風呂が思ったより狭かったのです。
しかし、泉質は良さげ。露天からの新緑もイイ。
ラドン温泉とのことですが福岡スレの◆jeSKdeugck さん行きつけの「こうの湯」
と同じ?
夕方だと言うのに人稲嶺なのも気になりました。逆にいえば穴場?

164もぐさ変人:2005/06/13(月) 19:52:09
>>163
2ch福岡スレの371さんの書き込みを見て気にはなりつつ、
見られませんでした。残念。
家族風呂もあるんですかー。

165もぐさ変人:2005/06/17(金) 22:27:23
JR別府駅:
駅前通り、温泉で再生目指せ! ブロンズ像やモニュメント設置 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20050616ddlk44020684000c.html

 ◇散策の新コースに

 別府市の表玄関・JR別府駅前通りを官民共同で再生させる計画が進んでいる。到着した観光客の旅情を
かきたてるだけでなく、散策の新コースとして観光資源化も目指す。再生のキーワードはもちろん「温泉」
だ。【渡部正隆】

 同駅は2月に新駅舎がオープンし、Bパッサージュを中心に利用者が増えている。だが、東口の駅前通り
は未整備のままで、駅再生の効果は商店街まで及んでいない。

 この駅前通りを再生させる「熊八ゆめロード(仮称)建設推進協議会」が今月中に発足する。別府商工会
議所(高松右門会頭)を中心にホテル旅館組合、商店街、市観光協会などがこのほど、その設立準備会を開
いた。

 計画では、通りの両側に各5体のブロンズ像を置く。別府観光の基礎を築いた油屋熊八がテーマで、熊八
が考案した温泉マーク▽熊八が始めた日本で最初の観光バスとガイド−−などを並べ、説明文も付けて物語
性を持たせる。

 大分みらい信用金庫が15年前から抱いている構想がベース。約1億円の資金を集めるが、同信金は
2000万〜3000万円を寄付する。準備会代表世話人の高松会頭は「別府のメーンストリートを散策の
新コースとして提案し、中心商店街活性化のお役に立てたい」と抱負を述べた。

 ブロンズ像は日出町藤原、日展会員で彫刻家の辻畑隆子さん(54)が制作する。辻畑さんは「遊び心の
ある作品にしたい」と話していた。

 一方、別府市は東口の駅前広場に温泉を印象付けるモニュメントを建設する。総事業費は3000万円。
近く完成予想図を発表する。

 市観光まちづくり室によると、モニュメントは「大きな竹かごが温泉を包んでいるようなイメージ」とい
う。別府石を使って「湯だまり」を造り、駅にある源泉(単純泉)から湯を引き、掛け流しにする。全体
(縦横各3メートル、高さ2・5メートル)は特産の竹細工で覆い、手洗い湯やひじ湯が出来る。

毎日新聞 2005年6月16日

166もぐさ変人 ◆444/y93CDE:2005/06/20(月) 12:56:30
霧島温泉市場再生オープン/牧園町
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=4800

 牧園町が100%出資した霧島温泉市場(旧パライソ)の開所式が18日あり、愛知万博に出場した
霧島九面太鼓女子部「郷花(はる・か)」の演奏でオープンを祝った=写真。七夕イベントやビアガー
デン、収穫祭りを行うなどして盛り上げる。
 施設は96年に「霧島湯けむり広場パライソ」としてオープン。第三セクター方式で霧島温泉郷街づ
くり株式会社が運営に当たった。だが赤字続きで03年度決算で累積9千90万円の欠損となった。
 このため、町が土地や建物、株式などをすべて買い取り、4月から直営とし、立て直しに乗り出した。
市場では町内で収穫した野菜や加工品などを販売する。

 代表取締役理事の前田終止町長は「観光・霧島の拠点地にあり、公益性も高い。年間利用客は50万
人前後になる。地元、素材、味にこだわり、生まれ変わりを図る」などと述べた。

(6/19)

167もぐさ変人:2005/06/21(火) 12:42:20
広辞苑の別府十湯は不正確
http://mytown.asahi.com/oita/news02.asp?kiji=5914

 全国有数の温泉地、大分県別府市は20日、広辞苑の「別府」の項の説明に「市内に別府十湯などの
温泉群がある」と記載されているのは不正確だとして、「十湯」を「八湯」に訂正するよう求める文書
を出版元の岩波書店(東京)に郵送した。

府市内には「別府」「鉄輪」「明礬(みょう・ばん)」など八つの温泉地がある。全国的には「別府温
泉」の総称で親しまれているが、市は泉質が異なる八つの温泉地の魅力で活性化を図ろうと、観光キャ
ンペーンなどで「別府八湯」としてPRしている。

 市によると、大正時代には由布院、塚原両温泉(いずれも湯布院町)を加え「別府十湯」と呼んだ時
期もあったという。

店辞典編集部の話
望書を見て編集部でも調べ、間違いであれば増刷などの際に対応したい。 (6/21)

168もぐさ変人:2005/06/21(火) 12:45:14
レジオネラ菌 水上村の温泉施設で検出 県基準値を2倍上回る(熊本)
http://kumanichi.com/news/local/main/200506/20050620000479.htm

 球磨郡水上村は二十日、同村湯山の温泉の貯湯タンクと給湯先の村内の宿泊施設から、
県の基準値を速報値で約二倍上回るレジオネラ菌を検出したと発表した。長崎県に住む
五十代のレジオネラ症の男性患者が、村内に宿泊したとの情報を受け、県が検査した。

 村によると、発症した男性は三日、同村の宿泊施設に一泊。六日に発熱した。十三日
に長崎県内で検査し、レジオネラ菌の陽性反応が出た。肺炎の症状が出たが、現在は快
方に向かっている。

 菌が見つかったタンクは村で管理。旅館や民宿、福祉施設七軒に給湯していた。県の
十五日の検査で菌検出の疑いがあったため、村は同日午後八時から給湯を中止。県は他
の六施設でも浴槽水を採取、検査している。

 タンクは一九九〇(平成二)年から使用。「かけ流し」のため清掃や消毒をしていな
かった。〇二年十二月の検査では菌は検出されなかった。

 菌の潜伏期間は二〜十日間。感染の可能性がある宿泊客は約百五十人おり、村が健康
調査をしている。福祉施設利用者の約八十人からも聞き取りをしたが、今のところ健康
被害は出ていないという。

 同村と宿泊施設などは十八日にタンクや配管、各施設の浴槽などを清掃した。十日以
内に県の再検査を受け、基準値を下回れば七月上旬に給湯を再開できるという。
(林田賢一郎)

169もぐさ変人:2005/06/24(金) 13:40:54
温泉情報一目で 玖珠町が統一看板を作製
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=06=24=726395=chokan

 玖珠町観光温泉施設協議会(石井隆夫会長、十四人)は、町内全十四施設の加温や加水など温泉情報を
記した表示板を作製。各施設のフロントや温泉入り口など見やすい場所に設置し、利用客に一目で分かる
ようにしている。同協議会によると、県内の各温泉地域で統一看板を設置するのは初めてという。


 偽装表示やレジオネラ菌問題などが相次ぎ、温泉の信頼が揺らいだことから温泉法施行規則の一部が改
正され、表示が義務付けられたことを受けて作った。

 しかし、表示の統一規格がないため同協議会で検討した結果、“別府方式”に記載されている「つるつ
る感」や味などの評価は省き、一目で明確に分かる項目だけに絞った。

 今回できた“玖珠方式”では循環、加温、加水、入浴剤及び殺菌剤、源泉所有者、飲泉許可など七項目
を縦約五十五センチ、横六十五センチのパネルに明記。オレンジ色ですっきりと見やすく表示している。

 石井会長は「分かりやすい表示をしたので、利用客が安心して入ってもらえるのでは」と話している。

[2005年06月24日09:29]

170もぐさ変人:2005/06/24(金) 13:41:23
温泉資源 管理計画策定へ(宮城)
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=6992

 県は、今後の温泉行政の基本指針となる温泉資源管理基本計画を策定する。仙台市の作並温泉で昨夏
発覚した温泉法違反事件を受けて再発防止策を盛り込むとともに、限りある温泉資源を守りつつ、温泉
事業者らの利益に配慮し、どう開発を進めるかなどを検討する。24日には専門家らによる基本計画策
定検討会の第1回会合を開く。

 計画づくりでは、(1)30年近く前に定めたままとなっている県内12の温泉保護地域の見直し
(2)掘削技術の向上で増えている千メートル規模の大深度掘削の是非(3)温泉地の事業者らが共同
で源泉を管理する集中管理システムの導入(4)レジオネラ菌などの殺菌で変化した効能などの表示の
あり方――などがテーマになる。

 最近では、従来の温泉地ではない仙台市内の市街地で温泉掘削の許可申請が増えるなど新たな状況が
生まれているにもかかわらず、県が備えている各温泉地の資源量データが古いなど県内の源泉の現状把
握が不十分で、開発や規制の際の対応に問題が生じていた。

 今夏には自治体や事業者、温泉利用者らに意識調査も行い、今年度中に基本計画をまとめる方針。来
年度にはアクションプランも作成する予定。

 県薬務課によると、こうした温泉資源保護にかかわる指針を定めているのは群馬、大分の2県だけと
いう。 (6/24)

171もぐさ変人:2005/06/25(土) 21:05:43
「be word」 温泉法
さらなる情報公開を
関西大学名誉教授 保田芳昭(70)
http://www.be.asahi.com/20050625/W12/0023.html

 昨年、白骨温泉(長野県)で温泉を白濁させるため入浴剤を混入した事件や、伊香保温泉(群馬県)で
水道水をわかして温泉と称していた事件など、温泉を巡り不祥事が相次いだ。このため環境省は温泉法の
施行規則改正を決め、この5月から実施された。

 私の専門はマーケティング論、消費者問題だが、温泉が好きで、2年前、有志と温泉学会を立ち上げ、
会長をしている。温泉を社会的に正当に位置づけたい、という考えからだった。

 従来は成分、禁忌症、入浴・飲用上の注意の掲示などだけでよかったが、今回の改正はさらに加水、加
温、浴槽の循環・ろ過、入浴剤・消毒の有無と理由について掲示することを求めている。一歩前進といえ
るが、まだまだ問題点が多い。

 特に、加水について、今回の基準だと加えた水の割合を示さなくてもよく、いくら薄めても温泉と称せ
る。源泉に対する割合がわからない。

 また、脱衣場などに掲示されている温泉の分析表は源泉を調査したもので、実際に利用者が入る浴槽の
温泉ではなく、実態と違うケースが少なくない。

 個々の浴槽での分析は費用がかかるが、入湯税(標準で150円)を利用できる。もともとこの税は、
地方税で248億円(02年度)も徴収されている。利用者からみると、本来の用途からはずれて消防や
観光施設振興などにも使われいる。この問題にも手が着けられていない。

 循環式か源泉の完全放流か、自然湧出(ゆうしゅつ)か動力揚水か、自家源泉か集中管理方式(源泉か
ら引いた温泉の共同使用)かなど、情報公開が急務だ。数年前、宮崎県の温泉でレジオネラ菌の集団感染
により死者がでた。浴槽の清掃頻度も明示すべきだ。

 かつて果汁ゼロでも果実のジュースと称したことが裁判になり、以降清涼飲料には果汁率が示されるよ
うになった。温泉にも利用者サイドにたった姿勢が求められる。

172もぐさ変人:2005/06/25(土) 21:06:04
温泉冷却装置 「うすめま泉」開発
太陽熱学工業(白浜)
源泉100%に一役
http://www.agara.co.jp/DAILY/20050626/20050626_006.html

【2005年6月26日付掲載記事】
 白浜町堅田の太陽熱学工業が、水を混ぜずに高温の源泉を適温に調節する温泉冷却装置「うすめま泉」
を開発した。利用するホテルや旅館からは「源泉100%のかけ流しができる」と好評。坂上喜夫社長
(56)は「温泉は源泉のままだと効能が高まる。白浜温泉で広めたい」と話している。
 同社は、空調や配管など建築設備を手掛ける。温泉専用の熱交換器の本格的な開発を始めたのは4年
前。白浜温泉の老舗旅館から「源泉100%かけ流しでPRしたい。冷却する機械を作ってほしい」と
注文があった。硫黄や酸性物質の成分が多く含まれていると金属製の配管に穴が空いたり、湯の花が付
着したりするので、これまで精度の高い温泉冷却装置はなかったという。

 研究を重ねた結果、樹脂製の管の中に、コイル状に巻いたステンレス製の細長い管を張り巡らし、そ
こに冷水を通して管を通る温泉を冷却する仕組みを採用。湯の花を除去するために、配管を分解できる
ようにした。

 ホテルや旅館での採用が口コミで少しずつ増え、現在5施設が使っている。同社は、特許申請し、こ
れから販売に力を入れるという。

 昨年夏に導入した白浜町のホテル・マーキーズは「源泉100%かけ流しにすることができ、客にも
喜ばれている」という。これまで湯温が不安定だったが一定に調整できるようになった。ホテルは「ホ
ームページなどで源泉100%かけ流しのPRができるのは大きい」と話している。

 坂上社長によると、白浜温泉の源泉は80度前後の高温が多く、適温にするために加水する温泉施設が
ほとんどという。温泉会社から配管を通り、浴槽に届くころには湯温は60度前後まで冷めているが、そ
れでも、真水が全体の60%になるように加水しなければ40数度の適温にはならないという。

 田辺市本宮町の湯の峰温泉の旅館「あづまや」は2年前に設置した。源泉100%は昔から定着させ
ていたが、導入後は温度調整がスムーズになったという。

173もぐさ変人:2005/06/27(月) 14:13:05
南の島の、癒しの温泉 2005年6月27日
http://nikkeibp.jp/style/life/joy/yakushima/050627_onsen/

「南の島の温泉」。なにやら魅力的な響きではないか。僕は「温泉」という言葉には、つい反応してしまう。
とはいっても、泉質がどーのとか、効能がどーだとか、決して温泉ツウなわけではない。非日常の空間に身
をゆだね、まったりとした時間の流れを楽しむのが好きなのだ。だから、景色のよい露天風呂などの特別な
空間があれば、決して湯は温泉でなくてもいい。

屋久島は東京からすれば、そこに暮らしていること自体、非日常的な空間と時間に包まれているようなもの
だが、やっぱり近くに温泉があるとなれば、行かない手はない。ここ屋久島にも、嬉しいことにいくつか温
泉がある。

中でも最も非日常的な温泉といえば、「平内海中温泉」。海岸の岩場に湧いているため、干潮の時間帯にし
か入れない珍しい温泉で、「湯」以外には何もない。ただの海だ。でもそこは、極上の空間と時間の流れ、
そして島人のオーラに包まれている癒しの温泉。時折波の飛沫を浴びながら、水平線と目線が同じになるま
で身を沈めると、頭の中がスーっと無になっていく。

