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僕らの青春な日々
1
:
おもち
:2012/04/14(土) 23:41:20 HOST:u517203.xgsfmg16.imtp.tachikawa.mopera.net
毎回 話が変わります。
1話完結です。
すごく文章力がなくて、くだらないですが
マイペースに更新していきます。
2
:
おもち
:2012/04/15(日) 01:24:41 HOST:u517203.xgsfmg16.imtp.tachikawa.mopera.net
第1話『ポテトチップス』
「お嬢様、おやつの時間でございます。」
「あら 今日のおやつは何ですか?」
私は、あるお屋敷に住んでいるお嬢様の美香(みか)。
そして傍には私の執事、友樹(ともき)。
私は いつもおやつの時間が来るのを楽しみに待っていた。
友樹は料理上手で、いつも3時には友樹特製のデザートが出てくる。
今日はどんなデザートが出てくるのだろうか・・・
「今日は・・・ポテトチップスでございます。」
「ポ・・・?」
そう言って友樹はポテトチップスと書かれた袋を開ける。
「ちょっと待ってください友樹!それは手作りではないのでは・・・?」
「そろそろ料理のネタがつきたもんで。」
友樹は袋に入っていたポテトチップスをお皿に移す。
美香は初めて聞いたポテトチップスというお菓子をまじまじと見る。
そして1つ摘まんで口に運んだ。
「おいしいけど・・・私はやっぱり友樹特製のデザートが良いわ。」
美香は寂しそうに呟く。
「私は結構気に入りましたよ。これから毎日おやつはポテトチップスですね。」
「ええ!?そんなの嫌です!」
美香が反対するのにも関わらず、その日からポテトチップス地獄が始まった。
3時になれば必ず、無駄に豪華なお皿に入ったポテトチップスが出てきた。
「お皿とお菓子がミスマッチだわ・・・!」
「ポテトチップスが豪華に見えませんか?」
味に飽きてしまった と、美香が言った次の日
「今日はコンソメ味ですよ。」
と、友樹が無邪気な笑顔でコンソメと書かれた袋を見せる。
そしてさらに美香がダンスのレッスンの時。
「今日は新しい曲にしましょう。」
「新曲ですか!?一体どんな・・・」
「 ピップ・ホップ・ポテトチップス です。」
「なんですかそれっ!?」
友樹はポテトチップスの歌まで作った。
それぐらいポテトチップスを気に入っていた。
ちなみに ヒップ・ホップ・ポテトチップス は、とてもノリの良い曲だった。
こんなことではお屋敷がポテトチップスになってしまう。
ただでさえ今は、愛犬の名前はポテトチップスだし、
お屋敷の何もかもがポテトチップス柄だし・・・。
なんとかポテトチップスから友樹を取り返さなくては と、美香が考えていると
ある日突然、
「美香様。わたくしには夢がございます。」
と、友樹がいつものポテトチップスが入ったお皿を片手に語りだした。
「どんな夢ですか?」
「それは・・・ポテトチップスに埋まる事です。」
「・・・はい?」
友樹があまりにも真剣に言うので、思わず美香は耳を疑った。
「そして こんなの食いきれるのかー! と言って毎日必死に食べるんです。」
「そ・・そうですか・・・。いいんじゃないですか?その夢・・・」
美香が無理に合わせた時、
「やっぱり良いと思いますか!?お嬢様ならそう言ってくれると思ってました!」
と、友樹がキラキラした目で言いポケットから何かのボタンを取り出した。
「では、お嬢様の同意のもと 夢を叶えますね。」
そう言って友樹はボタンを押す。
「ええ!?友樹っ どういう意味かしら!?」
その時、頬に何かが当たって落ちた。
「え・・・?これは・・・」
紛れもなく視界に入ったのはポテトチップス。
しかも次々とポンポン落ちてくる。
「どういう事ですか!?友樹!」
「お屋敷ちょっと改装しましてね・・・ポテトチップスに埋もれれますよ。」
友樹はニコニコしながら落ちてきたポテトチップスを取って食べる。
美香が訳がわからず呆然としている内にポテトチップスは膝まできていた。
「たっ 大変だわ!早く処理を・・・」
「その必要はございませんお嬢様。一緒に埋もれましょう。」
「嫌です!!」
そう言って美香はポテトチップスを掻き分け、ドアを見つけ外に出た。
そして無我夢中に逃げた。
−5年後−
私は大きくなった。
今は違う町に普通に暮らしている。
しかし、あの屋敷が忘れる事ができない。
ポテトチップスを友樹は全部食べる事ができただろうか
風にのって噂では
あの屋敷から毎日ポテトチップスの例の歌が流れているらしい。
−第1話終了−
3
:
おもち
:2012/05/11(金) 22:56:42 HOST:u622156.xgsfmg22.imtp.tachikawa.mopera.net
第2話『会話文的なもの』
青い空。
ユラユラ爽やかに揺れる草。
流れる白い雲。
そして
部活をサボって土手で友人と寝転がる、俺。
佐藤「あーー、暇だなぁ。」
鈴木「部活サボった奴の言うセリフじゃないけどな。」
佐藤「ははは。しかし本当にする事ないんだけど。」
鈴木「んじゃあ今から学校戻って部活するか?」
佐藤「いやだ!先輩怖いんだよ!!」
鈴木「ふーん。大変だね 帰宅部はラクだぜ?」
佐藤「いいなぁ。お前は帰宅部だから先輩に通りすがりにハサミで髪の毛切られる事無いんだな・・・。」
鈴木「何ソレ。聞いたことない危ない嫌がらせじゃん。お前、先輩に何したの?」
佐藤「いや 特になにも・・・。あ!俺、この前先輩に変顔したわ。」
鈴木「えぇっ なんで変顔したんだよ?」
佐藤「先輩が彼女にフラれて落ち込んでたから・・・」
鈴木「先輩が落ち込んでるのに お前変顔したのかよ。すごい勇気あるな。」
佐藤「えへへ そうかな!?」
鈴木「いや 褒めてないし。 先輩が怒る理由がわかるわぁ。」
佐藤「でも髪の毛切るのはヒドイだろー ほら、見てこの前髪。」
鈴木「え それ先輩が切ったから短くなってたの?自然なんだけど。」
佐藤「先輩は歩きながら髪の毛切るの特技だからな。」
鈴木「すごい特技だな。ていうか、そんな綺麗に切ってもらえるなら嫌がらせじゃないのでは?」
佐藤「え!?そう!!??」
鈴木「た・・・多分・・?」
佐藤「よかった よかった。これで先輩のハサミこっそり隠しても なんも言われないな!」
鈴木「お前そんな事もしてたのかよ! やめとけよー そういうの。」
佐藤「まぁさ そんな事は置いといて、今からあの噂のポテトチップス屋敷いかねぇか?」
鈴木「はぁ?なんだよソレ」
佐藤「知らないのか?1日中 変にノリのいい曲がかかっててポテトチップスの匂いがすごいする屋敷。」
鈴木「すごいな。 でもまぁ今日は行かない。」
佐藤「えーーなんでー!?」
鈴木「今から彼女とデート。」
佐藤「なんだってー!?チクショウ、このリア充が!!!!」
鈴木「じゃあ また明日な。バイバイ。」
佐藤「バイバイー!彼女と別れろー!」
鈴木「うるせぇよ。」
そして いよいよ土手で1人になった俺は先輩に新しい変顔を見せようと考えていた。
−第2話 終了−
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