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Love the square

20ねここ ◆WuiwlRRul.:2012/08/18(土) 20:45:55 HOST:EM117-55-68-147.emobile.ad.jp


「おはよう健人くんっ」
「今日もかっこいいねえ」
「あ、また先輩が健人くんのこと見にきてるよ」
「あの先輩超キレイだよね!」
「でもあの先輩男好きで有名なんだってー」
「健人くん、やっぱモテるねえ……」
「あー、健人くんがアタシの彼氏になったらな」
「健人くんが彼氏だったらもうそれ以外になにもいらないでしょ」
「あたし健人くん彼氏だったら全力で尽くすわー」
「付き合ってー!」
「かっこよすぎる〜」


 奈々がうげえっと呻きながらその女子たちをみつめた。
 とにかく、奈々は眼中に入ってないであろう女子軍を無視するのはよくないだろうと思い苦笑してみる。


「おはよ」


 奈々にじろっと睨まれた。


「お前そんなモテたいか」
「え、今のモテるような仕草でもなくない? つか俺モテたくないし!!」
「……ごめんね、健人無自覚だったんだね」
「何がだよ?!」


 俺たちがコソコソと会話するが、そのあいだに沸き上がる女子たちの歓声。
 何でだろうと俺があわてて奈々をみつめると、奈々はつーんとした態度で顔をそらしてきた。
 さっきの言葉の意味ってこういうことか?


「ヤバイマジヤバイ!」
「今の挨拶ぜったいアタシに言ってたよー!」
「いや、でもあたし健人くんと目合ったよ?!」
「気のせいじゃない?!」
「着メロにしたいいぃ!」
「ゆるふわなとこがまたいい!」
「つか奈々ちゃんなんでそんな健人とベッタリしてるの?」
「幼馴染なんだってさ」
「でも幼馴染って響きだけしか良いところないよね」
「多分奈々ちゃんも健人のこと好きでしょ」


 奈々は普通に俺のこと好きなんじゃないのか。
 前も好きって言われたし……

 とにかく、荷物を置くために席に着くと近くで男子が話している内容が耳に入った。


「なんかさあ、二年に超可愛い先輩が転校してきたって」
「マジ?! あ、でも部活の先輩が言ってたなー」
「超可愛いってみんな騒いでるぜ!」
「茶色い髪の毛のロングヘアで、透きとおった目してるって噂だぜ」


 茶色い髪の毛のロングヘア……?
 それに透きとおった目って。
 俺は勢いで席を立ち、その男子たちに声をかけた。


「なあっ、その先輩の名前知ってる?!」
「ああ……たしか莉乃って名前だったような」


 やっぱり。
 莉乃がこの学校に転校してきたなら、学校でも話せるかもしれない。
 俺はそのままの勢いで教室を飛び出して、ちょっと行くには勇気が必要な二年校舎へと向かった。


     ‐


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