行くといつも、ふやけてしまいそうなくらい、まったりとしているおじいちゃんに会う。四捨五入すると百
歳にもなる島の長老だ。「この温泉は島の恵み。毎日この恵みをもらっとるから、いつも元気」なのだそう
だ。健康の最大の秘訣は、自然に感謝して、その恵みをありがたく授かることなのかもしれない。サプリメ
ントだけでは補えないものが、この島にはあるようだ。

もうひとつ、この島ならではの、温泉がもっと味わい深くなる楽しみ方がある。登山と温泉とビール(ちな
みにその後は家で焼酎…)の組み合わせだ。僕は山へ行くときには、行動食として必ず「ミックスナッツ」
を持っていく。ナッツ類はカロリーが高いので、山登りには定番の食料だ。しかし、僕がそれを持っていく
のには、他にも理由がある。下山後、行動食としての役目を果たしたナッツは、湯上りのビールのつまみへ
と役目を変えて、疲れきった僕を癒してくれる。

山から里まで下りてくると、汗臭い格好のまま温泉へと向かう。この島にある温泉はどこも好きなのだが、
よく行くのは「尾之間温泉」。露天風呂ではないが、小杉造りの建物は風情たっぷりで、非日常的な雰囲気
が漂う。何といってもここのいいところは、ハイキングコースの入口に隣接した“絶好のロケーション”に
あることだ。下山してわずか数分後には、カラダはもう湯船の中。亜熱帯の美しい森のハイキングはもとよ
り、その後に味わう至福の時間がたまらなく僕は好きだ。

南の島で、山に遊び、湯に遊ぶ。一流温泉旅館のような贅はなくとも、この島の温泉には素朴な贅がある。
癒しの島の温泉で、さらに癒される。この島の恵みに感謝しなければ。あのおじいちゃんのように、長生き
出来るかなぁ…。

174もぐさ変人:2005/06/28(火) 20:08:06
小国町杖立温泉街で連続車上狙い発生
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=5798

27日夜から28日朝にかけて阿蘇郡小国町下城の杖立温泉街の駐車場で連続して4件の
車上狙いが発生、警察で注意を呼びかけている。警察の調べによると駐車場に止めてあっ
た車の窓ガラスが割られ、車内に取り付けてあるカーステレオや置いてあったカバンが盗
まれているという。警察では同一犯による連続車上荒らしとみて調べている。
2005-06-28 18:53:08

175もぐさ変人:2005/06/29(水) 14:25:22
 医療温泉(メディカルスパ)は、高齢人口の増加と彼らのライフスタイルにマッチするため
伸びている産業である。アメリカには現在約12,100カ所、カナダに2,100カ所の温泉がある。
2003年におよそ1億3600万人が温泉を訪問。アメリカの温泉産業は、2003年に約112億ドルを生
み出した。収益の半分(52%)は、美容などの処置である(国際スパ協会調べ)。そうした状
況の中で、ユタ州にあるサーフェスメディカルスパは、新規参入者にアドバイスをしている。
以下はそのポイント。

1 急ぎ、そして待つ:良い情報は急いでは得られない。
2 より賢い人を見つける:あなたに良い管理技術がないならば、外から雇いなさい。
3 フランチャイズは万能?:問題解決技術の集積。しかしその通り効果があれば苦労はしない。
4 全ての技術が等しいわけではない:導入する技術(テクノロジー)の選択は、業績に大きな
違いをもたらす。
5 市場を理解する:医学温泉は贅沢なビジネス。サービスを指向し、親しみやすく礼儀正しい
超一流の人を雇いなさい。
6 医療温泉のネットワークづくり:成功した医療温泉は、スマートな企業と情報交換を行って
いる。

資料:http://editorials.arrivenet.com/hea/article.php/4618.html

176もぐさ変人:2005/06/29(水) 14:26:01
>>175 タイトルが抜けました

医療温泉を始めるために(アメリカ)2005年6月29日
http://www.koreisha.com/05.6image/n6.29.html

177もぐさ変人:2005/07/04(月) 13:47:47
ハンセン病元患者の今は
国賠訴訟全国原告団協会長を招き名古屋で集会
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20050704/lcl_____ach_____007.shtml

 ハンセン病の元患者で、国賠訴訟全国原告団協議会会長の谺(こだま)雄二さん(73)を招いた集会
「勝利判決から四年、ハンセン病元患者さんの今」(中日新聞社など後援)が三日、名古屋市中区新栄町
二の名古屋YWCAホールであった。(菊谷 隆文)

 車いす生活の谺さんは今も群馬県草津町のハンセン病療養所「栗生楽泉園」で暮らしている。講演で谺
さんは、ハンセン病患者の隔離政策が違憲と認定され、国に勝訴した二〇〇一年五月の熊本地裁判決に触
れ「判決以後も一件落着ではない状況。すべてが終わったと思わないで」と、元患者の人権回復が依然な
されていないことを力説した。

 その一つの事例として、〇三年十一月、熊本県の黒川温泉のホテルで元患者が宿泊拒否された問題を挙
げ「つらかったのは、私たちがホテルに抗議したら『お前たちには温泉に入る権利はない』などと国民か
らひぼう中傷を投げつけられたこと」と、悲痛な表情で語った。そして「名実ともに人間性を回復するた
め、今が正念場」と約百人の参加者に訴えた。

 集会では、元患者の生活を題材にしたドキュメンタリー映画も上映。主催した「ハンセン病元患者さん・
家族と共に歩もう あいち太陽の会」代表の小堀智恵子さんは「きょうは谺さんに勇気をもらった。元患
者さんが故郷に帰り生活できるよう支援していきたい」と話した。

178もぐさ変人:2005/07/10(日) 23:10:17
東流西流:温泉宿に俳人の七夕飾り−−筑紫野 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20050708ddlk40040261000c.html

 七夕の7日、筑紫野市湯町の二日市温泉・玉泉館で直方市植木、俳句結社「万燈」(主宰・林加寸美さん)主催の
「句碑まつり七夕句会」が開かれた。

 玉泉館は「虚子三代の句碑の宿」として知られ、ホトトギス派の俳人・高浜虚子と、虚子の長男・年尾、その二女・
稲畑汀子の三代が訪れている。虚子は1955(昭和30)年に訪れ、その時に詠んだ句が5年後に句碑になった。
年男、汀子の句碑は85年7月7日に「万燈」一門が建立。建立が七夕の日だったことから、毎年、七夕句会を開いて
いる。

 旅館では前日から約40人が句会を開き、七夕に寄せる句などを作った。この日は中庭にある年尾、汀子の句碑の
横に高さ約3メートルのササ竹に句を飾った。主宰の林さんは「星迎へ星を送りて惜む旅」と詠み、「後世に伝える
ため、七夕飾りと一緒に句碑を守っていきたい」と話していた。

〔福岡都市圏版〕毎日新聞 2005年7月8日

179もぐさ変人:2005/07/10(日) 23:10:45
鹿本菊池、荒尾玉名、阿蘇地方に大雨警報
http://kumanichi.com/news/local/main/200507/20050710000112.htm

 梅雨前線の活発化に伴い、県内は十日未明から、全域で断続的に激しい雨に見舞われ、山鹿市や阿蘇郡小国町などで
がけ崩れや床上・床下浸水などの被害が相次いだ。県などによると八日からの大雨で、県内では床上浸水二十二棟、床
下浸水五十四棟に上った。人的被害は出ていない。

 熊本地方気象台によると、鹿本菊池、荒尾玉名、阿蘇地方では今後一時間に二十ミリの強い雨の降るおそれがある。
このため同気象台はこれらの地域に大雨警報を出し、土砂災害や浸水、河川のはんらんなどに厳重に警戒するよう呼び
かけている。

 七日午後九時の降り始めから十日午後5時までの雨量は南小国で四一一ミリ、山鹿市鹿北で四〇六ミリ、球磨郡五木
村で三八九ミリなどとなっている。南小国町では十日午前三時半までの一時間に九八ミリ、山鹿市鹿北で同日午前四時
十分までの一時間に九二ミリの猛烈な雨を観測した。

 同気象台は、山鹿市などでは「土砂災害の危険性が過去数年間で最も高まっている」と警戒を呼び掛けている。

 大雨の影響で、山鹿市を流れる岩野川が堤防の高さに迫る計画高水位を一時超えたため、山鹿市は十日午前五時五分、
三岳、八幡両校区の四百六十一世帯千四百二十人に避難勧告を出し、三カ所の避難所に避難した。相良村四浦に出され
ていた避難勧告は十日午後三時に解除された。山鹿市など三市町村で自主避難が続いている。

 小国町では床上浸水が十三棟、床下浸水が三十五棟。南小国町では床下浸水が一棟。両町合わせて約百三十人が、近
くの公民館や学校に自主避難した。このほか、床下浸水は玉名郡三加和町で八棟、倉岳町で二棟、八代市で一棟。

 小国町の杖立温泉では温泉街の中心を流れる杖立川がはんらんし、旅館などで床上・床下浸水が相次ぎ、宿泊客らが
避難した。同町北里では午前四時ごろ、二世帯八人が床上浸水で一時孤立したが、全員避難して無事だった。

 一方、がけ崩れなどのため県内の道路は六カ所で全面通行止めになっている。

180もぐさ変人:2005/07/10(日) 23:11:17
病院玄関に温泉足湯 職員が手作り/加治木
http://www.373news.com/2000picup/2005/07/picup_20050710_2.htm

 加治木町木田の加治木温泉病院正面玄関に足湯が登場、早くも外来患者などに人気だ。玉石が敷かれた浴槽は
杉・ヒノキづくりで、幅60センチ、長さ約3メートル、深さ30センチ。庶務課長の飯伏真一さん(49)ら
職員8人が、日曜日や仕事の合間を利用して約2カ月かけて作った。

 温泉(塩化物硫酸塩泉、56度)は敷地内から噴出している。これまで入院患者やデイケア向けの風呂で使う
ぐらいだったが、病院を経営する医療法人玉昌会の高田昌英理事長と妻玉子さんが「せっかくの温泉を外来の患
者さんやお見舞い、地域の方にも使ってもらおう」と考えた。

 大工仕事にたけた飯伏課長らが屋根の付いた正面玄関の一角までパイプで温泉を引き、浴槽づくりまで買って
出た。玄関側から見えないように目隠しの木製棚も設け、バーナーで木に焦げ目を付け雰囲気を出した。業者に
頼んだのはタイル張りくらいで、総工費は20万円ほど。

 6日に保健所の温泉使用許可が出て、7日オープン。午前8時すぎには外来で訪れた人々が足を浸していた。
入院患者の野元正行さん(56)は「湯加減も座り心地もちょうどいい。病気も早く治るかも」とうれしそう。
毎日湯を取り換え、午前8時半から午後5時まで誰でも利用できる。

 七夕の7日には外来患者らと初めてつくった15メートルの巨大七夕飾りも完成、足湯の横に飾った。

181もぐさ変人:2005/07/11(月) 12:35:34
九州北部で大雨、大分県内で2人死亡
http://news.tbs.co.jp/top_news/top_news3069692.html

 大分県内有数の観光地、九重町の筋湯温泉の旅館やホテルでは、土砂が入り込むなどの被害が出ました。
11日朝から土砂の撤去作業や片づけが行われていますが、雨が断続的に降り続いているため、作業はな
かなか進んでいません。

 また、筋湯温泉と同じ九重町内の町田地区では10日、県道が陥没して車が川に転落しました。

 「道が崩壊していた中に車が突っ込んだようなかたち。(道路には)水があがっていた」(目撃者)

 捜索は11日朝8時に再開されましたが、近くの母・娘と連絡が取れなくなっていることから、警察で
関連性を調べています。

 また、日田市上津江町では10日午前3時半ごろ、高野磨さん(57)の住宅が土砂に埋まりました。
母親のクニ子さんが遺体で発見され、磨さんの捜索は今も続けられています。

 九重町ではさらに1人が死亡していて、この雨による大分県内の死者は、これまでのところ2人となっ
ています。町内では今も600世帯が断水が続いていて、復旧作業は進んでいません。(11日 9:47)

182もぐさ変人:2005/07/11(月) 12:39:18
新製品・マーケティング 更新日: 2005/7/11
「温泉風、本場ドイツに迫れ――三菱レイヨン系の炭酸泉装置、苦闘15年」
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/eigyo/media/index.cfm?i=e_ss331

 温泉療法の本場ドイツ。血行を良くする炭酸泉が各地でわき出し、リューマチや神経痛の患者らが入浴を楽しむ。
そんな炭酸泉を手軽に再現して日本の消費者に売り込めないか――。三菱レイヨンは人工肺にも使える最先端の薄
膜技術を応用し、お湯に溶かすのが難しかった二酸化炭素(CO2)を溶解する装置を15年かけて実用化した。開
発チームの執念が、本場のドイツ人も舌を巻く炭酸泉を家庭で再現する決め手となった。
 三菱レイヨンの100%子会社、三菱レイヨン・エンジニアリング(東京・港)は25日、最新型の炭酸泉発生装置
「スパークリング・カーボ」を発売した。既存の風呂に後付けする機種は既に販売しているが、浴室にどんと置く
炭酸泉発生装置が邪魔、との声を聞き、浴槽と一体型にして見た目をすっきりさせたのが特徴だ。

 価格は190万―350万円。安くはないが、60歳代のシニア層を中心に住宅のリフォームに合わせて設置するなどの
需要がある。初年度に8億円、その後は年間20億円の売り上げを見込む。企業との取引が多い同社にとって、一般
消費者向けの事業を伸ばす先兵となりうる期待の商品だ。

湯に溶かし込むのが難題

 炭酸泉の温水に皮膚が触れると、お湯の中のCO2の作用で毛細血管の直径が4―7倍に広がり、血行が良くな
るうえ、気持ちを落ち着かせる副交感神経の働きも良くなるとされる。このためドイツやチェコなどでは医療用や
リハビリ用に炭酸泉を利用している。

 日本でも炭酸泉の効能への関心は高いが、炭酸泉の数が少ない。このため炭酸泉発生装置を家庭用に実用化すれ
ば一定の需要が見込めるわけだが、「ことは簡単でなかった」と開発チームを率いた芝塚全功・取締役アクア事業
部メディカル・ライフケア部長は振り返る。

 最大の問題はCO2をお湯にどうやって溶かすかだった。通常、気体は液体の温度が低いほど溶け込みやすく、
温度が上がると溶けにくくなる性質がある。セ氏40度程度のお湯にCO2を溶解させるのも簡単ではない。

 この難題を可能にしたのが、親会社の三菱レイヨンが1998年に世界で初めて開発した「三層複合中空糸膜」だ。
ポリエチレンの非多孔質膜を通じて液体内にある酸素やCO2を取り除く膜である。もともとは人工肺や、印刷用
のインクから気泡を取り除く用途を念頭に開発した。だが、せっかくの新技術をもっと大きな需要が見込める別の
用途に生かしたいと考えた研究者が炭酸泉発生装置を開発している“芝塚チーム”の話を聞きつけ膜を持ち込んだ
のだ。

