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星砂

3鈴森 ◆Mjk4PcAe16:2012/11/11(日) 17:15:03 HOST:KD182249241012.au-net.ne.jp
第二章――一枚の色紙――

その後、日が進むたびはやく引っ越しをしたいと思うようになっていた。
この都会から早く逃げたいと思ってたのに今頃気がついた。

だけど、最後の日気がついたんだ。
こんな私にだってちゃんと感謝してくれる人が居るってこと。

それは・・・もうすぐで引っ越すという時だった。

学校へ行くと一枚の色紙があった。少しデザインがかわいい。
その中はみんなのメッセージ入りだ。

「流星?気に入った?」

クラス一の美女が現れた。名前は月見里優香ちゃん。
細くて可愛いし運動できるし勉強できる。私と正反対。
だけど・・・一つの欠点がある。裏口が大好きだと言う事。

「うん・・・気に入った!」
「そう、よかったわ」

そう言って微笑んで優香ちゃんはどこかに言った。

少ししてから色紙の中を見てみた。
6年全員分(67人)のメッセージがあった。

最初に目に入ったのは字が綺麗な優香ちゃんのメッセージ

”引っ越してもいつまでも仲良くしてね。
 私は絶対に忘れないよ。
 月見里優香”

ありきたりな言葉だけどうれしかった。
それから次に目に入ったのは・・・天王寺拓斗君からのメッセージ。
これを読んで私は心が騒いだ。


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