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成層圏発見の日

17呟き尾形:2025/06/09(月) 00:23:33
🌏6月8日は「成層圏発見の日」〜気球が教えてくれた空の仕組み〜
1902年(明治35年)の6月8日、フランスの気象学者テスラン・ド・ボールが気球による観測を行い、地球の大気の層に関する画期的な発見をしました。
その観測の中で、「上空に行くほど気温が下がる」というそれまでの常識が通用しない層があることがわかり、これがのちに**成層圏(せいそうけん)**と名付けられました。

この発見を記念して、**6月8日は「成層圏発見の日」**とされています。

☁️成層圏ってなに?
成層圏とは、地上から約10km〜50km付近まで広がる大気の層のことです。
地球を取り巻く空気の層(大気圏)は、性質によっていくつかの層に分けられています。

対流圏(たいりゅうけん):地表から高度10〜15kmまで。天気が発生する場所で、雲や雨、風の流れなどが生じます。

成層圏:その上にある層。空気の流れ(対流)がなく、ほとんどいつも快晴の安定した空間です。

実は、旅客機よりも高く飛ぶジェット機や気象観測用の気球が飛行するのもこの成層圏。上空なのに空気の流れが穏やかなので、高速飛行にはとても適しているのです。

🌞オゾン層とも呼ばれる「地球のバリア」
成層圏は、別名「オゾン層」とも呼ばれています。
この層にはオゾン(O₃)という特殊な酸素分子が多く含まれており、私たちの健康や地球環境にとって非常に大切な役割を果たしています。

太陽からは有害な**紫外線(UV)**が降り注いでいますが、オゾン層はそれを吸収・遮断し、地表に届く量をコントロールしてくれています。いわば地球の「紫外線バリア」のような存在なのです。

🎈成層圏発見がもたらしたもの
気球を使って成層圏が発見されたのは、今から120年以上も前のこと。
この発見により、気象観測、航空技術、地球環境保護など、さまざまな科学分野が大きく進歩してきました。

6月8日は、そんな空の神秘と科学の探求に思いを馳せる1日にしてみてはいかがでしょうか?


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