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19
:
まだら犬
◆FZOT7r9uKg
:2013/07/22(月) 13:42:09 HOST:softbank126005122221.bbtec.net
[:コープス・ザ・パーティ:]
ー第一ゲームー終*幕
何時間も経っただろうか。奴はズズ.....ズズズ....と這いながらここから遠ざかっていった。五人はその間最悪の事ばかり考えていた、もしかしたら気づかれて食いちぎ殺されるかもしれないと。
[もう、良いよ。安心して奴はもう去ったよ]
その声に安心した五人はゆっくりと立ち上がる、よく見れば自分達の下に魔法陣らしきものがあった
[私が、あなた達を元の世界へ返してあげるから。安心してね、それともう二度とエンジェルさんはやらないで...これ以上犠牲は出したくないっ!!お願い...]
鳴花:分かった。あなたの気持ち、受け止めます! 健太:もう二度としないと、約束します
[ありがとう。皆.....ありがとう!ありがとう.....じゃあね。ばいばい皆]
ふいに足元が転落する。五人は闇に飲み込まれた瞬間明るい光が包み込む、次に目を覚ました時には元の学校の保健室で横になっていた。先生に理由を聞くと
《教室であなた達は意識を失ってたのよ、私が見つけなければ危なかったわよ》
と言う。五人は信じてもらえないだろうけど今さっきあったことを話した。すると先生は
《その子はーー、私の同級生だった波奈 千彰[なみな ちあき]ちゃんよーそう...良かったわね...救ってくれたんだ...あの子が...》
先生はボロボロと涙を流しながら震える声で五人に言った。五人も涙を流した、その理由は先生の友達が救ってくれたからだ。あのまま見殺しにされていれば今頃ここにはいなかったのだからそう考えているとふいに五人、いや先生も含めて六人の頭の中に声が響いた
[私を思い出してくれてありがとう、嬉しかった。私を救い出してくれてありがとうー]
とー。それ以来全ての学校からエンジェルさんの噂が無くなったと言う。だがー今再びエンジェルさんの噂が語られるときが来るかもしれないーーー。
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