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*ヴァンパイアモノ小説*
4
:
黒猫
◆HzqgnAlWkg
:2013/08/04(日) 10:07:32 HOST:softbank126005114002.bbtec.net
【ヴァンパイアペアー謎の少年少女】第壱
ヴァンパイアの中で有名になったヴァンパイアペアは二組いた。鏡子&悠姫ペアと天狐&鳴瀬だ、そしてこの日初めて会うことになる。
「鏡子〜〜〜きょーーこーー、お腹すいたーー!」
「お腹すいたってさっき食べたばっかりじゃないっすか?」
「そう言うお腹すいたじゃなくて〜〜‥‥‥‥‥‥‥」
「あぁ、なるほど。いいっすよ」
「さっすが鏡子、俺の最高のパートナー!!」
悠姫は暗い雰囲気から一変したように明るくなり鏡子に抱きつき首筋へと己の牙を突き立てる。プツっと肉が引き裂かれるような音が両方の耳に聞こえたー。牙が離れた後はガーゼでそこを隠している。
「今日は随分多かったっすね」
「あははー‥‥‥‥‥ちょっとねぇ」
ピーンポーンと玄関のチャイムが鳴る音が二人の耳に聞こえた、二人は「はーい」と言う返事をして「どうぞ」と言った。玄関が開いて相手の姿が見える
「どなたっすか?あ、私は鈴鳴鏡子っすよ!!」
「俺は鏡子のパートナーの黒主悠姫」
「私は橘天狐ですで、こっちが」
「天狐のパートナーの白亜鳴瀬、と申します」
こうして二組のヴィアンパイアペアは鏡子の家のリビングで詳しく話すことにした。そして互のパートナーがヴァンパイアで理解出来る友達である事で話が盛り上がった、そして夕食を囲んで食べていた時だった。
「へぇ、互いに神社でヴィアンパイアにあったんすね!w」
「うん!でもすっごい偶然だよね!」
「いや、必然かもしれないっすよ!」
「可愛いな‥‥‥‥‥‥‥」
「そうですね‥‥さすが現代女子」
その時、一陣の風が吹いたかと思うと謎の少女、少年が現れた。四人はその少女と少年を驚いたように見て訪ねた
「あなた達は誰っすか‥‥‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥‥‥」
「なんか言ったらどうなんだよ!!」
「そうよ!なんで黙ったままなの」
「あなた達は一体‥‥‥‥‥‥‥」
「‥‥‥‥‥その前に‥‥お腹すいた」
謎の少女と少年はお腹をおさえて訴えた。その時ふいに二人の顔を隠していたフードがとれてその素顔が露となった、四人は目を見開く。とても綺麗な少女と少年だったからだーそしてお腹も満たされた少女少年はきちんと正座した。
「私達はー記憶がない少年少女いわゆる時忘人」
「「「「時忘人?」」」」
その瞬間少年と少女は涙を一筋流し突然現れた紅く塗られた壁を背にして座り込み片手に錆びて古びた剣を片手に何も喋らなくなった。
「大丈夫!!ねぇ!!」
「どうしたんっすか!?」
「多分俺達に本当の事を話したからそいつらの時が忘れられて止まったんだと思う」
「そんな‥‥‥‥‥‥‥」
「ro-mannro-mann時忘人此処に在らずとそこで誰を思うro-mann.................」
四人が振り向くとそこには悲しい表情で宙に浮いている少女がいた、その少女は歌を歌っていた
「あんたはー」 「あっいない!!あの二人が‥‥‥‥」 「どこに‥‥」 「一瞬でいなくなりましたね。」
「あぁ僕達の生きる価値は何処にあるのかとri-mitto--......purezaoarabuado-ru,purezayumearabuago-syu」
その謳はまるで時忘人とヴァンパイア、人間達に絶対に時を忘れてはいけないとでも言っているかのようだったー。
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