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短編・中編小説集(ジャンル多々)

4ミサ:2013/05/11(土) 00:46:23 HOST:KD182249105170.au-net.ne.jp
第一章「双子の幼少期」



「ちょっと、樹咲ちゃん、挂くん、勉強してるの*」

「……ごめんなさい」
「樹咲もごめんなさい」

「もうっ、来年には中学受験何だからちゃんと勉強しなさいよ!」

『バチンッ、バチンッ』

桜田樹咲、挂の頬に母親である美優のビンタが炸裂する。

____二人の日常は、いつもこうだった


2001年9月8日18時5分36秒に二人は生まれた。
父親は、医者。母親は、大学教師。他の家庭より、裕福であった。
それに、両親はとても優秀。

裕福+優秀家系=子供も優秀でなければいけない

とても、簡単な式であった。
そのために、とても両親は厳しかった。
暇さえあれば、双子の二人の成績に文句を出す。
二人の小学校受験が失敗したときは、悲惨であった。
二人は、子供部屋に4日間閉じ込められた。勿論、食事等を与えずに。
二人は、泣きも叫びもしなかった。ただひたすら、部屋の隅でうずくまっていた。
ドアが開けられた時、両親が最初に言ったのは

「何で勉強してないの*」

だった。
受験のせいで、腐りかけていた心は音をたてて崩れた。

そこから二人は、未来の事に興味をしめさなくなった。
近い未来には、興味を抱かなくなった。


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