 「要は逆転の発想」(芝塚取締役)。液体中の気体を取り除くには膜の外側の圧力を液体の圧力より低くすれば
溶けていたガスが染み出すようにして抜けていく。圧力の高低を逆にすれば外部から液体にCO2を溶かし込める
わけだ。

 さっそく装置を組み上げて実験してみたが、理論通りの溶解度はなかなか得られない。セ氏40度のお湯には
1000PPM(PPMは100万分の1)弱のCO2が溶けるはず。しかし、それはビーカーの中で静かに止まっているお湯の
場合。実際には水が循環し、理論通りにはいかないと気がついた。

 最適な圧力と流量を見つけ出すには片っ端から実験をしてみるほかはない。昼夜を分かたずスタッフが実験を繰り
返し、ついに1平方センチメートルあたり3キログラムの圧力をかけ、お湯の流量を毎分5リットルにすると理論値
通りの溶解度が得られることを突き止めた。
(>>183に続く)

183もぐさ変人:2005/07/11(月) 12:40:02
(>>182より続き)
負のイメージ解消

 新製品開発にのめり込む芝塚チームに対し、社内から「入浴中にCO2を吸い込んで意識を失ったりしないか」と
の不安の声も出た。実際にはCO2はお湯に溶け込んで外部にはほとんど出てこないし、出てきても濃度が薄く人体
に影響は無い。余分なCO2も再びお湯に溶かし込んで再利用するシステムを備え不安を解消した。

 一方、装置を共同開発した入来正躬・山梨医大名誉教授らが糖尿病が原因で足の筋肉が腐敗する壊疽(えそ)の患
者に装置で作った炭酸泉を処方したところ、多くの患者の壊疽が治癒する効果が判明。女性の冷え性にも効果がある
との裏付けを得て、健康関連市場を開拓できる装置として事業化にゴーサインが出た。

 02年、足湯のように使う装置を商品化。エステサロン向け業務用機器を経て、家庭用機種販売にこぎつけた。

 芝塚さんには小さな誇りがある。04年夏のアテネ五輪。水面を優雅に舞うシンクロナイズド・スイミングで銀メダル
を獲得した立花美哉・武田美保ペアの演技を陰で支えていたのは炭酸泉発生装置だった。演技は極度の筋肉の緊張を伴
うが、10分程度の短時間で筋肉の張りが解消することから愛用しているという。

 ドイツを訪れた時、装置で作った炭酸泉水に現地の人から称賛の声が上がったのも忘れられない。「本場をしのいだ」
と喜ぶ芝塚さんの次の一手は海外展開。既に米国や豪州向けに輸出を始めており、夢は尽きない。(伏井正樹)


[5月26日/日経産業新聞]

184もぐさ変人:2005/07/12(火) 13:54:19
大岳発電所 豪雨の土石流で設備損傷 温泉供給止まる
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=07=12=994011=chokan

 九州電力は十一日、九重町湯坪の大岳発電所(地熱、出力一二五〇〇キロワット)の設備が十日の
大雨によって起きた土石流で損傷し、発電を停止していると発表した。同社の電力供給に支障はない
が、復旧の見通しは立っていないという。同発電所からは湯坪地区の宿泊施設や民家など約百六十戸
に配湯しており、現在、温泉の供給がストップしている。

 九電大分支店によると、十日午前三時二十分ごろ同発電所付近で起きた土石流で、発電に利用した
後の熱水を地下に戻す還元設備(滞留槽やポンプ、配管)が土砂に埋まったり流されたりした。この
ため、同日午後零時半ごろ発電を停止した。

 発電所は地下からくみ上げた熱水と蒸気のうち、蒸気だけを発電に利用。熱水は一部(気化分を冷
却)を配湯し、ほかは滞留槽からポンプと配管を使って地下に戻すという。発電停止後は、熱水のく
み上げも停止している。

 設備が損傷してから約十時間、微量のヒ素を含む熱水が発電所そばを流れる沢に漏れたが、同社は
「多量の雨水で薄められているので汚染の心配はない」としている。

[2005年07月12日09:59]

185もぐさ変人:2005/07/17(日) 03:18:48
集中豪雨禍 復旧支援と激甚指定 九重町長が県に要請
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=07=14=673242=yukan

 集中豪雨で被害を受けた九重町の坂本和昭町長は十四日午前、県に災害復旧への支援と、
激甚災害指定を要請した。同町では玖珠川流域を中心に各所で道路が寸断されるなど大き
な被害を受けており、坂本町長は「夏の観光シーズンを迎えるので、県道などの一日も早
い復旧を目指したい」と伝えた。

 坂本町長、佐藤美登町議会議長、日野立明県議ら四人が県庁に石川公一副知事を訪ね、
地図と写真で被害状況を説明した。

 同町では十日未明の集中豪雨による鉄砲水で一人が死亡。親子二人が行方不明になって
おり、車ごと玖珠川に転落した可能性が高いとみられている。

 飯田高原につながる主要観光ルートの県道飯田高原中村線は十三カ所で寸断。筋湯温泉
では川のはんらんで旅館など六軒が濁流に洗われ、湯坪温泉では九州電力大岳発電所から
の温泉供給がストップするなど、生活や観光面で大きな打撃を受けている。

 坂本町長は「流木が橋を崩し(川をはんらんさせて)家を流し、被害を大きくした。
(木材価格の低迷や後継者不足で)山の手入れができてないことが影響しているとみられ、
山林の育成も考えていかなければならない」と説明。石川副知事は「県として可能な限り
の体制を組み、あらゆる手だてを講じていきたい」と答えた。

 自民党県消防防災対策協議会(阿部順治会長)も十四日、副知事に、被災地のライフラ
インや道路の早期復旧などを申し入れた。荒金信生県議会議長は九重町、日田市上津江町
の被害状況調査に向かった。

 県災害警戒本部のまとめによると、県内では集中豪雨で三人が死亡、二人が行方不明。
住宅三棟が全壊し、二十棟が床上浸水した。国道五カ所、県道二十七カ所、市町村道十カ
所で崩壊や陥没、土砂崩れなどが起き、計十七カ所で全面通行止めとなっている。

[2005年07月14日13:39]

186もぐさ変人:2005/07/17(日) 03:19:18
九重の被災地 励まし応え、復旧の動き 筋湯温泉で営業再開
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=07=15=516129=chokan

 豪雨で大きな被害を受けた九重町では、被災から四日がたった十四日、筋湯温泉の旅館が
営業を再開するなど復旧の動きが広がった。


 【筋湯温泉】泥が調理場に流入するなど甚大な被害を受けた三軒を除き、二十五軒の旅館・
ホテルが営業を再開。温泉街には浴衣で歩く宿泊客の姿も見られた。

 赤峰正敏筋湯温泉観光協会長は「多くの方のお見舞いが励ましとなり、早く復旧できた。
夏休みシーズン前にほとんどが営業できるようになりホッとしている」と話した。

 【野上簡易水道】玖珠川沿いの同町後野上にある配水タンクが傾き、野上地区の約千戸
(約二千六百人)に給水できなくなっていたが、配水池から直接、水を引くなどの応急措置
で復旧。ほぼ全戸に給水できるようになった。

 【狭間地区】“孤立状態”となった狭間地区で床上浸水の被害を受けた農業男性(59)
のために、仮設住宅を設置することが決まった。来週までには設置が終わる予定。

 同地区の県道田野宝泉寺停車場線に架かる豊後渡橋は「全面通行止め」になっていたが、
人が渡るのには問題がないとして「車両通行止め」に切り替えた。

[2005年07月15日09:26]

187もぐさ変人:2005/07/17(日) 03:19:43
「元気に営業」伝えて 豪雨被害の温泉地 客誘致へ対策会議
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=07=16=841443=chokan

 集中豪雨により被害を受けた九重町などの宿泊施設に観光客を誘致するため、県は十五日、
旅行代理店や交通機関を対象にした対策会議を大分市内で開いた。

 県観光・地域振興局によると、今月十日の豪雨で九重町の筋湯温泉、湯坪温泉、日田市の
天ケ瀬温泉の一部宿泊施設が被害を受けた。その後、ほとんどの施設で復旧作業が終わり、
営業を再開している。

 ただ、災害による風評被害が懸念され、夏の観光への影響を心配する声が地元や、被害の
無かった周辺の温泉地から出ている。旅行代理店などに現状を説明し、PRへの協力を求め
るため会議を開いた。

 武田寛・県企画振興部長が「温泉地に被害が出たが、施設の努力によりほぼ復旧した。元
気に営業していることを全国の人たちに伝えてほしい」とあいさつ。県観光・地域振興局が
九重町の九酔渓に通じる区間など通行止めになっている道路のう回路について説明。露天風
呂が使用できなくなっている施設の復旧状況などを、電子メールで伝えることなどを話した。

 出席した旅行代理店の担当者は「キャンセルの話は出ていないが、状況についての問い合
わせはある。これから予約が止まることがないようにしたい。お客さんに利用してもらうこ
とが現地への支援になる」と話した。

[2005年07月16日09:26]

188もぐさ変人:2005/07/17(日) 03:20:11
温泉街の復旧 旅行社に説明
http://mytown.asahi.com/oita/news02.asp?kiji=6005

 豪雨による土砂災害で被害が出た九重町などの三つの温泉街について、県は15日、県内の
旅行会社12社の担当者を集めて会議を開き、復旧作業が進んでいる状況を報告した。旅行会
社の一部には、宿泊をキャンセルする電話や被害のない別の温泉に関する問い合わせも寄せら
れているという。県は「夏の観光シーズンを前に正確な情報を届け、風評被害を一掃したい」
と話している。

 雨で被害が出たのは九重町の筋湯温泉と湯坪温泉、日田市の天ケ瀬温泉。会議では、楢本譲
司県観光・地域振興局長が14日に現地を視察した様子を報告。県道2カ所に全面通行止め区
間があるものの、復旧作業はほぼ終わり、ほとんどのホテルや旅館が営業を再開したと説明し
た。

(7/16)

189もぐさヘンジン:2005/07/19(火) 20:16:22
竹枝伝わせ源泉冷ます/ひょうたん温泉
http://mytown.asahi.com/oita/news01.asp?kiji=6009

 別府・鉄輪温泉の老舗(しにせ)「ひょうたん温泉」が、竹の枝を使って高温の源泉を短時間に冷ます装置を開発し、
16日から使い始めた。

 装置は高さ3・6メートル、幅5・4メートルの木組みの両側にモウソウチクの枝の束を2段に重ねてつけている。
木組みの上部の樋(とい)に源泉をポンプでくみ上げ、竹の枝を伝わせて冷ます。試行した結果、1分間に330リッ
トルの源泉を流すと温度が94度から44度に下がり、浴槽では42度前後の適温になることが分かった。
 同温泉の悩みは源泉の温度が高すぎることだった。午後9時の営業終了後、新しい湯を冷ましながら浴槽にためるの
に10時間かかっていた。温度が下がりにくい夏場は加水せざるを得ないこともあったという。

 このため、同温泉を運営するユーネット(河野純一社長)は県産業科学技術センターに冷却方法を相談。兵庫県赤穂
市の「流下式塩田」をヒントに、県竹工芸・訓練支援センターと三者で昨年6月から装置の開発を進めていた。

 河野社長は「木と竹を使ったローテク装置だが、短時間に温度が下がり、源泉を薄めることなくお客さんのニーズに
応えることができる」と話す。冷却時間が短縮できるため、今月23日から営業終了時間を深夜1時に変更する。

(7/17)

190もぐさ変人:2005/07/23(土) 14:02:21
妙高で温泉ソムリエ認定ツアー (新潟日報)
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2005072127534

 妙高市(妙高高原)の赤倉温泉旅館組合が主催する「温泉ソムリエ」認定ツアーが19、20日、
同温泉を中心に開催された。地元はじめ全国から参加した96人は、温泉を純粋に楽しむ入浴法
を学び、温泉の魅力を全国に発信するソムリエの資格を取得した。

 温泉ソムリエは、赤倉温泉旅館組合が温泉の魅力をお客に伝えることを目的に誕生。インター
ネットを通じ、全国から資格取得の要望が高く、今回初めて地元のホテル、旅館の経営者以外
に、公募で取得希望者を募った。

[新潟日報 07月21日(木)]( 2005-07-21-11:08 )

191もぐさ変人:2005/07/23(土) 14:02:43
湯布院包む一流の調べ 音楽祭28日に開幕
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=07=22=622505=yukan

 全国有数のクラシック音楽祭として知られる「ゆふいん音楽祭」(大分合同新聞後援)が
二十八日から三十一日までの四日間、湯布院町中央公民館などで開かれる。昨年に続き、音
楽祭総合アドバイザーはチェンバロ奏者の小林道夫さん(同町在住)。日本トップレベルの
音楽家が集い、聴衆を魅了する。

 音楽祭はことしで三十一回目。町内外の有志でつくる実行委員会が、純粋にクラシックを
楽しむ音楽祭として開催している。

 今回はホルンなどの管楽器も登場。音色も曲目も幅広く、小林さんの思いが随所に反映され
ているという。加藤昌邦実行委員長は「落ち着いた雰囲気の“ゆふいん”らしい音楽祭。全体
を通して大きな満足感が得られる内容」と太鼓判を押す。

 日程は次の通り。

 【28日】▽前夜祭(午後7時から町中央公民館・入場無料)=出演者全員のトークや演奏
で音楽祭全体の流れやテーマを紹介【29日】▽ゆふいん西洋音楽探訪(午後1時半から由布
院空想の森アルテジオ)=大分中世音楽研究会が合唱(竹井成美指揮)を披露▽小林さんのチ
ェンバロリサイタル(午後8時からアルテジオ)【30日】▽ビオラ奏者の安藤裕子さんのリ
サイタル(午後1時半から中央公民館)▽ウイークエンドコンサート(午後8時から中央公民
館)【31日】▽フィナーレコンサート(午後1時半から中央公民館)

 チケットは二十九、三十日の各コンサートが三千円(小、中、高校生は千五百円)。三十一
日は四千円(同二千円)、全日通し券は一万二千円(同六千円)。

 問い合わせ、申し込みは由布院観光総合事務所(TEL0977・85・4464)。

[2005年07月22日13:32]

192もぐさ変人:2005/07/23(土) 14:03:05
慢性心不全に温泉浴「効果」 別府先進医療センター研究報告
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=07=22=602054=yukan

 温泉浴が慢性心不全患者の病状を改善する―という研究報告を、九州大学病院別府先進医療
センター(別府市)がまとめた。入浴による保温効果で末梢(まっしょう)血管が広がり、心
臓の負担を減らすなどの効果があるという。一般的に、重い心臓病の人には温泉は禁忌とされ
ているが、「管理された状態で注意して利用すれば、むしろいい効果があると考えられる」と
話している。

