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坂本龍司
8
:
坂本海司
:2012/10/23(火) 11:07:25 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
「まぁ、簡単に言えば、ガイアっていう宝珠を求めた、
アカリさんが玄陰家を何らかの手で滅亡させたのさ。」
「そうだったのか。」
「で、そんなことより、僕の手伝いについてなんだが、
僕は今、鳳凰の薬を探しているんだ。それを摂取すれば、呪いは解けるらしい。」
9
:
坂本海司
:2012/10/23(火) 17:25:03 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
「それがあるのは、坂田家だ。」
「でも、坂田家ってもう無いんじゃなかったかい?」
「ああ、無い。けど、ある。地下の方がね。」
「地下なんてあったのか・・・」
僕は、坂田家の地下へ向かった。
僕の現在地は、坂本竜司家。そこから、少し離れたところに、
坂田家は存在する。なので、すぐに僕らは坂田家へ、その地下へ向かった。
地下には、千手観音像が存在する。それは金で創造されていて、
坂本鳳凰作の「玄」という紋章が、千手の頭の横についている。
まぁ、これも坂本家の書に書いていたことであり、僕が見たのではない。
僕たちは、坂田家に向かうことにし、
そして数分くらいでそこに着いた。
「疲れたんだが、休まないか?もう着いたけど。」
「光輝君、きみは手伝いをするのか、邪魔をするのか、どれだい?」
「まぁ、千手見つけた時に・・何か・・・さ・・・・・あははっ」
「いいや、もう確信したぞ。きみは、邪魔者だ。」
これ以上、こんなのと一緒に行動するなんて莫迦莫迦しい。
そもそもは、こんな薬探しだって嫌でやってんだ。
「きみは、ここで待ってて。僕一人で地下に行くから。」
僕は地下に行った。階段は無いので、坂本書で見た穴から、飛び降りてだ。
穴は狭く、地下は暗く、よく見えない。だから、用意していた光で地下を照らした。
「広いんだな・・・洞窟みたいだ。」
狭く暗い穴の先には、広く不気味な場所が待っていた。
「千手観音像・・・あれ・・・か・・・」
僕は、不気味に輝く千手に向かった。すると、奇妙な出来事が起きた。
「あれ・・・?」
なんと、数歩進んだ後、何故か元も場所に、穴から飛び降りたあの場所に戻っていたのだ。
「なんだ・・・これ・・・」
奇妙だが、焦りつつも、走って千手に向かった。
だが、今度は一歩進む前に降りた位置へ。
そして、その次の次の次の次の次は、千手の前で、あの位置へ戻った。
(何だよ、これ・・・)と、内心思いながらも、また立ち向かう。だが、やはり駄目だ。
只のループとかじゃない。
奇妙な事象、この状態に何度立ち向かおうと面倒なので、
僕は色々と試してみたが、やはり駄目だ。
とうとう日が暮れるまで続けていた。
そして、これをクリアするのにかかった時間(とき)は、
よくわからないが、千回以上は試みた。そして、成功した。
「やっと・・・クリアした」
「龍司君、今日で、あの日から百日は過ぎたぜ。」
「でも、いいんだ・・・これは鳳凰の試練なのさ。」
千手の「玄」の文字のところには、薬がはいっており、
僕はその薬を取ることにやっと成功した。
「家に帰って飲もう・・・」
だが、この薬は恐怖の薬だった。
それは、不老不死の秘薬だったのだから。
10
:
坂本海司
:2012/10/23(火) 17:27:25 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
〜№2-坂田家の不死身少女〜
11
:
坂本海司
:2012/10/23(火) 17:37:55 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
「光輝君、僕は何?」
「不死身」
「僕は誰?」
「千手観音の秘薬を飲んだ莫迦!!」
「僕は・・・龍司」
「きみは莫迦だ!!」
かなり、というか、超絶に困った。
あれが、不老不死の鳳凰秘薬だったなんて!!
