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The world is made of a game
5
:
かるた
◆IGFHp3B3LM
:2012/08/20(月) 18:49:17 HOST:KD027082037068.ppp-bb.dion.ne.jp
※流血・微量のグロテスク表現注意
「04 For a girl, about reality, reality is the point. 」
(少女は現実を、現実はその先を)
頼れる人が居る、ということは意外にもとても頼りになるらしく、錘を抱えたように重かった足も自然と軽く感じる。
安易な人間、いや、人間とは安易な生き物なのかもしれない。
迷路を進んでいくと遠くから銃声が聞こえた。
やはり誰かと出くわさずに迷路を進んでいくのは難しそうだ。
しかし立ち止まってもいられない。戦闘を歩くジェイドの後ろを警戒しながら進むと、いきなりジェイドが角を曲がったところで立ち止まり、前方を向いたまま左手を此方にむけ止まれと合図する。
「…見ないほうがいいんだが…まあ、どっちにしろ通る道か」
白く端麗な顔を歪めながら手を下ろす。
声色や目の前の光景を見るその表情から先にはあまりいいものがあるとは思えないが、言動から察するにどちらにしろ目にする時間が延びるだけ、とのこと。
リミットは少ない。一歩、踏み出す。
鼻を突く醜悪な鉄の臭い。腹からこみ上げるような吐き気。
圧迫されるように頭がずきずきと痛み、まるで、見てはいけないと警告を出しているようだった。
散乱する、赤。
真っ赤な血だまりの中に一人の男が横たわり、掻き毟ったような深い傷から体中に満ちていたであろう血が噴き出し、夥しい鉄の匂いをあたりに充満させていた。
腕は引きずり回されたようにぼろぼろで、足は正常な向きに向いていない。顔は、見るに耐えなかった。
腹の中身を全てぶちまけそうになった。
只管な不快感が脳内を汚染し、しかし責め立てるように悲痛な現実だけを眼にシッカリと映し出していた。
謎の声が発した、武器という一言。それで用意に予想できたじゃないか。
武器は何をするためにある?身を守り、そして身を滅ぼすものだ。
体中から力だ抜けてその場にへたり込み、弱弱しく背を丸めた。
「…酷なことしたけど、慣れてかないと、俺ら生き残れねーよ」
顔は見ずとも上から降り注ぐ声色でわかった。彼も、苦しいのだと。
それはそうだ。彼も、一般人だ。
でも、それでも、
「なんで、こんな…?」
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