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雪降る夜に
1
:
Nana♪
:2012/05/22(火) 21:03:53 HOST:hprm-57422.enjoy.ne.jp
こんにちは!Nana♪です。
この、「雪降る夜に」は、いわゆるファンタジーなお話にしていこうと思います。
素人ですから、非常に文才がございませんので、おかしな文章など、発見次第、訂正させて頂くつもりです。
皆様も、発見次第、教えて下さいね。
コメント、アドバイス、お待ちしています。
尚、作者はパクリなど、一切してないつもりです。ですが、万が一、「似てるなぁ」と思った場合、教えて下さい
2
:
Nana♪
:2012/05/22(火) 22:55:07 HOST:hprm-57422.enjoy.ne.jp
ー私は、春の雪が降る夜に生まれた。
普通、降るはずのない、雪が降る日に生まれた。
私はね、私の名前はね、
リン
リン.カイム。
私が住む場所を母は"トリスオン"と呼んでいた。ハズだ。
1話 約束
「行ってきまーす」
リンは今日も学校。リンは今、14才だから。
「母さんとの約束!」
母の声が聞こえてくる。私はそれをいつものように返す。
「1、誰にも、国名を聞いてはいけな い。
2、社会に興味を持っていいのは、 歴史だけ。」
なんとも意味不明な”約束”だ。
母いわく、”1”は、知ったら死んでしまう。”2”は、この国の事はよく知るべき、という理由から。
これでも、意味不明だが、私は今まで、一度も約束を破ったことはなかった。
外に出ると、春なのに、雪が降っていた。そう、私が生まれた時のように。
「わぁ。桜と雪。綺麗だわ。」
私はそんな事を呟きながら、学校へと歩き始めた。
「鈴!鈴!おっはよー!」
そういいながら飛び付いてきたのは、高橋 枯乃実 たかはし このみ
だ。
「枯乃実、何回も言うけど、鈴じゃなくって、リン!」
私がそういうと、枯乃実は、
「いいじゃんか。どっちでも。」
と言い返す。さらに、
「それにしても、春にしては大雪だねぇ。」
なんて呟く。
その時。急に強い風が吹き、私と枯乃実を引き離すかのように私と枯乃実は違う方向へと吹き飛ばされた。
その時に私は頭を打ってしまったようで、意識をうしなった。
3
:
Nana♪
:2012/05/24(木) 21:34:30 HOST:hprm-57422.enjoy.ne.jp
2話 異世界
目が覚めると、辺りは、夜のように真っ暗だった。ポケットに入れている時計を出し、時間を確認する。
校則違反だが、母に言われて持っていた時計が、今日、初めて役に立つ。
夜 8時 32分。
(一体、どれぐらい気を失っていたのだろうか。)
(家を出たのが朝の7時30分だから、12時間以上気を失っていたことになる。
リンは、焦る。学校はどうなったのだろう。
母は心配しているだろうか。いつもならとうに帰っている時間だから、恐らくしていることだろう。
そして、最後に、枯乃実はどうしたのだろう。
いや、それよりも大切なのは、ここが何処なのか、ということだ。
少なくとも、リン達が住んでいるところではないことは分かる。周りには、見たこともない建物が並んでいたからだ。
そこに、バタバタ、と、大勢の人が走っているような音がして、リンは恐る恐る顔を覗かせる。
「鈴様は、見つかったか!?」
「いいや、まだだ。」
「おい、枯乃葉、本当にこっちなんだろうな!?」
そんな声が響く。すると、凛とした、女の子の声が辺りに響く。
「たしか、ね。もう、あのじいさん、鈴様と私の間に竜巻を入れるもんだから、予定が狂っちまったよ。」
最後の方は、なんだか苛立っているような声だ。
それより、”鈴様”とは誰のことだろうか。自分もリンだが、発音が違う気がする。
「おい、そこの君、何をしているんだい?」
急に後ろから声がしたもんだから、リンは飛び上がる。
後ろを見ると、軍人だろうか。見たこともない格好をしている。
「え、えっと、よくわかんないけど、気を失って、気が付いたらここにいて、えーっと、」
そこまでいうと、その軍人は、
「とりあえず、こっちに来てくれ。」
と言う。
恐る恐るその軍人の方へ行くと、その軍人は驚愕の顔をした。
「り、り、鈴様!?」
4
:
Nana♪
:2012/05/24(木) 22:00:04 HOST:hprm-57422.enjoy.ne.jp
3話 ”鈴様”
「り、り、鈴様!?」
そう叫ぶ軍人に、リンも、周りにいた軍人達も、ビックリする。
「へ?」
………………。
しばらくの沈黙