でも、闇病を治すにはあれしか方法が無かったし。
「僕、もう面倒だ。正義も正義として今までの正義はやめる。」
「でも、まぁ、いいじゃん!!」
「光輝君、そーゆーとこあるけど、こっちは悩んでんだ。」
まぁ、やれやれだ。怠惰に生きてきたのに、死すら許されないなんて。
「生死を超越える秘薬って、そんなの実在するなよ。
まったく、これだからリアルってのは。フィクションはこーゆーとこあるよなー。」
「そんなことより、龍司、どうすんのさ?」
「僕は、もう寝る。」
「何か食べなくていいの?」
「不死身だし、いいんじゃないのか。」
「それがおまえの正義か。」
「やれやれ・・・怠惰な正義ってのも、いいじゃあないかよ、光輝。」
12
:
坂本海司
:2012/10/24(水) 18:33:57 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
僕のなまえは、坂本光輝。
僕はフィクションの化神である、岸本捺海に逢いに、
坂本家から大分離れた場所、氷川公園に行く。
まぁ、待ち合わせというやつである。
「光輝君、リュージ君の覚醒後、どうよ?」
「あれは、怠惰なままだな。」
リュージは、怠惰だ。正義のヒーローだが、怠惰だ。
不老不死。つまり、老化をして、老いで死ぬことはない。
そして、不死身。つまり、生と死を超越えている彼だが、
まぁ、今も怠惰だ。無気力な生活は変わらず。
13
:
坂本海司
:2012/10/24(水) 18:40:00 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
というか、生活というのもどうかという話だ。
だって、生死を超越えているのだから。にしても、不死身ってのもどうかな。
生死を超越している、というのが正しい表現なのに。まぁ、その辺りはいいや。
「捺海、不死身代表でリュー君の覚醒の手伝いをしてくれ。」
「まぁ、あの子は足伝いの方が好きだろうけどね。
あははは。あぁ、きみは知らないか。このことは。」
「何と無く分かるのだが、知るということを含み、
バランスがうまく取れていないから、知りも分かれもしないね。」
事象はバランスが、調和が大事だ。岸本のように、
ハーモニー崩壊を好み、支配を好む奴とは違い、俺はそう思う。
14
:
坂本海司
:2012/10/24(水) 19:50:29 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
「ところで、捺海ちゃん、その遊戯的なそれは何だい?」
「ああ、そうだな。べつにどうということはないね。計画通りなだけさ。」
「あはは、大げさだな。まるで、フィクションみたいだ。」
「リアルはフィクションだぜ。いやね、このフィクションもリアルのひとつだし、
リアルなんだけど、フィクションというリアルなんだ。でもそれとは違い、関係無くだよ。
この世界は、リアルはフィクションなのさ。」
「あはは。よくわかんないな。」
捺海は、変人というか奇人というか、魔神だ。
神人、とでもいおうか。その神人の一人、魔神の位置だ。
「ところで、この氷河市霜凍冷に居ると、冴えるというけど、
(捺海ちゃんは)冴えたのかい?何かが。」
「いいや、まったくだ。まったく冴えていない、」という意味じゃなくて、
まったく冴えちまったのさ、あたし。」
「きみの話は、さっぱりだ。さっぱりわからない。
というか、知らないことが多い。というか、きみ自身の言葉より、
きみが触れる事象が面倒臭いっつーか、難しいんだ。」
「まぁ、しょせんは天性の才能を宿すきみとはいえども、人だからね。」
15
:
坂本海司
:2012/10/24(水) 19:58:21 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
そして、捺海は「さてと」と、立ち上がり
私を見下ろす。
「まぁ、きみはあたしに従い、あたしこと捺海の言うことを聞けばいいのさ。
今日は、きみのその可愛い召面を見たかったから読んだだけさ。mp1mp2mp3mp4なんかだけじゃ我慢できないんだ。
もちろん、きみの顔とか声とかは、データより直の方がいいってことだよ。」
「ありがとう・・・なんだか、恥ずかしいんだが。」
やれやれだ。この人、つくづくやれやれだぜ。
「まぁ、今日は僕はリュージちゃんの面倒見れないんで。」
「ああ、リュージーのことはあたしに任せな。」
捺海は、殺気を放ちながら、そう言った。
16
:
坂本海司
:2012/10/24(水) 20:01:13 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
〜№3-アダムとイヴァ。小さな恋愛に見えて、真実は無限大。〜
17
:
坂本海司
:2012/10/24(水) 20:11:55 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
ココロ無いことば。というが、この場合は一般のそーゆーのじゃない。
何というか、台詞染みた喋りという意味でのことだ。
この、岸本捺海という女は、(全体的に)遊戯的だ。
ふざけているというか、道化のような計で流れるように、行動している。
行動というか、やっていることは労働なのさ、と言わんばかりの
何だか悲しそうな辛そうな眠そうな西丈一郎のような表情で、
玄野計である俺に対峙する。
18
:
坂本海司
:2012/10/24(水) 20:30:05 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
それでいて、紅真九郎のような俺に、
漫画オリジナルの赤馬隻のように対峙する。
岸本捺海という西丈一郎であり赤馬隻な女性に、
坂本龍司という玄野計であり紅君である俺も対峙しているんだが、
とにかく、彼女は俺に、対峙する、何かに、対峙する、というそれの玄人のような感じだ。
俺は対峙慣れしていなので、対峙というのも格好良い対峙じゃないので、
対峙というようには認めたくない。とまぁ、こういう独り言はいいとして、戯事はいいとしてだ。
「何?俺に何か用でもあるの?」
「え?ああ、きみ可愛いね。
じゃなくて、いやいや、用は無いんだけどね?!。
!?、もしかして、あたしがあなた何かに用があるとでも?
