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短編・中編小説集(ジャンル多々)

1ミサ:2013/05/10(金) 23:49:40 HOST:KD182249105170.au-net.ne.jp
こんばんにちは!ミサですo(^▽^)o
私は、完全なる小説初心者です……
だから、目が腐ったり吐き気がするかもしれません。ですが、それでもいいと思うなら見てみて下さい!

ーールールーー

・荒らしは無視
・悪意のあるコメントはしない
・作者はメンタルが弱いので、あまりいじめない

くらいですかね?
随時追加するかもしれませんが、ヨロシクお願いします!
最後に、私は更新が遅いかもしれませんが、そこは多めにみてやってください。

では、スタート!

2ミサ:2013/05/11(土) 00:13:29 HOST:KD182249105170.au-net.ne.jp
第一作目 「何をしてる」


第一章「二人の幼少期」

「樹咲(きさき)ちゃん、挂(けい)くーん?今日、ママは残業だからお留守番していいかしら?」

桜田樹咲、桜田挂の母親、桜田美優(みゆ)が双子の樹咲と挂に向かって言った。
現在、この二人に父親は居ない。29歳でこの二人を生んだ美優は、多少複雑な理由があり父親とは結婚せず未婚の母となった。
父親が居ないため、必然的に美優が働かなければいけない。そのために、二人を養うのは美優であり、稼ぐためには残業までしなければ間に合わない。

「うん、頑張ってねお母さん。俺たちは大丈夫だから。」

「樹咲も、挂といるから大丈夫。」

二人は、まだ11歳だった。まだ甘えたい時期に母親が居ないというのは少々、キツいのではないか。そう美優は考えていた。だが、いつも「大丈夫だから。」といわれ、甘えてしまうのだ。

「じゃあ、行ってくるわね。二人も気をつけて学校行くのよ」

「うん」
「うん」

二人の声が、重なった。
二人は、公立の天王洲小学校に通っている。
そこは、家から徒歩5分程で行ける比較的近いところにあった。

『ガチャ』

ドアが閉まった。

「………。」

二人は、昔から自分に欲がなかった。
別に、我慢しているわけではない。ただ、必要性を感じないだけなのだ。
二人は、それと同時に自分の必要性が分からなかった。何も頑張れなく、母親に迷惑をかけるだけ。
そんな自分を、そんな気持ちを、

____もはや、人間で無いのかもしれない

と、思っていた。

「そろそろ、行こうか」
「うん」

『ガチャ』

必要最低限の会話を交わし、二人は家を出た。


第一章「二人の幼少期」



3ミサ:2013/05/11(土) 00:24:05 HOST:KD182249105170.au-net.ne.jp
あー、えっと、すいません(o_o)
ちょっと、第一章を無かった事にして下さい(o_o)
本当にすいません(o_o)

4ミサ:2013/05/11(土) 00:46:23 HOST:KD182249105170.au-net.ne.jp
第一章「双子の幼少期」



「ちょっと、樹咲ちゃん、挂くん、勉強してるの*」

「……ごめんなさい」
「樹咲もごめんなさい」

「もうっ、来年には中学受験何だからちゃんと勉強しなさいよ!」

『バチンッ、バチンッ』

桜田樹咲、挂の頬に母親である美優のビンタが炸裂する。

____二人の日常は、いつもこうだった


2001年9月8日18時5分36秒に二人は生まれた。
父親は、医者。母親は、大学教師。他の家庭より、裕福であった。
それに、両親はとても優秀。

裕福+優秀家系=子供も優秀でなければいけない

とても、簡単な式であった。
そのために、とても両親は厳しかった。
暇さえあれば、双子の二人の成績に文句を出す。
二人の小学校受験が失敗したときは、悲惨であった。
二人は、子供部屋に4日間閉じ込められた。勿論、食事等を与えずに。
二人は、泣きも叫びもしなかった。ただひたすら、部屋の隅でうずくまっていた。
ドアが開けられた時、両親が最初に言ったのは

「何で勉強してないの*」

だった。
受験のせいで、腐りかけていた心は音をたてて崩れた。

そこから二人は、未来の事に興味をしめさなくなった。
近い未来には、興味を抱かなくなった。


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