 慢性心不全の治療には薬のほか、心臓を鍛える運動療法があるが、高齢になると運動は難し
くなる。同センター循環・呼吸・老年病内科の尾山純一助手(37)は、運動療法に代わる治
療法として、鹿児島大学などで試みられている温熱療法に注目。別府市内に豊富にある温泉を
利用した。

 五十代から八十代までの、重症でない慢性心不全患者計十五人に二週間(毎日十分間)、血
圧や脈拍などをチェックしながら四〇度の単純泉に入浴してもらい、各種データを取った。

 その結果、十四人で、心臓のポンプ機能低下の指標となるホルモン(脳性ナトリウム利尿ペ
プチド)の血中濃度が低下。「ちょっとした動作で息切れしていたが、温浴後は体が楽になっ
た気がする」(八十八歳女性)、「以前は冷たかった手足がポカポカしだした」(七十七歳女
性)など病状に改善が見られた。

 血管壁の固さを示す数値も改善。入浴により末梢血管が広がることに加え、リラックスする
ことや、体が温まることで体内に起きる変化が影響していると考えられるという。

 研究成果は、本年度の県温泉調査研究会報告に掲載する。尾山助手は「温泉浴により全身の
血管の反応が変わっているようだ。対象者を増やして、温泉の効果、血管や免疫力の変化など
についてさらに詳しく調べたい」と話している。


【慢性心不全】 心臓のポンプ機能が徐々に低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなる状
態。心臓弁膜症、虚血性心臓病などが原因となるが、近年、心筋梗塞(こうそく)や高血圧な
ど、生活習慣が原因となる人も増えている。

[2005年07月22日13:36]

193もぐさ変人:2005/07/24(日) 12:55:58
武雄温泉桜門と新館が、国の重文指定に
http://mytown.asahi.com/saga/news01.asp?kiji=3439

 武雄温泉のシンボル・武雄温泉楼門(武雄市)と新館が国の重要文化財(建造物)となり、
22日、地元は喜びに包まれた。
 武雄温泉楼門と新館は1915年、唐津出身の建築家で東京駅の建築も手がけた辰野金吾
が設計を担当し、完成した。
 武雄温泉は「祝 国重要文化財指定」と書かれた看板を同日夕、楼門と新館前に設置した。
岸川保廣総務係長は「待ちに待った気持ち。今後は、この財産を後世に残すことが一番の課
題」と気を引き締めた。
 古庄健介市長は「重要な観光資源の一つとして、情報発信や地域振興に役立てたい」と期
待を寄せた。
 重要文化財となったのを記念し、23日〜8月15日まで、新館の足湯を無料開放。今月
29日〜31日には、来館者に記念タオルを計千枚配る。

194もぐさ変人:2005/07/25(月) 11:47:59
ユニーク外観「ラムネ温泉」/長湯温泉
http://mytown.asahi.com/oita/news01.asp?kiji=6033

 炭酸泉として人気がある長湯温泉(竹田市直入町)の「ラムネ温泉」がユニークな
外観になり、8月1日に営業を再開する。大丸旅館が約1億5千万円をかけて建て替え
た。近くの市温泉療養文化館「御前湯」とともに「長湯温泉のシンボルに」と期待され
ている。

 藤森照信・東大教授の設計。内湯・露天風呂棟と家族風呂棟、待合ロビー・美術館棟
からなる。外壁は焼き杉としっくい、屋根は銅板、頂上には松の木が植えられている。

 営業は午前6時〜午後9時。料金は大人500円、3歳〜小学生200円。家族風呂
2千円(1時間、ドリンクつき)。 (7/24)

195もぐさ変人:2005/07/25(月) 11:48:28
別府の温泉観光ホテルが年配者向けマンションに
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/ke_05072503.htm

 大分県別府市・鉄輪温泉の旧「ホテルあしや」(地上10階地下1階)が、高齢者向け
分譲マンションに生まれ変わる。ホテルは1982年に開業、別府の街が一望できると人
気があったが、バブル経済の崩壊で経営が悪化し、2000年に廃業した。

 ホテルのビルは、福岡市のリフォーム会社「ホームテック」が買収。計画によると、部
屋の価格は1900万〜4000万円で、8月中旬から改修工事を始め、入居開始は
2006年3月を予定している。

 55歳以上の人が住むことを想定し、20タイプ計95室(40〜66平方メートル)を
用意、看護師やヘルパーを常駐させる。大浴場やプールを備え、1階に開設するレストラン
は、地域の人たちとの交流の場としても利用できるようにするという。

 管理費は、1人月額9万円。希望者には、管理栄養士が作る食事(1日3食で月額5万
4000円)も出す。

 販売・管理運営は、別府市の「ウエルライフ」が行う。

196もぐさ変人:2005/07/28(木) 16:10:11
鉄輪温泉700年の蒸し湯、欠かせぬ薬草を別府市が栽培
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_05072821.htm

 大分県別府市・鉄輪(かんなわ)温泉の蒸し湯で、鎌倉時代から約700年間使われてきたという
薬草セキショウが、自生地の減少で入手が難しくなっている。伝統の蒸し湯を守ろうと、別府市は、
セキショウを自ら栽培して安定供給する試みを始めた。

 鉄輪温泉の蒸し湯は、石造りの洞穴の床から噴き出す温泉の蒸気の上に、薬草を敷き詰めたサウナ
形式。鎌倉時代、踊り念仏で知られる一遍上人が開き、当時からセキショウが使われていたと伝えら
れている。

 現在は、約80か所ある市有温泉の一つで、鎮痛効果があるとして、神経痛や腰痛などを患う湯治
客らが年間約2万人訪れている。

 月1回、8畳ほどの石床に敷き詰めるセキショウを入れ替えているが、毎回、約150キロが必要
となる。市温泉振興室の職員4人が毎月、日田市や庄内町、中津市・耶馬渓などの渓流沿いの群生地
を探し出し、地権者に了解を得ながら刈り集めてきた。

 濁った水辺のセキショウは、蒸し湯に敷くと悪臭を放つので、清流沿いに自生したものしか使えな
いうえ、都市化に伴う開発で清流沿いの群生地が激減。市温泉振興室では「必要量を確保するのに丸
1日かかってしまい、負担が大きい」と困り果てていた。

 そこで今年度、200万円の予算を組み、同市堀田地区で約760平方メートルの休耕地を借りて
試験栽培を開始。近くの「白糸の滝」まで水路を設け、きれいな水を引き込んでいる。

 浜口善友・市温泉振興室長は「栽培が成功すれば、セキショウ畑を増やす方針。堀田地区にも市有
温泉があり、一帯を温泉と散策コースとしてPRしたい」と、一石二鳥の効果を期待している。

 セキショウ サトイモ科の常緑多年草。菖蒲(ショウブ)に似ており、渓流や水辺で岩などに着生
するため、石の菖蒲の意からセキショウと呼ばれる。強い芳香が特徴で、乾燥した根茎は、神経痛、
胃痛、腹痛、リウマチなどの痛みを和らげるとされる。5月の端午の節句に、ショウブ湯をたてる習
慣があるが、古くはセキショウの葉を用いていたという。

197もぐさ変人:2005/08/01(月) 14:50:22
鉄砲水被害の大分・筋湯温泉、福岡で完全復旧PRへ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_05073024.htm

 7月8〜11日の集中豪雨で被害を受けた大分県九重町の筋湯温泉で、休業していた旅館2軒が
8月2日から営業を再開する。温泉街には湯治客のげたの音が戻り始めているとはいえ、風評被害
で例年より客足が遠のいている。町観光協会などは同日から2日間、福岡市で温泉街の完全復旧を
PRして、常連客らの呼び戻しを図る。

 同温泉は、九州の屋根とも呼ばれる「くじゅう連山」の北側に位置する山あいの温泉郷。地元が
「湯量日本一」と自慢するうたせ湯で知られ、旅館など約30軒が立ち並ぶ。豪雨により増水した
第二筋湯川からの鉄砲水が温泉街を襲い、5軒の旅館に土砂が流れ込んだ。

 後片付けを終えた旅館が次々と営業を再開する中、最後まで残ったのが、鉄砲水の直撃を受けた
旅館「山の宿 太船(たいせん)」と「かくおや」。2軒は8月2日から福岡県内の高校ラグビー
部の合宿予約が入っていたことから、復旧作業を急ぎ、ようやく再開のめどが立った。

 「太船」経営者の渡辺準二さん(47)は「被災直後は何から手を付けていいか途方に暮れたが、
周囲の旅館や親類の協力、宿泊客の励ましに支えられた。何とか夏の観光シーズンに間に合って良
かった」と話す。

 ただ、直接の被害がなかった旅館も、キャンセルが出たり、例年に比べて予約が格段に少ない。
町観光協会などは「風評被害」を払しょくしようと、常連客らの多い福岡市に出向くことにした。

 赤峰正敏・筋湯温泉観光協会長(54)は「温泉地にとって一番の復興策は、少しでも多くの観
光客に来てもらうこと。元気に頑張っている姿を見に来てほしい」と呼びかけている。

 同町内では観光ルートの県道が寸断され、復旧していない個所もあるが、迂回(うかい)路があ
り、案内板も設置されている。問い合わせは、筋湯温泉観光協会(0973・79・2529)へ。

198もぐさ変人:2005/08/02(火) 12:05:54
温泉情報表示、3割が不適切 道が指導徹底へ 施行規則改正から2カ月(北海道新聞)
2005/08/02 06:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050802&j=0022&k=200508025306

 温泉情報の詳細な表示を義務づけた温泉法の施行規則改正から二カ月余り。道内の温泉施設
全千百九十三件のうち三割を超す三百九十四件が改正された規則に基づく適切な表示をしてい
ないことが、一日までの道の調べで分かった。道はさらに指導を徹底する方針だ。

 改正規則は五月二十四日に施行された。これまで表示が義務づけられていた源泉名や成分な
どの表示項目に加え、施設側は《1》水を加えているか(加水)《2》温泉を温めているか(加温)
《3》循環装置を使っているか《4》入浴剤や消毒薬を使っているか−の表示を新たに義務づけた。
守らなければ三十万円以下の罰金になる。

 道は毎月十四日に各施設の表示の状況をまとめている。新たに表示改善義務を負った施設のうち、
七月十四日時点で三百九十四件が、表示の文言が適切でなかったり、表示用の看板が届いていなか
ったりした。

 一方三百七十件の施設は改善を終えていた。源泉をそのまま使うなど新たな表示改善義務を負わ
ない施設は三百七十五件。五十四件は経営者と連絡がつかなかった。道は全施設の約95%に当た
る千百三十九件の表示状況の確認を終えた。

199371:2005/08/02(火) 14:58:58
>>197
このニュース観ましたよ
湯坪や筋湯の法被を着て、のぼりを掲げた方達が福岡駅でチラシを配っていました
全ての宿が再開とかで良かったですね。

映画スレに書いてたら長湯温泉のかじか庵さんからお葉書が届きました
檜の露天風呂付部屋がオープンとか。
ウォシュレットに無線LAN付だそうですよ。
露天の画像はまだ乗ってませんがHP貼っておきますね
http://www7.ocn.ne.jp/~kajikaan/

200371:2005/08/02(火) 16:02:27
オーノー
温泉板が人大杉に…

昨日「九州の名湯50」って見出しに引かれてじゃらん購入
開いてビックリ、50選の推薦人に郡司さんや斉藤さんが名を連ねてます
温泉好きにはおなじみの名湯がずらり。
福岡からは博多湯、大丸別館、ほうじょう、あおき、卑弥呼といったところが入ってました

201もぐさ変人:2005/08/04(木) 19:13:38
>>199
へぇぇぇ〜。かじか庵さんも部屋つき露天風呂できたんですね。
それで2名様利用一泊二食12,600円とは、安っ!

>>200
教えてくださって、ありが㌧です。
さっそく私も、今日じゃらん9月号購入してきました!!

温泉板の人大杉は、今回は長いですね。
専ブラだと大丈夫だけど、私もIEから読み書きすることも多いもので。
温泉板のあるthat3鯖は、生きてることにはなってんだが、どうしたんだろ?
…今、運営板を見に行く気力は無かったりするわけで。
http://users72.psychedance.com/logview.php?srv=travel2.2ch.net
http://users72.psychedance.com/より)

202もぐさ変人:2005/08/04(木) 19:32:15
九州7県観光バトル〜お客が決める名所、温泉、料理比べ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/ke_05080401.htm

 JR九州は9月から、九州7県で観光地や名物料理の人気度を競う“各県対抗型”の
旅行企画を始める。第1ラウンドは九州新幹線の開業効果が続く鹿児島と国内有数の温
泉地を抱える大分が対戦し、勝者は2回戦に駒を進める。

 ◆初戦は鹿児島対大分
 テレビで人気の料理などの対決番組にあやかって、九州各県の観光振興を図るととも
に、JR本体の鉄道や旅行事業の増収につなげるのが狙い。JRは従来取り扱っている
旅行商品に加え、対戦中の両県を周遊するコースを新たに企画するなどして、対決ムー
ドをあおる計画だ。

 初戦は「薩摩の黒豚vs大分の関アジ・関サバか」「指宿の砂風呂vs別府の地獄め
ぐりか」「錦江湾vs別府湾か」「開聞岳vs由布岳か」など名物対決が見所になりそ
う。

 JRの企画旅行に参加した観光客にアンケートを実施、料理、宿泊施設のサービス、
観光地などの満足度を点数で評価してもらい、半年後に結果を集計し、勝敗を決める方
針だ。

203もぐさ変人:2005/08/06(土) 12:20:13
[火の国をゆく]菊地温泉
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news01.asp?c=5&kiji=798

  熊本市内から車で約1時間。菊池市の菊池温泉で、従来の「宴会型」の集客から、女性や個人客を
呼び込む取り組みが始まっている。手入れの行き届いた民家の庭を一般に開放するなど、地域住民も後
押ししている。(明楽麻子)

  菊池温泉の誕生は54年と、意外なほどに歴史は新しい。菊池市によると、当時の地元商工会メン
バーらが中心となって、掘削に取り組んだという。
 
  源泉は、約45度の無色透明・弱アルカリ性。肌にいいと言われる温泉を気軽に楽しもうと、今年
1月に同市隈府の菊池夢美術館前にできた「足湯」に立ち寄った。ちょうど学校帰りの高校生や、近所
の主婦らでにぎわっていた。
 
  毎日来るという主婦は「足だけでも、汗びっしょりになるくらい温まる」と話す。
   
  だが、温泉の宿泊客数は伸び悩んでいる。菊池市によると、市内の宿泊客は、89年の約44万人
がピーク。昨年は約23万人にとどまった。男性がコンパニオンを呼んで宴会をするというイメージが
強く、バブル後に団体客が減ったためなどという。
 
