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カッターラブ。

4ちわわんぬ:2012/06/11(月) 01:17:21 HOST:nptta306.pcsitebrowser.ne.jp

「祐希ー」

「ん〜?」

朝ごはんを作っている最中の弟に、私はいつもの確認をする。
これは日課と言ってもいい。

「後で髪の毛やってね?
あ、それとお風呂もお願いね」

お風呂、とは祐希と一緒に入るのではなく、浴槽に浸かった私の頭や身体を洗ってねという意味だ。
友達にこのことを話すと「あり得ない!!」と必ず言われてしまう。

案の定祐希は当たり前のように快く返事をした。
 
「俺も一緒に入ろっかな?」

すると同時に祐希は朝ごはんを食卓テーブルに並べていた。
 私と会話をしながらも手際が狂わないので、祐希は本当にすごい。
私だけじゃ絶対に家を出ることなんてできなかっただろう。
これも私の準備のよさのおかげだ。

家を出ることを決めた中2の時に自分が家事が出来ないことに気づき。

しかし自分ではしたくない。

「だったら祐希にやらせよう!」


と結論に至った私はそれから2年間、幼い頃から従順な弟に家事やらせることにした。
 母親の手伝いをしろなど、ずっと修行させていると彼はすくすく成長した。
気づけば祐希は私の身の回りの世話までするようになった。



「…いただきます」


「元気ないなぁ」


そんな私達を、皆「夫婦みたいだ」と驚いた顔をして口々に言う。


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