リンは震える声を出す。
「え、えっと、私は確かにリンだけど、”鈴”では、ないと、思います…。」
すると、周りがざわつく。しばらくは止みそうにない。
が、急にぴたり、と止まる。あの、枯乃葉とかいう人だ。
よぉく顔をみると、枯乃実だ。
「こ、枯乃実?」
私はキョトン、とした声を出す。
「り、鈴様!!」
そういうと、枯乃実は飛び付いてきた。
すると、一度止んだ声が、また、飛び交う。
そんな中、硬直するリンの手を引きながら、枯乃実が走りだす。それと同時に、周りの軍隊も走り出す。
訳もわからぬまま、リンが走ってついたところは、大きな城のような建物だった。
そこへリン達は入る。迷路のような道をしばらく歩くと、ひとつの部屋に着いた。リンと枯乃実と数人の軍人がその部屋に入る。そこで、リンは衝撃の事実を知る事になる。
「まず、鈴様、ひとつ確かめさせていただきます。」
一人の軍人が話し出した。
「あなた様は、自分の名前を知っていますか?」
リンは言う。
「えっと、カイム リン ですけど。」
「はい、そうですね。ところが、それは、あなたの本当の名前ではないのです。
あなたの名前は、
向井 鈴 むかい りん です。」
そこに、枯乃実が乱入する。
「そして、鈴様は、この、国、「カイム」の次期王なのです。」
5
:
Nana♪
:2012/05/26(土) 02:38:11 HOST:hprm-57422.enjoy.ne.jp
え?私の本名?どうしてこの人達が知っているんだろう。
私の本名は、私と、あの書物を書いた人物しか知らないはず。それなのに、何故?どうして?
いや、それよりも、さっきの言葉に、気になる単語が……え〜っと、おう、王、王様!?
「王?私が!?」
私が大きな声をだすと、周りの人達の想定内だったらしく、誰も驚かない。
「ええ。」
枯乃実が言う。
「っていうかさ、なんで枯乃実はこの事に関係しているの?」
リン、いや、鈴が聞くと、枯乃実は、
「枯乃実?私は枯乃葉です。枯乃実は恐らく、パラレルワールドの方の私でしょう。」
「ぱ、パラレルワールド?」
「はい。世界は大きく分けて2つあります。1つは、"元の世界"。この世界のことです。もうひとつが、"第2の世界"。この世界をコピーした世界です。」
「あ、だったら、その次期王様は、こっちの世界の、鈴さんなんじゃ…。」
私が言うと、枯乃葉は首を横に振り、
「いえ、あっちの世界は、不思議なことに、こっちでいう、"王族"はコピーされなかったのです。最近はそのために、誘拐され、第2の世界へと連れて行かれる王族もいるのです。」
と悲しそうに話す。
鈴は、(じゃあ、私も、その中の一人なんだ。)と思った。
しばらく誰も喋らない時間が発生し、鈴は物思いにふける。
(前、国の王様は、男がなるもの、と聞いたことがある。でも、自分は女だ。自分では王様にはなれないのでは、ないだろうか。
あの世界が、こちらの世界をコピーした物なのなら、国の政治方針も、きっと同じだろう。では…)
そこまでいくと、枯乃葉が口を開く。
「今、鈴様は、王様は女にはできない、と思っていらっしゃいますね。」
と言う。鈴は、
「う、うん。」
と口を開く。ところが枯乃葉は、
「大丈夫です。鈴様、あなたは今、女性の容姿をされていますが、それも仮の姿。鈴様の本来の姿は、男性でございます。問題はございません。」
と言うではないか。
鈴は言葉を失った。
(私が、男?)
信じられずにいる鈴に枯乃葉は、
「おい、そこのお前、例のじいさん呼んでこい」
と命令。
「はっ!」
命令を受けた軍人は、部屋を出ていった、と思いきや、一瞬で帰ってきた。70〜80の老人を一人連れて。
6
:
ツイていない主人公
:2012/05/26(土) 02:58:59 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
よう、化けの皮剥がしやがったな自分で。
人は、追い詰めていくと化けの皮が剥がれるってもんだ。
7
:
ツイていない主人公
:2012/05/26(土) 03:39:44 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
そして、全員死んだ。
この物語は、終わった。
終わり。
8
:
ツイていない主人公
:2012/05/26(土) 03:42:49 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
一番つまんねー
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