  女性客を獲得するために市は、02年度から中心部の地名「隈府(わいふ)」と妻の英訳「ワイフ」
をかけて、「おしどり夫婦の里きくちワイフ物語」と名付け、おしどり夫婦の認定書を交付している。
 
  また、温泉街の女将(おかみ)が中心となり、04年から2〜3月に地元商店街や菊池夢美術館な
どで、おひな様の展示も始めた。
   
  地域住民の中にも、観光客をもてなす動きが出てきた。手入れをした自宅の庭を一般に解放する
「オープンガーデン」の取り組みだ。
 
  温泉街から北に歩いて約10分。主婦坂本栄子さん(52)宅の庭は約230平方メートル。築山
もある和風の作りで、ヤマボウシやヤナギなど50種以上の樹木が植えられていた。降り続く雨にぬれ、
緑がキラキラと映える。
 
  坂本さんが庭を一般開放したのは、02年。以来、すでに約2500人の観光客が訪れたという。
オープンガーデンをしている長崎県のグループも見学に訪れるなど、交流も広がっている。
 
  坂本さんは「ゆっくりと庭を見てもらいながら、菊池の文化や歴史を話して心からもてなしたい」
と話す。
 
  坂本さんのように、昭和初期に建てられた洋館や庭などを公開する民家は現在、約10戸あるとい
う。
 
  坂本さんの案内で、自宅にお茶室のある民家を訪ねた。お茶室に入り、抹茶をいただく。外からひ
んやりとした風が入って気持ちよい。観光客にも無料でふるまっているという。
 
  こうした「オープンガーデン」は、観光協会を通じて連絡をとれば、誰でも立ち寄ることができる
という。
 
  菊池観光協会の宗チズ子さん(59)は「個人客も増え、菊池のイメージが変わったという声もあ
る。地域で一体となった取り組みを今後も続けたい」と話す。(7/30)

204もぐさ変人:2005/08/11(木) 15:43:00
豪雨禍1カ月、筋湯温泉 復旧進む
http://mytown.asahi.com/oita/news01.asp?kiji=6101

 県西部で4人が死亡、1人が行方不明になった7月10日の集中豪雨から1カ月がたった。
被害を受けた温泉街はにぎわいを取り戻しつつあるが、不自由な生活が続く人もいる。
(高重治香)

 九重町の筋湯温泉街。鉄砲水の直撃を受けた旅館「太船(たいせん)」は今月2日に営業
を再開した。福岡県の高校ラグビー部の夏合宿の宿泊先になっている。「毎年来てくれてい
るから、今年もぜひ受け入れたい」と復旧を急いだ。旅館を営む渡辺文代さん(46)は
「土砂で埋まった部屋を見た時は立ちすくんだ。どうなることかと思ったが、親類やボラン
ティアの人たちの手伝いで、ここまで来られた」とほっとした表情を見せた。

 災害直後、47年続けた雑貨店を閉める覚悟をした辛川清女(からかわきよめ)さん
(88)にも笑顔が戻った。「じっとしていても仕方ない」と菓子や土産物を仕入れ、営業
再開の準備をしている。

     ◇

 土砂災害に見舞われた住宅のうち、九重町湯坪では今も1世帯が町が建てたプレハブの仮
設住宅で暮らす。日田市上津江町でも自宅に戻れない人がいる。九重町の防災担当、安部義
男総務課長補佐(54)は「県には今後も、早期の復旧と財政支援を求めていきたい」と話
している。

 7月の豪雨では、崩れた山からの流木が橋にかかって水流をせきとめ、水があふれ出して
鉄砲水の一因になった。このため、県は流木を防ぐ鋼鉄製のさく型ダムを玖珠川の上流3カ
所に建設する計画だ。

 通行止め区間が残っていた九重町と宇佐市の県道計4本のうち、九重町の県道田野宝泉寺
停車場線の通行止め区間は9日、仮復旧で片側通行となった。一方、国道210号からくじ
ゅう方面に通じる主要な観光ルートの一つ、飯田高原中村線は道路だけを直しても再び山が
崩れる恐れがあるため、復旧方法を検討している段階だ。

 県道路整備促進室の三浦秀一室長は「これからは台風シーズン。工事をするにしても二次
災害に気を付けないといけない」と頭を悩ませている。(8/11)

205もぐさ変人:2005/08/17(水) 13:40:37
温泉カルテと地域通貨で魅力アップ/別府
http://mytown.asahi.com/oita/news02.asp?kiji=6105

「温泉カルテ」特許出願 書式や分析法

 別府市の別府八湯温泉品質保証協会(由佐悠紀会長)は11日、今年5月の温泉法改正に合わせて独自に
開発した温泉表示方式「温泉カルテ」を特許出願したと発表した。

 カルテは、源泉のほか浴槽内の成分分析や、温泉Gメンが評価した湯の感覚などをグラフなどを使って表
示しているのが特徴。カルテの書式と、カルテを作る上での温泉分析法の2件を特許出願した。

 同協会は「別府方式が普及すれば利用者のホンモノ志向を高め、別府温泉の振興、イメージアップにつな
がる。ほかの温泉地でも広く使ってもらいたい」としている。

 市内のホテル・旅館でカルテを掲示・掲示予定の所は現在49施設。協会は今年度中に80施設に増やす
ことを目指している。

地域通貨「セント」導入へ/11月

 別府市は11月から、地域通貨システムを導入する。準備委員会の初会合が10日あり、地域通貨の名称
は泉都別府にちなんで「セント」と決めた。
 ポイントカード(住民基本台帳カードと一般カード)を使う方式。清掃活動などに参加することでポイン
ト(セント)を入手でき、温泉や文化・体育施設、スポーツ観戦などで利用できるようにする。
 11月から来年1月までを実験期間とし、泉都まちづくりネットワークやオンパクの登録者、大分トリニ
ータや大分ヒートデビルズのサポーターらを中心に約千人の参加者を募る。来年度以降3年間続け、最終的
に2500人の参加を目標にしている。

 同市では、03年4月からまちづくりグループによる地域通貨「湯路(ゆうろ)」が流通している。準備
委では今後、セントとの交換などを検討する。 (8/12)

206もぐさ変人:2005/08/17(水) 13:41:05
温泉・アウトドアライターとして
http://www.hkd.meti.go.jp/hokpp/humanenergy/050811/

〈本多 政史氏プロフィール〉
1952年、夕張市生まれ。東京経済大学経済学部経済学科卒。東京の出版社を振り出しに、一貫して書籍編集
に携わる。帰札後、北海タイムス社の出版部門を経て、亜璃西社の設立に参画。現・同社出版編集人。図鑑
やアウトドア関係の本を数多く手掛けるうちに、自然派に。著書は「北海道キャンプ場ガイド」「札幌から
行く日帰り温泉221」「北海道の温泉 源泉・かけ流しの湯」(亜璃西社)、共著に「北海道ファミリーかけガ
イド」「北海道ファミリー温泉ガイド」(共にベネッセ)など。

207もぐさ変人:2005/08/17(水) 13:41:34
「温泉カルテ」を特許出願〜別府の温泉品質保証協会
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/ke_05081502.htm

 大分県別府市の別府八湯温泉品質保証協会(会長・由佐悠紀京都大名誉教授)は、独自に開発した泉質な
どの掲示板「温泉カルテ」の特許を出願した。他県の温泉地との差別化を図るのが目的だという。

 カルテは、5月の改正温泉法施行規則で「加水」や「循環・濾過(ろか)」などの有無の表示が義務づけ
られたのに合わせ、別府八湯で独自に始めた品質表示。源泉だけでなく、浴槽内の泉質や、専門家集団「温
泉Gメン」による「つるつる感」などの感覚評価も加えたことなどが特徴で、26か所の旅館・ホテルで掲
示されている。

 出願した項目は〈1〉温泉専門家による感覚評価などを盛り込んだわかりやすい表示〈2〉源泉と浴槽を
比較する独自評価システム――の二つ。

 同協会では「今回の特許は、別府だけの『囲い込み』ではない。県内の温泉地が使用する際には無料にし
たい」と話している。

208もぐさ変人:2005/08/21(日) 23:32:08
天草町下田温泉『伊勢エビグルメ海賊プラン』
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=6319

8月21日からの漁の解禁に合わせ、天草郡天草町下田温泉で伊勢エビフェアが始まる。
これは下田温泉旅館組合が旬の『伊勢エビ』を安い値段で多くの人たちに楽しんでもら
おうと今年初めて企画したもの。地元でとれた『伊勢エビ』や『アワビ』『ウニ』とい
った新鮮な食材を『伊勢エビグルメ海賊プラン』と名づけ、町内の11軒のホテルや民
宿で提供するもので18日は試食会が行われた。1人前のメニューは水揚げされたばか
りの1匹200グラム以上の天然の『伊勢エビ』を使った刺し身、ボイル、それにみそ
汁。これに『アワビ』や『ウニ飯』などの季節の魚貝類合わせて13品と盛りだくさん。
このボリュームと新鮮さには試食に集まった人たちも大満足で舌鼓を打っていた。この
『伊勢エビグルメ海賊プラン』は21日から12月29日までのキャンペーンで、料金
は1泊2食つき1人1万4000円から1万8000円となっている。またオプション
としてイルカウオッチングや定置網の体験、窯元での絵付けなども楽しめるという。

2005-08-18 18:51:00

209もぐさ変人:2005/08/21(日) 23:32:47
温泉の駐車場で車中泊…上限2100円!!
http://www.yomiuri.co.jp/atcars/news/20050816ve01.htm

 車内で宿泊や炊事が楽しめるキャンピングカーは、自由に旅先を決めて移動できるのが魅力だ。
最近は、オートキャンプ場以外でも車内で安心して泊まれるよう、ホテルや旅館が施設の駐車場
を低料金で提供するサービスが注目されている。業界団体が後押しする制度で、利用者のマナー
向上にも一役買っているようだ。

80ホテル・旅館RV協会と提携

 キャンピングカーは、ワゴン車などの市販車の屋根を高くしたり、車台に専用のボディーを乗
せたりして改造した車内に、ベッドなどの就寝設備やコンロなどの炊事・水道設備を備えた専用
車。

 現在国内に約30万台が車両登録され、20年前の約30倍に増える人気となっている。

 旅先で車内泊する場所は有料のオートキャンプ場が一般的だが、一般車が無料で休憩できる「道
の駅」の駐車場や、観光地周辺の道路脇などに無断駐車するケースも多く、電源の無断使用やゴ
ミ捨てなどのトラブルも起きている。

 こうしたマナー違反を減らし、宿泊可能場所を増やそうとしているのが、業界団体の「日本RV協
会」(東京)。「RV」とはレクリエーション用車両のことを指し、国内で販売されるキャンピングカー
を扱う業者の9割以上を占める126社が加盟している団体。提携するホテルや旅館などの施設の駐車
場を、車内泊用に利用できる制度を3年前にスタートさせた。

 「湯YOUパーク」と呼ばれるこのシステムは、協会が作った「くるま旅クラブ」(名古屋市)の会員
になれば、キャンピングカー1台につき、1泊2100円を上限に車中泊が可能だ。別料金を払えば、ホ
テルの宿泊客らと同じように温泉やレストランを利用できる施設が多い。全国の約80か所のホテル
や旅館と提携しており、今後も増やしていくという。

 1泊平均4500円程度の費用がかかるオートキャンプ場より割安感があり、利用者からは「レストラ
ンや露天風呂が最高」「キャンピングカーの宿泊は初めてだが、車に電源ケーブルまで引いてもらい
感激した」「ホテルの駐車場だと安心。楽しいキャンプライフができる」などの声が相次いでいる。

 施設側にとってもメリットがあり、長野県の斑尾高原ホテルでは「夏場は使わないスキー場の駐
車場を活用している。緑に囲まれた場所でキャンプには最適なようです。でもまだあまり知られて
いないようで、8月の申し込みは15件です」と話す。

 「くるま旅クラブ」事務局の朝倉功至(こうじ)さんは「宿泊施設の駐車場なら治安も悪くないし、
トイレや入浴施設も近くにある。施設をうまく利用して旅行を続ければ、キャンピングカーの魅力
が十分に発揮できますよ」と強調している。

 湯YOUパーク 宿泊施設は、北海道・定山渓温泉、山形・天童温泉、新潟・六日町温泉、千葉・養
老渓谷温泉、和歌山・南紀白浜温泉、大分・別府温泉など全国各地の温泉地が中心。リストは、同
クラブのホームページ(http://www.kurumatabi.com/)からも閲覧が可能。利用料金や、利用可能
時期、温泉などの付帯施設利用料は施設によって異なる。
利用には「くるま旅クラブ」(052・682・8241、平日日中のみ)への加入が必要で、入会金1000円、
年会費3600円。

(2005年8月16日 読売新聞)

210もぐさ変人:2005/08/21(日) 23:33:23
新湯温泉土石流災害、遺族ら初の慰霊祭/牧園
再建した新燃荘・岩元さん企画
http://www.373news.com/2000picup/2005/08/picup_20050820_6.htm

 牧園町高千穂・新湯温泉の旅館で9人が犠牲になった土石流災害から51年目にあたる18日、
遺族を招いた初の慰霊祭が現地であった。災害後初めて訪れた遺族もおり、復興を果たした地で
しめやかに故人をしのんだ。
 災害は1954(昭和29)年、台風5号が襲来した8月18日発生。大量の土砂で施設全体
が埋没し、従業員と湯治客合わせて9人が死亡した。現在は国民宿舎霧島新燃荘が再建されてい
る。
 これまで遺族が集まる機会はなかったが、当時からの経営者岩元静夫さん(84)が体の元気
なうちに一度実施したいと、所在の判明した遺族に参加を呼び掛けた。
 県内外から訪れた遺族10人は敷地内の慰霊碑に玉ぐしをささげ、めい福を祈った。岩元さん
が災害当日の状況や心境をつづった記録を読み上げると、すすり泣く声がもれた。妹を亡くした
70代の女性は発生時に遺体を引き取りに来て以来の訪問。「来たくても、怖くて足が向かなか
った。つらい思い出を忘れることはできないが、新たな一歩を踏み出すきっかけになった」と話
した。
 自身も妹を亡くした岩元さんは「遺族にはさまざまな思いがあるだろうが、集まってもらい感
謝している。苦労もあったが復興できたのは9人の加護があったからと思っている」と半世紀を
振り返った。
[2005 08/20 07:02]

211もぐさ変人:2005/08/21(日) 23:33:51
旧浜田温泉が“再生” 資料館として新しく 29日に完工式
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=08=20=370839=chokan

 浜田温泉資料館に生まれ変わった別府市亀川浜田町の旧浜田温泉の復元工事がほぼ終了。
宮造りの唐破風(からはふ)と千鳥破風(ちどりはふ)の重厚な屋根を備えた外観が姿を
現した。二十九日に完工式をする。

 資料館には、明治時代から温泉地として栄えた別府八湯の各種温泉資料を展示。地下形
式の浴槽の一つは、温泉資料として見学用に残した。もう一方の浴槽は板張りにし、隣接
する新浜田温泉の入湯客の休憩所として無料開放。夜は集会所として有料で貸し出す。