うふふ、無いわよ。あなたみたいな可愛い子なんかには。xxxxらしい間違えだわ、まったく。」
下品だ。凄まじく下品な女性だ。
まぁ、俺は現実的に冷めているからなんだけど、
女性がフィクションのヒロインのような美しくて可愛いものとは思わないし、
そういう子がいるとしたら、面倒臭いなって思う。
やはり、そんな僕なんかは(恋愛)ゲームに向かって、ニヤリとゲームをプレイしている方がお似合いだと思うし。
ッて、ねーよンなの。そんな経験ねーッつーの。恋愛ゲームなんか、しないよ。エロゲすらしない俺がやるわけねーだろう。
「ねぇ、リュージ君、きみはすぐに自分の世界に、
自分の正義に入りたがるけど、そんなことしているとせっかくの海話が全滅じゃない。」
やれやれ。僕は、平和に調和した世界で暮らしたいってのに、
こういう混沌より這い寄るカオスが邪魔すんだよな。
19
:
坂本海司
:2012/10/24(水) 21:13:54 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
「まぁ、無理もないか。だって俺とかそういう宿命的正義があるんだし。
てゆーか、俺とかってゆっても俺だけ、なんだが。」
「たとえば、生まれた時から神性の玄人っているよね。
例えば、あたしとかあたしだけとか。でも、今はもう違うんだよね。
あたしとあなたが居る。相似した者同士なんて、こんなの初めて。」
「ごめんよ、きみのxxxx(♀)奪ったってことかな、それは。
でも、僕のxxxx(♀)は、xxxx(♂)もだけど、誰にもあげてないけどね。」
「さすがだね、きみは異常だからかな。というか、
xxxx(♂)も、といっている辺り、自分のxxxx(♂)は自分に宿ったおまけみたいな言い方だけれど、
xxxx(♂)はちゃんと管理しないと、駄目だよ。」
20
:
坂本海司
:2012/10/25(木) 03:40:16 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
何だッつーんだよ
「ところでさ、あなた、岸本御花って知らない?
岸本チヤ子の生まれ変わりの岸本恵の生まれ変わり。
東丈の生まれ変わりの桜井弘斗の生まれ変わりの東丈馬に恋している。
相当の莫迦らしいけど。東丈の生まれ変わりの玄野計の生まれ変わりのあなたなら知っているかな?
あたしは、レイカの生まれ変わりね。」
ちくしょう、こいつ・・・・・千手観音の秘薬といい、何なんだよ・・・
「東丈って何人かいるのか?」
「ええ、パラレルワールド含めれば、何人か居るけど、数人だけ。」
「パラレル世界?何?そんなの信じてんのか?冗句なのか?」
ああ・・・さっぱりだ。分からない以前に、知らないんだよ、こっちは。
俺が玄野計の生まれ変わり?あれはフィクションだ。
俺は玄野計?まさか、俺がフィクションの玄野計だとでもいうのか。
「そう、そして、東丈。」
21
:
坂本海司
:2012/10/25(木) 03:44:56 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
精神はフィクション。
リアルもフィクション。
だけれども、それは、それも人間の思考による結果だ。
つまり、人は神じゃない。バグは発生する。
じゃあ、ここで、俺が今デバッカーとして・・・
ッて、ンなわけねーッつーの、なんで俺が・・・やるわけねーだろ。
22
:
坂本海司
:2012/10/25(木) 04:58:23 HOST:ntfkok178023.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
〜精神世界〜
俺は、異常でも、正義のヒーロー。
リアルには、正義のヒロインなんかいない。
ヒロインなんかいないんだ。けど、ヒーローは居る・・・・俺が、ヒーローなんだ。
悲劇のヒーロー、ではなくて、ダークヒーローさ。
〜終わり〜
俺が、やるわけない・・・俺は、もう諦めたんだ。
俺は神性の汎能を宿すけど、宿しているけど、もういい・・・
何もかも、面倒だ。リアルなんかに反逆する気もねーよ。
もう、てゆーか、はじめからって意味で、もう無理だ。
俺という正義のヒーローは、諦めたのさ。
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