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できるヤツとできないヤツ

1シュガートースト:2013/03/03(日) 15:05:11 HOST:ntoska161054.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp
人間には、できるヤツとできないヤツがいる。    その区別がはっきりしてくると、周りの印象も変わる。できるヤツ・・・                 特技や才能が恵まれており、誰からにも信頼される人物。                        できないヤツ・・・                特に何も見せ所が無く、周りの人からにも信頼されない人物。                      生きていくには、できるヤツになった方が有利である。

2シュガートースト:2013/03/03(日) 16:41:28 HOST:ntoska161054.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp
私は、その区別のせいで酷い目に合った。      私はそれからと言うもの、人間を恨み、妬んで生きた。                         あの時、私は小学五年生だった。          区別も何も気にせずに充実した生活を送っていた。  特に友達の「愛」と特別仲が良かった。       勉強もできて運動もできて、おまけに可愛いし、性格も良い完璧な女の子。

3シュガートースト:2013/03/03(日) 16:53:02 HOST:ntoska161054.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp
私はいつもいつも愛と一緒にいた。         勉強がわからなかったら、愛と一緒に勉強した。   私たちは、毎日遊んで、楽しんで、笑った。     しかし、ある日。                 学校の診断テストが返された。           私の点数は散々だったのだが、愛はいつもの様にいい点数。                      「あーあ、良いなぁ・・・」            私は愛をずっとうらめしそうに見ていると。     「えー、今回の診断テスト、散々な結果だった。」  担任の先生が口を開いた。             「特に岡野!」                  先生が大声で私の名字を読んだ。          私はビクッと身の毛が立つ。            「お前の点数、酷かったぞ。少しは相川を見習ったらどうだ。お前は「できないヤツ」の分類に入ってるぞ!」相川は愛のことだ。                私は最低の診断テストをギュッと握りしめた。

4シュガートースト:2013/03/03(日) 17:03:34 HOST:ntoska161054.oska.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp
「できないヤツ」?                そんなの点数で決まることなの?          私は「できないヤツ」なの?            私の心に、怒りの疑問が次々と現れた。       その時、愛が私に駆けつけた。           「彼方っ酷いよね!あの先生。気にしなくても・・・」私の中に、何故か感情的な怒りが出てきた。     それが言葉となって、口からほとばしった。     「愛みたいな完璧な人間に、同情なんてされたくないよ!!」                      私の目から涙が溢れ、呆然とする愛を睨み付けた。  愛は「ごめん・・・」と言うと、その場を去った。  その言葉は、「絶交しよう」の意味とは私も知らなかった。

5名無しさん:2013/04/27(土) 19:03:05 HOST:wb78proxy07.ezweb.ne.jp
ばかあああん


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