 旧浜田温泉は老朽化したため二〇〇三年に解体。〇四年に新浜田温泉が建築されたが、
市内の女性篤志家から六千五百万円の寄付があり、復元されることになった。復元に当た
っては旧浜田温泉の建築部材を一部に使い、一九三五年に改築された当時の外観を模した。

[2005年08月20日09:25]

212もぐさ変人:2005/08/21(日) 23:54:26
大深度掘削の影響調査へ 温泉保護で環境省
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/08/2005082001003324.htm

 近年の温泉ブームで過剰なくみ上げによるお湯の減少が懸念されている問題で、環境省は20日、
深さ1000メートル以上の大深度掘削による周辺の源泉への影響について初めて調査する方針を
固めた。
 2006年度予算の概算要求に調査費900万円を盛り込む。
 大深度掘削は、技術の進歩に伴い、温泉地や都心部など各地で増えているが、ゆう出量全体は横
ばい状態。温泉を保護しながら持続的な利用を図ることが課題になっている。
 環境省は大深度掘削による源泉を新たに掘り当てた温泉地などで、周辺の温泉のゆう出量の変化
を調査。持続的に源泉を活用していくため、掘削する深さやくみ上げる量などについて規制が必要
かどうか検討する。

2005年08月20日土曜日

213もぐさ変人:2005/08/22(月) 21:32:49
そもそも温泉って?
http://www.hkd.meti.go.jp/hokpp/humanenergy/050818/

佐藤: 8月、木曜日のゲストです。温泉・アウトドアライターの本多 政史さんです。
佐藤・竹田・本多: おはようございます。
佐藤: 先々週でしたか?本多さんと温泉の話をしました。
竹田: はい。
佐藤: 温泉というのは大事な地球の地下資源なんだと、しかも、これは有限なんだと、
大事にしなくてはいけないという話をしました。『かけ流し』というのはブームになっているけれど、
本当に、この『かけ流し』のままでいいのかという話をしました。
本多: はい。実際にそうなんですね。
佐藤: かといって本多さん。『かけ流し』は、みんなありがたいと思っているんだけれど。
何でそう思うかというと、お湯を貯めておいて、一週間、取り替えないなんていう温泉があるから
こうなったんですよ。
本多: まさにそうです。
佐藤: こういうことがなければ、余りみんな『かけ流し』に拘らなかったということでしょ・・・。
本多: 要するにいい状態で、出来るだけ新鮮なお湯を楽しめればいいんですよね。
佐藤: 今日は、先々週に続いて温泉の話を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。


▼後半に続きます。音声でお聞き下さい。▼

214もぐさ変人:2005/08/25(木) 15:00:50
大深度掘削の影響調査へ・温泉保護で環境省
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050821STXKG024820082005.html

 近年の温泉ブームで過剰なくみ上げによるお湯の減少が懸念されている問題で、環境省は20日、
深さ1000メートル以上の大深度掘削による周辺の源泉への影響について初めて調査する方針を固
めた。

 2006年度予算の概算要求に調査費900万円を盛り込む。

 大深度掘削は、技術の進歩に伴い、温泉地や都心部など各地で増えているが、ゆう出量全体は
横ばい状態。温泉を保護しながら持続的な利用を図ることが課題になっている。

 環境省は大深度掘削による源泉を新たに掘り当てた温泉地などで、周辺の温泉のゆう出量の変
化を調査。持続的に源泉を活用していくため、掘削する深さやくみ上げる量などについて規制が
必要かどうか検討する。

 環境省によると、全国の温泉のゆう出量は02年度末で毎分267万リットルだが、1999年度から
ほとんど変わっていない。一方、93年度から10年間で新たに掘削した源泉4146のうち、深さ1000
メートル以上の掘削は43%を占める。〔共同〕 (07:00)

215もぐさ変人:2005/08/25(木) 15:02:07
嬉野温泉の宿に、土や巨石を使った風呂が登場!
旅館 吉田屋
http://www.mapple.net/news/news.asp?NewsID=32726

嬉野川沿いの温泉宿がリニューアル! 露天風呂、貸切風呂、半露天風呂付き客室が登場した。

日本三大美肌の湯として知られる嬉野温泉にある、創業80年の宿がリニューアル!

新たに登場したのは、露天風呂2つ、貸切風呂1つ、檜造りの五右衛門風呂付きの客室が2部屋。
貸切風呂は九州では珍しい土造り、露天風呂は約8トンもの一枚石をくりぬいた湯舟など、
さまざまな素材でつくられた浴槽がある。料理は、佐賀牛を含む旬の食材をつかった会席膳。
入浴と食事がセットの「日帰りご休憩プラン」は、3時間(11:00〜22:00)3800円から。
ほかに、個室での休憩や宴会、客室エステなどのサービスが充実している。

TEXT:タウチ

216もぐさ変人:2005/08/29(月) 12:31:51
出張は温泉付き/スーパーホテルCity熊本 05年8月27日
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1125126458.htm

 街中の〝天然温泉ホテル〟が注目を浴びている。アクセスが良好な上、天然温泉で癒やされると、
特にビジネスマンに好評だ。中でも昨年4月、リニューアルオープンした熊本市のスーパーホテル
City熊本は浴場を備えるほか、快眠枕の貸し出しサービスを行うなど、居心地や眠り心地の良
さを徹底して追求。大分市には全室に天然温泉を給湯しているホテルもある。街中で〝名湯〟に漬
かってリフレッシュしてはいかが?

スーパーホテルCity熊本には、さまざまな快眠枕の貸し出しサービスがある 街中に宿泊して
も、心身ともに癒やされたい―。そんな願いをかなえてくれる快適スポットが熊本市街地にあった。

 ビジネスマンから家族まで幅広いファンを持つのが昨年4月、リニューアルオープンしたスーパー
ホテルCity熊本。天然温泉の浴場を備えているのが売り物で、市内にある温泉施設「城の湯」
から週に2、3回、お湯を運んできて利用。弱アルカリ単純温泉だけに、肌がツルツルして心地よ
いという。JR熊本駅から市電で約3分と、アクセスがいいことも人気につながっている。

 同ホテルは「安全、清潔、ぐっすり眠れる」をコンセプトに、ホテル事業を全国展開するスーパー
ホテル(本社・大阪市)の1つ。居心地、眠り心地は徹底して追求している。ロビーの一角には、
低反発枕など、5種類の枕が並んでおり、客がチェックイン後に選べるサービスも実施している。
低反発ベッドを備えた部屋もある。全国に50カ所あるスーパーホテルの基幹ホテル、スーパーホテ
ルCity大阪天然温泉(大阪市)の田中良治副支配人(40)は「街中に天然温泉があるホテル自
体珍しいし、ぐっすり眠れると好評です。ビジネスマンは当然ですがスポーツ選手にも喜ばれていま
す」と話した。

 天然温泉を備えた市街地のホテルはほかにもある。グリーンホテル錦生館(きんせいかん=鹿児島
市)には大浴場があるほか、大分パークインホテル(大分市)は全室に天然温泉を給湯している。便
利で快適な〝天然温泉ホテル〟を利用して、日ごろの疲れを吹き飛ばしてはいかが?【菊川光一】


 ◆スーパーホテルCity熊本 「スーパーホテル」などのホテルの企画、開発、運営などを手が
けるスーパーホテルの1つで、昨年4月、リニューアルオープン。全249室でレディースルームな
どもある。宿泊料金はシングルが1人4980円(宿泊のみ)。ちなみに、スーパーホテルCity
大阪天然温泉の天然温泉(単純温泉)は、地下1000メートルからくみ上げて使用。サウナ、寝湯
などもある。スーパーホテルは現在全国50カ所に展開し、天然温泉があるのは7カ所。宿泊料はホ
テルにより異なる。所在地は熊本市魚屋町1の30の1。
問い合わせは電話096・351・9000。

217もぐさ変人:2005/08/29(月) 12:32:15
雲仙の温泉ホテル4社、持ち株会社方式で経営再建
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20050827AT3B2700127082005.html

 九州の温泉地、雲仙(長崎県小浜町)の温泉ホテル4社が年末にも、持ち株会社方式で経営統合する
ことで基本合意した。4社は持ち株会社の傘下に入り、リゾート風、和風など別々の特徴を打ち出し、
共同で経営を再建する。十八銀行から債権放棄などの支援も受ける。複数のオーナー経営のホテルが、
持ち株会社方式で再建に乗り出すのは珍しい。

 経営統合するのは老舗の九州ホテル(七条彰宣社長)、民芸風ホテルの雲仙福田屋を運営する福田
商事(福田努社長)など。共同出資で持ち株会社を設立、持ち株会社が各社の過半の株式を取得する。
持ち株会社の社長は今後詰める。 (16:00)

218もぐさ変人:2005/08/29(月) 12:32:40
ラムネ温泉が雰囲気を変えて大リニューアル! 8月29日(月)更新
ラムネ温泉
http://www.mapple.net/news/news.asp?NewsID=32768

ラムネ温泉が大リニューアル! メルヘンチックな造りの建物に、露天風呂、内湯、家族風呂を備える。



日本で有数の高濃度炭酸泉として名高い長湯温泉の老舗旅館、大丸旅館の外湯として知られる
「ラムネ温泉」が大リニューアル!

建物は、焼いた杉を使う独特の外壁、ピラミッドを模した屋根、屋根の頂上には松の木が植えられた
メルヘンチックなつくり。風呂は、小さな気泡が発生することが名前の由来の名物ラムネ温泉を満た
す露天大浴場(31度)、赤茶色をした炭酸泉を満たす内湯(41度)、炭酸泉とラムネ温泉の2種の風
呂を備える3つの家族風呂がある。館内に、文豪川端康成の作品などを展示するギャラリーを併設。

TEXT:タウチ

219もぐさ変人:2005/08/30(火) 21:29:03
貴重な歴史 後世に 浜田温泉資料館の完工式 1日にオープン
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=08=30=580043=chokan

 旧浜田温泉から生まれ変わった別府市亀川浜田町の浜田温泉資料館が完成。二十九日、
現地で完工式があった。オープンは九月一日から。式には、復元する費用に充ててほしい
と当初、匿名で六千五百万円を市に寄付した森田ミサ子さん(75)=同市野口元町=も
出席。浜田温泉復元に向けて、尽力してきた多くの関係者を前に、浜田博市長によって初
めて紹介された。

 式には、地元関係者ら約六十人が出席。浜田市長が「浜田温泉は百三十年近い歴史を誇
る温泉。当時の温泉建築を知る貴重な建物として親しんでほしい」とあいさつ。森田さん
をはじめ、復元工事に携わった事業者に感謝状を贈った。

 森田さんは「社会に役立つことを」という夫の故・義男さんの遺志を継ぎ、復元費用を
寄贈した。「新聞報道で旧浜田温泉の解体を知った。貴重な温泉建築を後世に残すために
役立ててもらえれば、主人の思いにも応えることができると思った」とミサ子さん。

 宇佐郡和間村(現在は宇佐市)出身の義男さんは、別府市内で証券会社や不動産業を営
み、人権擁護委員を長く務めた。一九九六年には紺綬褒章を受章。二〇〇一年五月、八九
歳で亡くなった。

 資料館前には義男さんの功績をたたえ、記念碑も建立された。浜田市長とともに除幕を
したミサ子さんは「感激している」と感慨深げに話した。

 保存運動に取り組んできた団体からミサ子さんに記念品として旧浜田温泉の古材で作っ
たつげ細工が贈られた。

 完成した資料館は、現存する地下部分に木造上屋を復元した木造平屋(約百五十八平方
メートル)。地下形式の浴槽や、コニュミティーフロアを有する展示室などがあり、古い
温泉資料を展示している。

 隣接する新浜田温泉の入浴客の休憩所として無料で開放するほか、午後五時以降は集会
所として有料(五百二十円)で貸し出す。開館時間は午前九時から午後五時まで(月曜日
は休館)。


旧浜田温泉
1935(昭和10)年に完成。玄関は社寺風の唐破風(からはふ)造りで、竹瓦温泉と
並ぶ木造温泉館。建物の保存を求める声が高まったが、市は専門家でつくる委員会の評価
を受け、2003年10月、取り壊しを決定。解体直後に復元費用の寄付があり、05年
1月から復元工事に着工した。

[2005年08月30日09:45]

220もぐさ変人:2005/08/30(火) 21:29:28
浜田温泉資料館が完成
http://mytown.asahi.com/oita/news01.asp?kiji=6171

 別府市亀川浜田町の旧浜田温泉館を1935年の建設時の姿で復元した浜田温泉資料館が
完成し29日、落成式があった。来月1日に開館する。

 資料館は木造平屋で約160平方メートル。唐破風の玄関の上に千鳥破風をのせた宮造り
の重厚な建築。地下に二つあった浴槽のうち一つと蒸し湯を復元して温泉関係の資料を展示
する。残りの部分は板張りのコミュニティーフロア。市は国の有形登録文化財として申請す
る考えだ。

 落成式には浜田博市長と、建設費相当額の6500万円を寄付した同市野口元町の元小学
校教員、森田ミサ子さん(75)、建設関係者らが出席。浜田市長が森田さんらに感謝状を
贈った。

 森田さんは01年に89歳で亡くなった夫で会社役員をしていた義男さんにふれ「夫は社
会のために役立ちたいと話していた。浜田温泉が別府を代表する文化遺産と知り、寄付しま
した。立派な建物ができ、私と夫の夢がかないました」と話していた。寄付には夫の遺産な
どを充てたという。

 浜田温泉は02年、近くに新館が建設された。旧館は昨年3月に解体されたが、森田さん
が現地での復元を条件に寄付。資料館として今年2月に着工した。

 資料館の開館時間は午前9時〜午後5時。無料。月曜休館。

(8/30)

221もぐさ変人:2005/09/13(火) 18:00:00
モニュメント「竹と温泉」 別府駅に今冬登場
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=09=09=616588=yukan

 ほのかな湯煙で観光客をお出迎え―。別府市の玄関口・JR別府駅前広場(東口)に今冬、
二十四時間掛け流しの“湯だまりモニュメント”がお目見えする。自慢の温泉を「竹かご」
に見立て、国際観光都市の特長を盛り込んだ象徴的なデザイン。市は「旅行者や市民、カッ
プルが集う泉都定番の待ち合わせスポットにしたい」としている。

 モニュメントの設置は、市が本年度から着手した観光再生計画「ONSENツーリズム推
進事業」の重点項目。今年二月に同駅がリニューアルしたのを機に、駅前通りに続く広場に
別府の“顔”となるシンボルを―と企画、構想を練ってきた。

 市内外の彫刻家、建築士、商工関係者らが今年二月から協議を重ね、最終的に絞り込んだ
コンセプトは「竹と温泉」。この夏、コンペで募集した設計案の中から、別府の特産が一目
で分かる作品を選んだ。

