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Love the square

16ねここ ◆WuiwlRRul.:2012/08/18(土) 19:46:06 HOST:EM117-55-68-147.emobile.ad.jp


「莉乃さん」
「健人くん、来てくれたんだ」


 時刻は8時を少し過ぎたくらいの涼しい時間帯。
 俺は、昨日莉乃さんと出会った路地裏へ来ていた。
 猫が気になったっていうのもあるけど、一番はやっぱり莉乃さんに会いたかったから。


「そりゃ、莉乃さんが俺が居てくれたほうが嬉しいっていってくれたから喜んで来ちゃいますよ」
「健人くん」
「なんですか?」


 莉乃さんは恥ずかしそうに頬を赤らめながら、俺をじっとみつめた。
 うわなんだこれ。
 身長差があるからか上目遣いになる莉乃さんがすごい可愛い。


「わたしのこと、莉乃って呼んでいいよ。あと、敬語なんかつかわないで」
「え、あ、はい。うん」


 莉乃さんにお願いされて断れるはずないのだが。
 さすがにタメ口は慣れなくて、ちょっとおかしな返事をしてしまった。


「莉乃さ……莉乃って高校生?」
「うん、高二だよ」
「あ、俺高一だからやっぱり後輩だったんだ」


 なんとなく、雰囲気からして今まで敬語をつかってきたけど馴れ馴れしくタメ口にしなくてよかった。


「莉乃先輩とか、呼ばなくていいの?」
「先輩――は、はずかしいから」


 えへっと恥ずかしそうに笑う莉乃。
 たしかに、男の立場からしても女子に先輩呼びされるのは恥ずかしいというか、新鮮な感じがする。


「じゃあ、莉乃で」
「うん、それがいいな」
「俺のことも健人でいいよ」
「なんか恥ずかしいもん」


 どうやら莉乃は恥ずかしがり屋のようだ。
 でも俺的にそんなところもツボでドストライクというか、とにかく好きだ。


「健人って呼ばなきゃキスしちゃうよ、とか」


 冗談ですけどねー、と敬語混じりに俺が言うと、莉乃は今まで以上にボッと顔を赤くさせた。
 無言で俺をみつめる莉乃。
 これは一体どういう意味だろう。


「健人って呼びたい気持ちもあるけど、健人って呼んだらキスしてもらえないんでしょ?」


 可愛い。
 俺は理性を保つためにわざと軽く笑いながら言った。


「じゃあ、健人って呼んでも呼ばなくてもキスする?」
「――いいよ」


 一体どういうことだろう本当にマジで。
 俺はどうすればいいんだ!
 とにかく、ここで莉乃に恥をかかすわけにはいかないし男の俺としてもケジメをつけるためにキスしたいとっても。
 ケジメってなんのケジメだよってことだけど。


「じゃ、じゃあ……目、つむってください」
「ん……」


 目を閉じる莉乃をみて「うわ、まつげ長いな、可愛いな」と思ってしまった俺。
 なんかもう、莉乃の全てが好きなんだと自分でも思う。

 そっと、莉乃に顔を近づけた。
 ほのかに桃色に染まる莉乃の頬と、柔らかそうな綺麗なピンク色の唇。
 近づけば近づくほど、ふわりと香る甘い香り。
 その香りはまるで俺を誘惑しているようで、俺はそっと莉乃の頬に手を添えた。

 ふにゅ。

 触れたのは一瞬だけだったものの、その感触は唇を離した今でも何度も思い返せるほどのもので。
 俺は自分でも顔が真っ赤になるのがわかって、そんな顔をみてほしくなくて不意打ちで莉乃を抱きしめた。


「け、健人くんっ?」
「俺今顔超赤いし熱いと思うから、みないで」


 最初は動揺していた莉乃だが、いずれ俺の背中にそっと腕を回してきた。
 暖かいけど、俺はこんな風に女の人を抱きしめるのが初めてだったから内心とてもドキドキしていた。

  
 この時間が一生つづけばいいのに。
 心の中でそう小さくつぶやいてから、俺はもう少し力を強くしてぎゅう、と莉乃を抱きしめた。


     ‐


 甘すぎて溶けそうだぜ。
 キスシーンの書き方が下手すぎるのでよくわからなかったと思いますが、それはもっとがんばります……
 改めて思ったけど年上女子年下男子の恋愛もいいかもね!


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