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【10年X組】武田先生の部屋【加藤勝】

1武田 ◆OUDNhTlZeY:2012/12/21(金) 00:13:30 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
10年X組の加藤が仕切る地獄部屋に、武田が降臨した。
さて、武田は加藤を構成できるのか。
武田物語、2ch版に書き下ろした、武田先生の部屋、開始。
でも、2chでスレ立て規制されたので、ここに書きます。

2チェリー:2012/12/21(金) 00:14:47 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
〜※この武田物語は、武田と加藤が主役のフィクションです。〜

3チェリー:2012/12/21(金) 00:19:11 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
武田は、武田物語の主人公でもあります。
これは、彼の未来の話。
高円寺に住む武田は、加藤マサルという問題児が居る、
吉祥寺へ行くことになる。
最凶の武田と最狂の加藤の対峙。それは、武田物語最強の事象。
武田の独善正義と、加藤の独裁正義の対峙。孤独な二人の対峙の意味とは。

4チェリー:2012/12/21(金) 00:39:38 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
武田は、名古屋に住んでいた頃、過去に山田と共に、悪を退治した。
彼は、山田と共に事件を解決した後、怠惰な日々を送っていた。
山田新一郎は、あの事件の後、海外へ留学。
武田は、孤独に生きていた。
『真田や山田新一郎ちゃんと仲河誠一さんと山田大一郎君とで、』
ん?あん?なんだ?・・・・
まぁ、良くないが、今は小説書きの途中だぜ。
『あの頃の一つの不運が懐かしいぜ』
最近は、『最凶の英雄・武田(ダークヒーロー・武田)』と呼ばれた俺の最凶が
発揮されていない。僕は自分という善を守護する正義のヒーロー。ゆえに、最凶の正義。
なのだが、それが発揮されないということは、もうバッドエンドしたってことだ。
実際、あの事件の後、武田と山田新一郎と真田以外は、全員死亡。
そして、全員氏名を変えまくった。武田は現在、武田龍也。
龍神と武田鉄矢と右京龍也と坂本龍馬からだ。
まぁ、最凶のイメージで氏名をこうしたんだが、どうやら、
そういえば山田は、山田新一郎と、本名は変えていないらしい。
真田は、真田空一郎から、真田穹という氏名になったとか。
『でも、俺には関係無いよな。もう。』
そんなことを思っていると、唐突に玄関の知らせ音が鳴った。
『はーい』
誰だろうと。扉を開けると、そこには坂田の父と母と姉が立っていた。
『なん・・・ですか・・・』
「うちの大輔が、あなたに地獄のせいで死んだと聞いたので」
坂田の母が云う。いまさらかよと思いつつ、僕は言い返した。
『あ?それは違うぜ。あいつは、自分で死を選択したんだ。あいつなりの償いだよ。
分かって遣れ。元はといえば、あいつが悪いし、それを育てたあんたらも同罪だぜ。
それなのに、俺は正義の報復をあの事件で封印したんだ。もう、いいだろ。』
「いえ、そうではなくて・・・感謝しているのです」
は?じゃあ、何しにきたんだよ、こいつらは。
『僕はただ、正義を解き放っただけだよ。どうってことない。当然の道理で、
悪を裁いただけです。』
「そこ。そこです。そこを言いに来たのです。」
「妻が云うように、そこです。私たちの話を」
『分かったから、』
「お願い!聞いて!」
『分かったっつってんだろ、母に父に姉って、最もらしい順序で
言葉責めしにでくれよ。』
「つい・・ごめんね。すみません・・・つい・・・」
と、坂田姉が僕に謝罪する。煩い奴らだぜ。

5チェリー:2012/12/21(金) 01:03:10 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
『で、話ってなんなの。フィクションじみた応えすんなよ。僕しかシュミレーテッドリアリティ(フィクション)いじりは無しだからさ。』
「あの、うちの坂田大輔でさえ、主従関係を築いた悪が居るらしいのです」
『嘘だろ。坂田ほど異常な奴なんて・・・現実的にでも有り得ねえ。』
「いや、この世界はフィクションですよ。」
『だーかーらー、僕だけッつったろ。モブのくせに、この世界はフィクションとか云うな』
あー、もう。
「はい、すみません・・・。で。大輔を従えた、主という奴が、加藤マサルという男らしいのです。」
『加藤マサル・・・金八先生じゃねーんだから・・・加藤マサルッて・・・マジかよ』
「はい。」
まぁ、『かとうまさる』なんて、かなり居そうな氏名だな。
『で、その加藤君がどないしはったんですか。』
「えと、大輔が未来手紙で。」
すると、坂田母は、自分の靴下に入れておいた手紙を、
僕に。その手紙を綺麗な靴下を履いた臭くて綺麗な足で渡してきた。
「はい、どうぞ」
『あ・・・美しい足ですね。』
どういうつもりなんだ。もしかして。僕が変態だと暴露されたのかな。
「大輔から聞いてましたけど、あなた変態なんですよね。だから、御詫びありの、サービスです」
ああ、やっぱりかよ・・・坂田大輔、死んでも死なない最恐野郎だぜ。
坂田大輔。あいつ、本当に死んだのかな。でも、完全に死ぬことはないか。
あいつの負の意志は、負の正義のようなものだ。ショタながらも、負の体現者であるあいつは、
簡単に死ぬわけがない。きっと、この先、僕の人生に大きく干渉した悪の一人であり、
最恐の正義という一つの正義として、僕の中にすら悪い意味で生き続けるのだろう。
そして。
「あの、ぼんやりして、どうかしましたか?」
『いや、べつに。坂田大輔は死んでも死に切らない男だなと思いまして。』
そういう僕の言葉に、坂田父が云う。
「あなたも、負の思いをしてきたのでしょう。ですが、大輔もそうです。
あなたとは違いますが、ひとつの正義で遣っていたのだと思うのです。
あいつは、もしかしたら、」
「お父さん、・・・」
坂田父の云うことに坂田姉が干渉する。
「もう、いいじゃない。大輔は、死んだの。あたし達は、大輔の心を少しだけ、
受け継いでいるところがあるかもしれないけど、結局は、あたしたちは、大輔が
あんなことしてるとは、思いもしなかったし、これは家族だけの問題じゃないし・・・」
『あの、もういいから。要件を早く』
そういう僕に、坂田母は少し微笑んだような表情で云う。
「あなた、最凶なのでしょう。最恐の大輔を討ったほどの正義のヒーロー。
そんなあなたは、大輔のあの行動を解決してくれるんじゃないかと思いまして。
だって、大輔は、負でありながら、何故だか【勝】を纏っていた。おかしいじゃないですか。」
確かに。おかしい。あの負の集団に、価値の要素は無い。ゆえに、勝ちの要素はない。
坂田大輔は、前嶋捺未は、山田大一郎は、死んだ。そして、死してもやはり、あいつらは負を纏っていた。
だが、どこか、かすかに、でも、何だか、感じたんだ。【勝】の雰囲気を。
加藤マサルという奴は、その【勝】のパワーの正体なのだろうか。
おまけに僕の最凶と云われる原因のひとつを、読者に見せよう。
坂田婦人は、次にこういうと。“よろしくお願いします、武田様。”。
「宜しく御願いします、武田様。」
『あ・・・あなたの“お”は“御”でしたね。』
ああ、僕の予知もまだまだだぜ。

6チェリー:2012/12/21(金) 01:06:14 HOST:ntfkok217066.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
〜加藤マサルという支配者、死屍神憑の最悪教室への最善正義。〜


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