 楕円(だえん)形(縦四メートル、横三・五メートル)の土台を別府石で造り、同駅の泉
源から引いた単純泉の湯だまりのほか、湯の肌触りを楽しめる「手湯」やベンチも。その土
台を高さ三メートルの竹編みで覆い、全体を「竹のかご」に模して周囲に湯煙や夜間照明が
こぼれるようにした。

 総工費は約三千万円。十月上旬に着工し、「多くの人出でにぎわう忘年会やクリスマスの
名物イベント『冬の花火ファンタジア』までには完成させて、訪れた県民や観光客、帰省客
らにお披露目したい」と市。山川浩平・市観光経済部長は「別府駅の改装で人の流れは活発
になった。モニュメントは、泉都の魅力を印象づけるデザイン。別府の象徴として親しまれ
るよう、市報などを通じてネーミング(愛称)を募集したい」と話している。

[2005年09月09日13:20]

222もぐさ変人:2005/09/13(火) 18:00:23
武雄温泉/宿泊客狙いガイド本
http://mytown.asahi.com/saga/news01.asp?kiji=3574

 武雄市温泉活用推進実行委員会(大坪勇郎会長)はこのほど、武雄温泉の秋のイベント
「ノスタルジー武雄 時巡り温泉祭」(23日〜10月31日)のイベント内容と、初め
て作った総合ガイドブック=写真右=を発表した。「美・味・知」の三つのテーマに25
種類のプログラムを用意。宿泊客を増やそうと、土曜夜から日曜にかけてイベントを集中
させた。

 温泉祭は、入り込み客が減少している武雄温泉観光の活性化を目的に、一昨年から始ま
った。昨年は今年と同じ期間中に約3万3千人が宿泊した。
 それでも、ホテルや旅館の稼働率は、全体の平均で5割を下回っている。昨年は約9万
人だった日帰り客に、どれだけ泊まってもらえるかが課題だ。

 今年は温泉と太極拳、ヨーガ教室を結びつけて肌を磨く「美」、花摘みと漬けもの、ソ
バ打ちと焼き物体験の「味」、10月に市図書館・歴史資料館で開く「武雄が生んだ華や
かな陶器の世界展」の「知」に六つの新企画を導入した。
 昨年人気だったホテル・旅館で入浴、市内の陶芸作家の焼き物(器)に料理長が盛りつ
けた昼の特別料理を楽しんでから窯元を訪ねる「器と料理と窯元めぐり」に、今年は9ホ
テル・旅館が参加。水、木、土、日曜日に各15〜20人を5千円で受け入れる(要予約)。

 実行委では「初めてイベント内容とお得なクーポンを刷り込んだカラーガイドブック
(20ページ)を2万部作った。北部九州各県の情報センターや県内の道の駅、高速道路
のサービスエリアに置いて誘客に結びつけたい」としている。

 問い合わせは市企画課内の同実行委(0954・23・9325)へ。 (9/9)

223もぐさ変人:2005/09/13(火) 18:00:48
別府市の紙屋温泉で16日に「百物語」 参加者を募集
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=09=10=999240=chokan

 実話怪談集「新耳袋」の著者、中山市朗さんと体験する「怪談百物語」が十六日午後十一時から、
別府市千代町の紙屋温泉で開かれる。参加者(先着三十人)を募集している。

 イベント制作会社「作劇舎」(大阪市)が主催し、別府大学生らでつくる「豊後百物語の会」の
共催。

 古くから「一晩に百の怪談話をすると怪異なことが起こる」と言われている。怪異話の収集だけ
でなく、テレビなどでも活躍する中山さんと参加者が持ち寄った怪談話を夜通し語ると、何が起こ
るのか…。

 参加者は十八歳以上(高校生を除く)で怪談を一つ以上用意し、自分で語る。参加料は五百円
(軽食付き)で、休憩中には温泉入浴もできる。

 問い合わせ、申し込みは市観光協会(TEL0977・24・2828)へ。

224もぐさ変人:2005/09/13(火) 18:01:17
温泉療養 現地で学ぶ
草津で27、28日…今後8か所予定
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20050913ik03.htm

 温泉地に滞在しながら、医師から温泉療養のコツなどを直接学ぶ「健康づくり大学」が
今月からスタートする。中高年層の健康づくりなどを目的に、公益法人と自治体などが進
めているプラン。群馬・草津温泉を手始めに、来年春までに全国9市町村の温泉地で開催
される。

 この“大学”は、経済産業省所管の社団法人、民間活力開発機構(東京)が企画し、対
象地域の自治体と温泉旅館組合などが主催する。中高年層の健康づくりと温泉地の活性化
を目的に、昨年から準備を進めてきた。

 その第1弾が今月27〜28日に、群馬県草津町の草津温泉で開かれる。期間中、日本
温泉気候物理医学会・温泉療法医会顧問の医師、植田理彦(みちひこ)さんなどが健康相
談に応じ、生活習慣病などの症状に応じた泉質や入り方など温泉療養のコツを助言する。
体操や運動療法を採り入れたウオーキングの時間帯もある。受講費は無料。

 草津温泉に滞在している人なら受講できる。特に力を入れているのは同温泉旅館協同組合
に加盟する14館などで、宿泊料金は2食付きで5775円〜1万9050円。うち9館で
は、本人の健康状態に配慮し、カロリーを計算した食事を出すという。

 健康づくり大学は、この草津温泉を手始めに、おおむね今年度中に、新潟県妙高市(赤倉
温泉)、同県柏崎市(柏崎温泉)、神戸市(有馬温泉)、岩手県湯田町(湯田温泉峡)、
福島県北塩原村(裏磐梯温泉郷)、山梨県笛吹市(石和温泉)、神奈川県厚木市(七沢・
飯山温泉郷)、長野県飯山市(飯山市温泉郷)の8市町村の温泉地でも計画されている。

 健康づくり大学は、昨年12月から3か月間、神奈川県箱根町の強羅温泉でモデル事業と
して行われ、約6000人が専門医の助言をもとに入浴、食事、運動を行った。その結果、
痛みが「なくなった」「軽くなった」という回答が計52%、疲れが「なくなった」「軽く
なった」という回答も同37%を占めた。数日間の温泉療養であっても、体に合ったやり方
であれば、体調改善に一定の効果があることが認められた。

 民間活力開発機構理事長の里敏行さんは「温泉地を擁する60以上の自治体から、『健康
づくり大学を開きたい』という問い合わせをいただいている。今後も各地の自治体で開催し、
温泉療養にふさわしい地域を紹介していきたい」と話す。

 問い合わせは、同機構(03・3543・8777)へ。

(2005年9月13日 読売新聞)

225もぐさ変人:2005/09/16(金) 00:16:53
別府の廃業ホテルを再利用/高齢者マンションに改装 2005/09/14 08:33
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20050914000021

 大分県・別府温泉の1つ、鉄輪(かんなわ)温泉街で、廃業した有名ホテルが改装され、
来年春に高齢者用分譲マンションとして生まれ変わる。かつて宴会などでにぎわったホテ
ルが、少子高齢化時代にふさわしい介護付きの施設になる。

 このホテルは、1982年に鉄筋11階建て、約80室の大型観光宿泊施設としてオー
プンした「ホテルあしや」。高台にあり「市街地が一望できる」と人気だった。

 しかし、全盛だった宴会中心の観光が下火になった上、競合ホテルも増加。バブル経済
崩壊後に経営が悪化し、2000年に廃業した。

 住宅リフォーム会社、ホームテック(福岡市)がホテルを買収。今後、部屋数95室の
マンションに改修する。介護室を設置し、介護専門スタッフが常駐。ホテルで使っていた
温泉の大浴場も利用でき、25メートルある温泉プールでウオーキングも楽しめる。

226もぐさ変人:2005/09/16(金) 00:17:16
九重町湯坪 温泉供給を再開 大岳発電所が仮復旧
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=09=15=257654=chokan

 九州電力は十四日、七月十日の大雨による土石流で損傷した九重町湯坪の大岳発電所
(地熱・出力一二、五〇〇キロワット)の設備を仮復旧したと発表した。十二日に同町
湯坪地区への温泉供給、十三日に最大出力の半分以下の約六千キロワットで発電を再開
した。

 同発電所は土石流で、発電した後の熱水を地下に戻す還元設備(滞留槽やポンプ、配
管)が土砂に埋まったり流されたりした。同社の電力供給に支障はなかったが、湯坪地
区の宿泊施設や民家など約百六十戸へ配湯(一時間に約百七十トン)していた温泉が供
給できなくなっていた。

 仮復旧では、熱水を地下に戻す配管や、湯坪地区へ温泉を供給する配管を仮設。本格
的な復旧工事は県の河川防災工事に合わせて実施するが、同発電所を管理する八丁原発
電所の大石公平次長は「本復旧まで少なくとも数年はかかる見込み」としている。

 武田紀幸・湯坪温泉観光協会長は「すべての旅館にお湯が来るまで、もろ手を挙げて
喜べなかったのでホッとした。減少したお客さんが戻ってくるよう、頑張っていきたい」
と話した。

 広瀬勝貞知事は「湯坪温泉の関係者が待ち望んでいたことであり、一日も早く県内外
の温泉ファンが戻ってくることを願っています」とのコメントを出した。

[2005年09月15日09:54]

227もぐさ変人:2005/09/19(月) 17:13:21
県博物館で「名水・温泉・名勝展」 きょうから(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20050917/lcl_____gif_____008.shtml

 関市小屋名の県博物館の秋季特別展「名水・温泉・名勝展−水と大地のハーモニー」
(同博物館、中日新聞社主催)が、十七日から始まる。開幕を前に十六日、関係者に
よるオープニングセレモニーがあった。

 人の生活に欠かせない水をテーマに、名水と温泉の成り立ちのほか、雨や川がつくり
出す渓谷や滝などの景勝地、温泉とともにできるさまざまな鉱物などを紹介する。

 会場には、県内を中心に全国各地の名水や温泉の紹介とともに、砂漠の地下水に含ま
れるミネラルの結晶で、「砂漠のバラ」と呼ばれる花びら型の硫酸カルシウム、温泉成
分から作られるトパーズなどの美しい鉱物、鍾乳洞の模型が展示される。

 また、養老の滝など県内四つの滝の模型、全国の温泉を見比べられるコーナー、京都
府京丹後市の琴引浜の鳴き砂を鳴らしたり、温泉のペーハーを調べたりできるコーナー
もあり、入場者が楽しめるよう工夫されている。セレモニーに参加した小学生も興味い
っぱいで展示を見て回っていた。

 入場料は一般六百円、大学生三百円(団体割引あり)。高校生以下は無料で。月曜日
休館で、十一月十三日まで。 (田中一正)

228もぐさ変人@代筆:2005/09/21(水) 11:58:35
黒川温泉、立ち寄り入門・絶景露天風呂編/九州につかる 05年9月20日
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1127217004.htm

 湯布院に続く温泉地といえば、やはりここしかない。今回からは2週続けて全国でも人気が高い
熊本・黒川温泉を特集する。1回目は、立ち寄り入浴できる〝絶景露天風呂〟。山間の温泉地とい
う立地をいかし、自然と調和した温泉を楽しめるのが魅力で、渓流沿いにあるものから、日本庭園
を満喫できる露天風呂までバラエティー豊かだ。もちろん、紅葉も楽しめる。この秋、自然に囲ま
れた名湯で癒やされてはいかが。

 せっかく露天風呂に入るなら、いい景色を眺めたい。人気の黒川温泉には絶好のスポットがある。
山あいの宿山みず木の露天風呂は、日ごろの生活では味わえない癒やしの空間が広がっていた。渓
流沿いにあるため、開放感たっぷり。湯船に漬かっても、目線が水面と同じ高さになり、まるで川
に漬かっているような感覚になるという。木々に囲まれ、川のせせらぎも心地よい。湯から上がり、
岩に腰掛けて、いつまでも自然の美しさに見とれる人も多かった。同宿スタッフの
川上謙一さん(37)は「女性の露天風呂は川に手が届きます。雪景色の露天風呂も最高ですよ」と
胸を張った。

 立ち寄り入浴ができる〝絶景露天風呂〟は、まだまだラインアップがある。山あいの宿山みず木
のほか、清流の宿帆山亭、山河旅館なども、川のせせらぎを楽しみながら温泉に漬かることができ
る。日本庭園の中に露天風呂がある瀬の本館夢龍胆(ゆめりんどう)や、高台にあるため、温泉街
が一望できる南城苑の露天風呂など、自然の癒やしをキーワードにした宿は豊富だ。

 「温泉は1つの旅館。(温泉街の)道は廊下で、旅館は離れの客室」。黒川温泉ではそんなコン
セプトのもと、自然と調和した温泉地づくりが行われてきた。街並み同様、各旅館でも独自の魅力
づくりが行われている。黒川温泉観光旅館協同組合の代表理事で夢龍胆の小林茂喜社長(52)は
「自然との調和がとれた温泉地だから、お客さんもホッとするのではないでしょうか」と話す。こ
れから紅葉の季節もやってくる。ここは秋の自然にもどっぷり〝漬かれる〟スポットなのだ。
【菊川光一】

229もぐさ変人@代筆:2005/09/21(水) 11:58:55
温泉施設1200カ所紹介/九州沖縄9紙の合同サイト 2005/09/20 20:18
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20050920000394

 九州・沖縄地区の新聞社9紙の合同サイト「プレス9」が20日、九州・沖縄の8県にある
約1200カ所の温泉施設を紹介する新メニュー「九州沖縄温泉Map」を加え、全面的にリ
ニューアルした。

 立ち寄り温泉、露天風呂、家族風呂、温泉宿の4つのジャンルを各県別に取り上げて、泉質
や効能、入浴料などを紹介。周辺のイベント情報を併せて紹介する地図付きで、温泉を含めた
観光を考える際に便利な内容となっている。

 また、かけ流しか循環湯かなど、利用者がこだわりを持つキーワードを入力して温泉を探す
こともできる。利用者が感想を書き込み、温泉情報を交換するための掲示板も設けた。

 「プレス9」は、地域の経済、文化の発展を目指して2000年4月に設立。データは各温
泉施設にアンケートをして集めた。収録する温泉は今後も徐々に増やす方針。

230もぐさ変人:2005/09/26(月) 10:05:37
過剰くみあげしていない? 環境省が温泉の保護探る 2005年09月23日15時59分
http://www.asahi.com/life/update/0923/002.html

 温泉資源を守って末永く楽しんでもらおうと、環境省が06年度にも温泉地の実態調査に乗り出す。
大地から自然にわき出す温泉(自噴泉)のお湯の量(湧出量)が減る一方、地面を深く掘ってポンプ
でお湯をくみ上げる温泉施設が次々にオープンしている。湧出量の減少とくみ上げとの因果関係を把
握したり、温泉掘削に関する都道府県の規制状況を調べたりして、各温泉地に適したお湯の保護のあ
り方を探る。

