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私の先生!

14つばさ:2012/04/30(月) 16:27:55 HOST:p6202-ipad202gifu.gifu.ocn.ne.jp
〈翼ver.〉
 ………
 
《…あ…れ? ここ…って…。》

 うっすらと目を開いた私の視界には…

「せ…せい…なんで…?」「翼?大丈夫…なわけないよな。」

 私はどうやら先生の車の中にいるみたい。

ゆっくりと起き上がった私に、頭痛とめまい、吐き気が襲う。

「お前なぁ。こんな日差しの中、ヘロヘロな身体で何十分も歩いて、熱中症にならないわけがねぇだろっ!」

「ごめんなさい…」

「とりあえず、ドリンク飲んで、あと保冷剤で体冷やせ。家から取ってきたんだ。
 あと、えっと…翼、ごめん。俺、お前に…」

「そういえば先生、夢でね、先生が私に…キ…キス…してきてね。びっくりし…」「それ、現実だから。」

「え…。」
 
 私は…なぜか泣いていた。悲しいワケじゃないけど…なぜかショックだった。

「え…翼?ごめん。ごめんな!でも、お前が死にそうなぐらいグッタリしてたから…
 ドリンク飲ませようとして…本当にごめんな!」

 そっか。私のこと、助けてくれたんだよね。本当に…

「ありがとう。先生。…えへへっ。」

 いつの間にか私は笑っていた。先生にはそんな力があると思う。

「どうせ明日は部活が休みだし、このまま帰すとお前の親に会うことになるし面倒くさい。
 今日はもう俺の家に泊まっていけ。」

「え?先生…何言って…」

「何気に勉強道具、部活に持ってってた見たいだし。そして送ってくのが一番面倒だ。」

「お母さんが良いって言うわけ…」「許可取ったし。」

 えぇぇっ!先生本気で言ってるの!?

私は先生の家で一泊することになってしまった…


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