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一輪の花
1
:
庵
:2012/08/30(木) 16:26:08 HOST:zaq31fbd59b.zaq.ne.jp
こんにちは。
名前を変えて再登場です。
今回は短編小説にしてみようと思って此処に書かせていただきます。
荒らし&中傷的コメントはお控えください。
2
:
庵
:2012/08/30(木) 16:35:07 HOST:zaq31fbd59b.zaq.ne.jp
野原に咲いている一輪の花。
私はそれを手で軽く摘み取る。
微かに香る花独自の匂い。
でもその花は儚く散ってしまう。
私に香りだけを残して…。
3
:
庵
:2012/08/30(木) 16:44:07 HOST:zaq31fbd59b.zaq.ne.jp
Episode.1 向日葵
私の名前は向日葵。
名前の由来はあまりよく分からない。
でも夏になると、近所のおばさん達が私に向日葵をくれる。
毎年くれる向日葵は色が少し違っていた。
黄ばんだ向日葵もあれば、少し枯れた向日葵もある。
そんな向日葵を私は毎年眺めていた。
カランカランとなる風鈴の音(ね)に私は耳を傾けた。
目を閉じれば耳全体に風鈴の音が響いてくる。
心地よい音色に私はうとうとしていく。
読んでいた本を地面に置いて私はそのまま眠りに落ちた。
4
:
庵
:2012/08/30(木) 16:53:06 HOST:zaq31fbd59b.zaq.ne.jp
―――――…。
私が目を覚めるともう日は沈みかけていた。
地面に置いてあった本に赤い光が当たる。
それと同時に本を持った私の手も赤い光に当たって手が赤くなる。
私は、縁側から空を見上げた。
赤くて綺麗な茜空。
まるで赤い絨毯が空一面にひいてあるかのように。
「永遠だったらいいのに」
そう空に向かって呟く。
呟く声は空に向かって飛んでいく。
時間は何事もなく進んで行く。
このまま時間が止まればいいのに。
5
:
庵
:2012/09/01(土) 17:23:24 HOST:zaq31fbc0d3.zaq.ne.jp
「君の髪は綺麗な栗色だね」
いつの間にか、後ろに誰かが立っていた。
風に靡く私の髪は、私の胸をそっとなでおろす。
私は後ろを振り向く。
背後には見慣れない人影が立っている。
顔はちょうど陰にあたっていて、見れない。
その人影はゆっくりと私に近づく。
「怖がらないで」
その人は言った。
優しい声が戻って来て私は安心した。
顔が陰から光にあたると、思わず固まってしまった。
それは綺麗な青白い肌をしていた青年だった。
6
:
庵
:2012/09/01(土) 17:31:24 HOST:zaq31fbc0d3.zaq.ne.jp
その人は私の手をぎゅっと握った。
握られた瞬間、冷たい温度が手いっぱいに広がる。
「冷たいね…貴方の手…」
私はその人の手を温めようと、吐息を手に吹きかける。
「少しくすぐったいな。でも僕の手は何も感じない」
「何でこんなに冷たいの?」
私が聞いた言葉はその人によってかき消された。
「何でだろうね。血が流れてないからかな…」
その人と私は肩を並べて縁側に座った。
「血が流れてないってことは貴方は死んだの?」
7
:
庵
:2012/09/01(土) 18:20:17 HOST:zaq31fbc0d3.zaq.ne.jp
「さあ?どうだろう。僕でも分からないや」
「憶えてないの?」
この人は記憶喪失なのかな。
そう思った。
「ねぇ、どっから来たの?」
そう言っても、その人は答えてくれなかった。
「ずっとここに住んでるの?」
その人が聞く。
「えっと…夏休みの間はここにいるの。
普通は都会って場所に住んでるの」
「ふ〜ん。都会ってどんな所?」
その人は不思議そうな顔をする。
そんなに都会が珍しいのかな?
「ビルとか車がいっぱいある所だよ。
なんて…発想が幼稚すぎだよね」
「そんな事ないよ。人それぞれってやつだし。
僕だってまだ15だし、皆から大人っぽいって言われるけど中身子供だよ?」
8
:
森間 登助
◆t5lrTPDT2E
:2012/09/02(日) 13:08:35 HOST:180-042-153-143.jp.fiberbit.net
初めまして。依頼第一回記念と言うことで、ゆるりと評価。
さて、一回記念と言うことで多少は多めにみて色々書いていないのを見逃しましたが、これは「恋愛」のジャンルでよろしいでしょうか?
記載が漏れていると必然的に評価が下がりますので、お気を付け下さい。また、酷いと評価対象外になりますので、次は利用規約をしっかり読んで下さい。
・キャラクター
50前後と記載しておいたのに、このレス数なのでだいぶ酷くなります。ごめんなさい。
まず、描写が少なすぎてキャラクターの性格がいまいち掴めません。キャラの行動を通して、そのキャラクターがどういう性格なのか明確にしましょう。
後半部分に現れた青年は、全体的に不思議君として序盤でもそこそこ分かりやすかったです。しかし、やはり主人公は勝手に家に上がり込まれたのに驚き一つ無く、一人称文でいきなり自己紹介したのは適切ではなかったような気がします。
青年の個性はまあまあ出ているので、主人公を自分に投下し過ぎずに主人公像を造ると良いと思います。
・描写
比喩表現や描写自体はそこまで悪くなかったと思います。しかし、情報量の少なさや無理な改行のし過ぎで、クオリティが下がってしまったのが残念。もっと改行について学習することをお薦めします。
・後読感
全体的に爽やかな感じでしたが、改行や情報量の少なさのせいでそれを少し崩してしまった感じがあります。読書量などを増やして、語彙のストックや、描写のテクニックなどを増やせるよう努めましょう。また、専用サイトで基本的な文章を学び直しましょう。
では、ご依頼ありがとうございました。
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