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ぼく ≠ きみ。

2宮本 楓 ◆cxM0Uwle4A:2012/05/30(水) 20:57:06 HOST:EM114-48-68-85.pool.e-mobile.ne.jp

( きみ ≠ ぼく 。)


きみとぼくは見た目はぜんぶいっしょ。
顔だって、動きだって、生まれた日も、考えかただってぜんぶいっしょ。
あんまりにも似てるからドッペルゲンガーかもなんて思ったりしたよ。
あんまりにも似てるからクローンなのかなってかんがえたりしたね。
それによく間違えられるから、入れ替わったりしてみたり。楽しかったなー。

「このときは、きみとぼくはいこーる。“きみ = ぼく”だったんだ。」

でもね、成長していくにつれきみはどんどんかわっていったんだ。
それは、周りからしたらわからないようなもの。
ちょっと身長がちがったり、ちょっと考え方がずれたりしてきた。
きみは嬉しそうにぼくに成長したんだね。ってわらってきたけど、
僕は笑えなかった。なぜか心に穴があいたように寂しかったんだ。

「このときから、“きみ = ぼく”はだんだんと崩れていったんだ」

そして、ぼくときみはとうとういこーるじゃなくなったんだ。
きみはだんだん女の子とくゆうの感情、行動、見た目になってった。
ぼくは、おいてけぼり。もちろん体はかわってくけど、心はあの時のまま。

「ねえ、おいてかないで。もうひとりのぼく。」

こころでずっと、幼いぼくが泣いていた。
成長なんかしなくていいよ、ずっと一緒に子供でいようよ。
でも、きみはその声には気づかずぼくをおいてあるきだす。

「そうか、最初からきみとぼくは違ったんだ。きみ=きみ。ぼく=ぼく。つまりはきみ ≠ ぼく。」


×

はい、意味不明なものができました^p^


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