 環境省によると、全国に5000カ所余りある自噴泉の総湧出量は99年度の1分あたり約89万
リットルをピークに減り続け、03年度は80万リットルになった。一方、ポンプでくみ上げる動力
泉数は03年度は1万3600カ所と40年前の約3倍。旅館やスーパー銭湯などの温泉施設も03
年度は約2万2000軒とこの40年で約2倍に増えた。

 環境省は、全国約3000の温泉地から20カ所を選び、旅館など現地の業者からくみ上げの状況
などを聞き、湧出量の季節変化や泉温、泉質の変化などを調査する。そのうえで、因果関係があると
みられる過剰なくみ上げと湧出量の減少の実態をデータで裏付けたいとしている。

 さらに、温泉掘削に関する各地の規制状況を調べ、採取量の制限など、各都道府県が掘削許可を出
す際の判断材料を提供したい、としている。

 温泉法では、温泉の掘削には都道府県知事の許可が必要だが、公益を害するなど特別な理由がない
限り、原則として許可しなくてはならない。03年度に申請された全国601件の新規掘削のうち、
不許可になったのは1件だった。

 そこで、温泉を抱える都道府県では、掘削ラッシュによる温泉の枯渇を防ぐため、温泉地を「保護
地域」などにして規制をかけている。例えば北海道では札幌市内の平野部を「準保護地域」にし、今
年5月から、既存の源泉から500メートル以上離れなければ新規掘削を原則認めないことにしてい
る。

231もぐさ変人:2005/09/27(火) 13:07:31
南小国町黒川温泉で自主防災訓練
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=6668

阿蘇郡南小国町の黒川温泉で、大規模地震を想定した地域住民による防災訓練が行われた。
この黒川温泉の自主防災訓練は黒川温泉自治会が10年前から年に1回実施しているもの。
訓練には温泉街に住む100世帯のほか、27の旅館や店から約400人が参加した。
訓練は震度6の地震による強い揺れで家屋が倒壊、人が閉じ込められたという想定で始まり、
自治会長の指揮の下、決められた避難場所に住民たちが集合する一方で、消防団などが
避難や救出訓練を行った。訓練に立ち合った南小国町の河津修司町長は一刻を争う災害には
住民の団結が不可欠と話していた。
2005-09-26 19:03:57

232もぐさ変人:2005/09/27(火) 13:07:56
黒川温泉、立ち寄り入門・立ち寄り入浴編/九州につかる
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1127825407.htm

 遊び感覚を味わうにももってこいだ。熊本・黒川温泉の2回目は、立ち寄り入浴できる
ユニークな風呂を紹介します。洞窟(どうくつ)風呂、穴風呂、立って入る「立ち湯」、
日や時間によって色が変わる露天風呂などバラエティーに富んでいる。同温泉が誇る自然
美に加え、とっておきの思い出づくりをしたい人にはたまらないスポットに違いない。

 洞窟に入ると湯船だった―。黒川温泉でとっておきの思い出をつくりたい人には黒川
名物、山の宿新明館の「洞窟風呂」(女湯)がある。ゴツゴツした岩肌の風呂に入ると、
幻想的な雰囲気が漂い、まるで探検家にでもなった気分になる。後藤哲也社長(73)が
50年前、ノミと金づちを使って3年半をかけて完成させた。全長30メートル。蒸気がこも
りスチーム効果があることから、新陳代謝も活性化するという。洞窟風呂は女性専用だが、
隣には全長20メートルの「穴風呂」(混浴)もある。後藤社長は「1日に1センチ掘れな
いときもあった。ノミの刃もすぐ丸くなりましたよ。でも、お客さんに喜んでもらいたか
ったですから」と当時を振り返った。

 ユニークな風呂はまだある。上からひもでつるされた竹などにつかまり、立って入る
「立ち湯」があるほか、日や時間によって白、青みがかった白などに色が変わる魅惑の
湯が楽しめる旅館、約50人が1度に入れるほどの広い湯船が自慢の旅館もある。

 露天風呂づくりの名人ともいわれ、ほかの旅館へのアドバイスなど、温泉地づくりに
尽力してきた後藤さんは「みんなでお客さんに喜んでもらおうと付加価値を高める努力
をしてきました。全部の評価があってこそお客さんが来るようになるんです」と話した。
四季折々の自然美に加え、個性豊かな温泉が楽しめることも人気につながっている。
遊び心を満足させてくれる温泉もまた格別だ。【菊川光一】


 黒川温泉で最古の旅館は、創業250年を超えるという「御客屋旅館」で、最新の旅
館は、03年にオープンした「夢龍胆(ゆめりんどう)花泊まり」。1986年には気軽
に湯巡りが楽しめる「入湯手形」を導入したことで温泉旅館が急増した。黒川温泉観光
旅館協同組合の広報担当者によると「入湯手形」導入当時の旅館数は16軒だが、現在、
28軒が営業している。

 後藤酒店の地ビール「湯上り美人」(1本330ミリリットル578円)がオススメ
だ。いずれも地元のわき水を使用している。フルーティーな香りと味が楽しめるペール
エールなど3種類ある。同店のスタッフは「女性のラベルがかわいい。湯上がりにはピ
ッタリですね」と話した。営業時間は午前8時40分〜午後10時。毎月第1、3水曜定休。
南小国町満願寺6991の1。電話0967・44・0027。

233もぐさ変人:2005/10/03(月) 13:33:00
民事再生手続き中の菊南開発支援に福岡市の管理会社内定
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/ke_05100104.htm

 民事再生手続き中の熊本市のホテル経営会社「菊南開発」と関連2社は30日、
福岡市のマンション管理会社「丸美」をスポンサーに内定した、と発表した。菊南
開発が経営する熊本市の菊南温泉観光ホテルは、12月に閉鎖される。丸美が約
10億円かけて改装した後、来年6月に「ロマネスクリゾート菊南」(仮称)とし
てオープンさせる予定。

 菊南グループは丸美を選んだ理由について、「鹿児島でホテルを経営しているう
え、地元密着のグループの経営方針と一致する」と説明。11月末までに熊本地裁
に再生計画案を提出する方針。

 菊南グループは今年1月、同地裁に民事再生法の適用を申請。〈1〉菊南開発が
一般家庭に提供している温泉の給湯を維持する〈2〉ホテル事業を継続する――な
どを条件にスポンサーを探していた。

234もぐさ変人:2005/10/03(月) 13:33:44
菊南グループ、丸美に営業譲渡
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=6707

経営悪化で民事再生手続き中の菊南観光ホテルなど菊南グループは福岡市が本社の
「丸美」に営業を譲渡することを明らかにした。スポンサー企業に内定したのは福
岡市に本社をおく「株式会社 丸美」で不動産や建設、ホテル経営などの会社。菊
南グループでは温泉権者への給湯の維持やホテル事業の継続、従業員雇用の原則維
持の3つの条件をだして支援企業を募っていた。会見に出席した丸美の金丸 近社
長は3つの条件を守るとした上でホテルについては12月17日で一時閉鎖し約
10億円をかけてリニューアル来年6月のオープンを明らかにした。新しいホテル
の名前は「ロマネスクリゾート菊南」ということ。
2005-09-30 21:02:50

235もぐさ変人:2005/10/03(月) 13:34:19
宮崎交通 13路線を来年4月廃止
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=4735

  産業再生機構の支援を受けて経営再建中の宮崎交通は9月30日、県内の路線バス13路線27系統の
17区間について、来年4月から廃止することを国交省九州運輸局宮崎運輸支局に届け出た。宮崎交通は
「収支改善のためにやむを得なかった」としている。
 
  宮崎交通によると、廃止する区間は▽宮交シティ〜宮の下路線の「記念病院前〜宮の下」間4・6キロ
▽延岡〜祝子川温泉路線の「小山橋〜祝子川温泉」間26・7キロなど、10市町村にまたがる141キロ。
採算がとれず、収支改善の見込みがないことから今年6月、県バス対策協議会に廃止を申し出ていた。
 
  宮崎交通自動車部の津田尚史部長は「県バス対策協議会の各地域分科会での容認を受けて届け出た。
代替案については自治体と協議してできる限り協力したい」と話している。
(10/3)

236もぐさ変人:2005/10/03(月) 13:34:45
廃止16路線届け出/大分バス
http://mytown.asahi.com/oita/news02.asp?kiji=6293

 経営再建中の大分バス(大分市)は30日、来年4月からの廃止を打ち出していた21路線のうち、
16路線の廃止を大分運輸支局に届け出た。残る5路線のうち、既に廃止を届け出たパークプレイス
経由臼杵線(大分、臼杵両市)を除く4路線については運行を継続する方針。同社は「廃止を届け出
た路線も、条件が整えば継続する可能性もある」としている。

 同社が継続運行の方針を示したのは、大分市内の丸亀線(中鶴崎2丁目交差点〜丸亀)、東浜線
(武漢の森交差点〜花津留)、東芝線(舟本大橋北交差点〜東芝)と由布市の由布川温泉線(喜多里
団地〜由布川温泉)。ただ、回送車両の活用など「費用負担の少ない方法」(大分バス担当者)での
運行となるため、減便やダイヤの変更が避けられないという。

 一方、この日廃止を届け出た16路線のうち、日本文理大学佐野線(大分市)と野津原今畑線(同)、
大分医療センター経由津久見線(大分、臼杵、津久見3市)については「沿線自治体などと協議中」と
している。今後、自治体の補助金支出などの調整がつけば、届け出を取り下げるという。また、由布、
竹田、臼杵、津久見の各市が関係する計5路線については、運行路線の変更や関連バス会社による運行
などを検討している。

 路線廃止の届け出は道路運送法に基づく手続きで、廃止予定日の半年前までの届け出が必要とされて
いる。

 また、同社によると、事業再生計画に基づいて今年度末をめどに同社が募っていた出資金2億5千万
円は、10月末ごろまでに確保できる見通しとなった。県議会は9月定例会で同社への2千万円の出資
を含む一般会計補正予算案を可決しており、同社の片野聖一・秘書広報課長は「県の出資は大変ありが
たい。会社一丸で再建に取り組む」と話した。

■大分バスの廃止届け出区間

●大在駅裏経由佐賀関線(大分市)
 志村〜明日香会館前
●大分医療センター線(同)
 大在駅前〜大分医療センター、寺園〜大在浜2丁目
●曙台線(同)
 曙台団地内の路線を廃止
●日本文理大学佐野線(同)
 文理大学入り口〜佐野
●けやき台戸次線(同)
けやき台入り口〜前田
●河原内線(同)
 白滝橋北〜河原内
●国分新町向の原線(同)
 田向経由の路線を廃止
●東院線(同)
 医大ケ丘1丁目〜中村
●野津原今畑線(同)
 矢貫〜今畑
●小野屋庄内庁舎線(由布市)
 挾間町役場前入り口〜小野屋駅前
●阿蘇野線(同)
 小野屋駅前〜阿蘇野
●北大津留庄内庁舎線(同)
 北大津留〜小野屋駅前
●長湯久住線(由布、竹田両市)
 小野屋駅前〜久住、藤目〜馬門

●大分医療センター経由津久見線(大分、臼杵、津久見市)
 臼坂道路入り口〜平清水、臼杵署前〜臼杵駅、辻〜津久見駅
●市浜津久見線(臼杵、津久見両市)
 辻〜津久見駅
●岸河内線(佐伯市)
 田淵〜岸河内
(10/1)

237もぐさ変人:2005/10/05(水) 12:31:04
嬉野温泉/九州につかる 05年10月4日
http://www.nikkan-kyusyu.com/view/tl_1128407916.htm

 美肌の湯をじっくり満喫したければ嬉野へ―。今回は佐賀・嬉野温泉(嬉野町)の立ち寄り入浴できる
家族風呂を紹介します。美肌効果がある泉質(ナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉)が自慢の嬉野温泉は
家族風呂がある旅館、ホテルが増えている。開放感あふれる露天はもちろん、特殊加工した畳の浴場、土、
ヒノキ、岩風呂などバラエティーに富む。家族連れ、カップルでゆっくりくつろいで肌美人になろう。

 せっかく美肌の湯を楽しむなら、ぜいたくな思いをしたい。ここ4、5年で家族風呂を新設した旅館、
ホテルは約10軒もある。

 今年8月、家族風呂などが誕生した、やすらぎの四季の宿 旅館吉田屋、はその1つ。嬉野温泉初と
いう土造りの家族風呂(内湯)がウリだ。赤土にセメントや砂利を混ぜて造ったという湯船は、ぬくもり
を感じさせる。スタッフの副島康弘さん(28)は「落ち着いてホッとする、しかも懐かしい雰囲気の中で
美人湯を楽しんでもらおうと造ったんです」と胸を張った。

 個性豊かな立ち寄りができる家族風呂はまだある。旅館初音荘は今年5月、浴場にお湯をはじくなど特
殊加工した畳を敷いた「お座敷乃湯」(内湯)を新設。滑る心配がなくなり、子供連れや年配者に安心と、
好評だという。割烹(かっぽう)旅館鯉登苑(りとうえん)には今年7月「はしの湯」(露天風呂)が登
場。スギをふんだんに使った壁も心地よい。若おかみの山口美津子さん(47)は「露天風呂からはサクラ
が見えるので春は最高でしょうね」と話した。

 同温泉は、全国ネットのテレビ番組で「美肌の湯」として紹介されたことで、01年から「美肌の湯=嬉
野町」を前面に出してアピールしている。家族風呂のニーズが高かったこともあり、各旅館、ホテルで新
設されていった。肌がツルツルになると評判の嬉野温泉。あなたはどの家族風呂で美肌になりますか? 
【菊川光一】

 良質の温泉は、さまざまな商品にも生かされている。大正屋などの旅館、ホテルが温泉水を使った湯豆
腐セットを販売。また、温泉水を7割配合した化粧水、せっけんなども各旅館で売られている。嬉野温泉
旅館組合の山口保理事長(63)は「温泉は成分がいいので、商品でのPRも行っています。美肌の湯をい
ろんな形で体感してもらえれるので好評ですよ」と話した。

238もぐさ変人:2005/10/05(水) 12:32:14
ホークスタウンに温泉施設/福岡 05年10月4日 18:47
http://www.nikkan-kyusyu.com/news/ts_1128419251.htm

 ホークスタウン(福岡市)は4日、ヤフードーム(同市)に隣接するショッピングセンター
「ホークスタウンモール」の増設工事を終え、11月16日にオープンすると発表した。

 増設されるのは鉄筋4階建てで、総延べ床面積約4万3500平方メートル。アジアのリゾー
ト地をイメージした大型の温泉施設や屋内では九州初というフットサルの公式コートが設けら
れる。

 既存と合わせると約8万1000平方メートルとなり、ほぼ倍増。出店数は約110店舗で
九州最大規模のショッピング街になる。(共同)


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