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*ヴァンパイアモノ小説*

5黒猫 ◆HzqgnAlWkg:2013/08/05(月) 13:16:32 HOST:softbank126005114002.bbtec.net
【ヴァンパイアペアー謎の少年少女】第弐


少女は謳い終わるとそっと床へと足を下ろして、先程まで壁があった場所をじっと見つめては悲しそうな顔を一層深くした。

「ヴァンパイアと人の子ー、私はあの少年少女の母です。あの子達はあなた達を不幸から守っていた五行耐震の子達なのです。」

「五行耐震?あの、災いからヴァンパイアとかを守ってくれるあの神に近い卍達の事っすか?」

「はいーそして今先程その子達が消滅した為、貴方々を守る事が出来なくなりました。誠に申し訳ありません、この事を伝えたかったのです。用もないのに‥‥‥失礼致しました。」

少女はうっすら困り笑いをしていくとすぅと形を天女の姿に戻し消えていった。四人はその姿を唯々呆然と見つめるしかなかった

「なんだったんだよ‥‥‥‥‥‥‥」

「要するに、自分の身は自分で守るようにと言う事を伝えたかったのでは?」

「自分の身は自分でーそうだよね!いつまでも他人に守ってもらってちゃダメだもん!!」

「そうっすね!!自分の身は自分で守らなきゃっすよね!!」

「キューーーーー」

そこに似合わない声が響いた、四人が足元を見ると見たこともない生物がもぞもぞと動き回っていた。もぞもぞと

「ぎゃあああああーーーーーりーーーー」

「はっ!?なに!?つかギャリーって誰!?え、ダジャレ!?」

「皆さん落ち着いてください」

「わぁぁ、これ可愛いっすよ!!」

「「「はっ!?」」」

天狐と鳴瀬、そして悠姫が鏡子をガン見した。鏡子は楽しそうにそのもぞもぞと動く生物を抱きかかえていた

「キューーーキューーー」

尚もその生物は可愛い(?)声を発している、鏡子はそれを見てキラキラと目を輝かせた

「悠姫さん..........鏡子さんってもしかして生物好きですか?」

「‥‥‥‥‥‥‥さ、さぁ」

「あー、でもよく見たら可愛いかもー」

「天狐まで可愛いって‥‥‥‥‥‥‥」

よって今日の一晩は奇怪な一晩となった、翌日天狐と鳴瀬は置き手紙を置いて鏡子の家を出ていった。鏡子と悠姫はそれを見てぷっと吹き出したあと何事もなかったかのように生活し始めたもちろんあの奇怪な生物と共に

「キューーーーキュキュキューーー」

「こいつ何言ってんだろうなー」

「んー耳引っ張るなーーとかじゃないっすか?」

「ははっw言ってそう」

その頃、天狐は何者かによって殺害されてしまった。そう天狐はヴァンパイア花嫁から脱落させられて何も犯してないのに殺されてしまったのだ。これでヴアンパイアの花嫁は一人、鏡子だけとなってしまった。これにより全国のヴァンパイアがヴァンパイアの花嫁となる鏡子を奪い合う花嫁奪還奪略ゲームが始まったーーこのゲームに参加して花嫁を自分のモノにする事が出来なければそのヴァンパイアは死んでしまう事となった。そしてそのゲームに参加した者達はーそれぞれ能力を持ったもちろん鳴瀬と悠姫も参加してしまった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「はぁ〜い♡全国のヴァンパイアの皆さん〜♡今から花嫁奪還奪略ゲームを始めま〜す♡スタートォ〜♡♡♡」

「いやっす!!なんでっ........なんでっ.........」

赤い月がゲームを見守る中鏡子は必死に隠れようと逃げている最中であった。その後ろにはーー


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