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殺人鬼と・・・・。
1
:
麻利
:2012/03/25(日) 21:33:00 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
どーも!
スズランの名前を変えて新スタート。です。
なんだこんだでよろしくお願いします!
2
:
麻利
:2012/03/25(日) 21:38:41 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
えー。自己紹介です。
・菖蒲 朱里 女
・霧解 卓 男
・飛河 苓果 女
あとグロ注意です。
3
:
麻利
:2012/03/25(日) 21:43:31 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
序章
昨日どっさりふった雪が夜になると月明かりを浴び、雪明りに
なっている。
ある、古い洋館から呻き声、笑い声・・・。
コロシテヤルンダ
彼女はそういい、雪明りの綺麗な日に殺された人をしげしげと見つめる。
4
:
麻利
:2012/03/25(日) 21:56:31 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
第一章
それは午後3時を過ぎたころか。
またあそこから聞こえる声。
あそこはこの町一番の心霊スポット。
主人公、菖蒲朱里もそこで行方不明となった。
卓、苓果たちは探したのだが、見つからなかった。
と、いうことで、心霊スポット×恐れられている場所となった。
「卓・・・?」
苓果は、プライドの高いヤツだが、可愛い一面もある。
「たくっ・・。なんだよ。苓果」
「朱里ちゃんが死んで、もう5年かな?」
へんな言い方で訊いてくる。いつもは上から目線の喋り方だけどな。
「5年じゃねえ。1年だ。おまえ脳内老化してきてるぞ」
「はは・・。それだけ長く感じるってこと・・」
苦笑いしているけど、本当は辛いよな。きっと。
5
:
麻利
:2012/03/25(日) 21:59:00 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
俺もそうだもんな・・・。
その時卓には、朱里の声が訊こえてていただろうか。
コロシテヤルトイウフクシュウノコエガ・・。
6
:
麻利
:2012/03/26(月) 13:49:32 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
俺は少しふざけて、苓果に言ってみた。
「あの洋館から朱里が、俺らに逢いたい、逢いたいって言っているだ
ろうな」
「・・・。卓は悲しくないの・・?辛くないの・・?」
「・・・」
さすがに今の苓果の一言には手も足も出なかった。
「俺、母ちゃんに食パン買って来いって頼まれたんだ。しかも5枚切り。
めっちゃ細かいだろ。俺の母ちゃん。じゃ、俺買ってこないと駄目だから
じゃあな。苓果」
「・・・。卓、喋りすぎ」
苓果の反応、これ呆れてるって意味なのか?
「じゃあな。こんなところで時間食ってたらやばい怒られるから」
そそくさに言い、その場を去った。
ただ・・・。この後、復讐が始まろうとしていたのを誰も知らなかった。
朱里自信も・・・。
7
:
麻利
:2012/03/26(月) 14:01:40 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
第二章
深夜一時。
「まだ・・・・。まだ生き血が足りない・・・」
洋館から、ギーコギコとブランコをこぐような音がする。
ましてや、ブランコではない。
何の音だろうか・・・・?
―朱里―
もう少し味のいい人間は居ないのか。
近頃の人間はどうも味が悪い。
人間を毒殺しては味がないのだが・・・。他の殺り方でも味が無い。
やはり、復讐心が足りないのか・・・・?
母さんに教わったのは紛れもなく嘘?
ならば、味の決め手を自分で探すしかないか。
「ふう・・・。そろそろ朝食にしよう。腹が減っては戦は出来んと
言うからな」
朝食の時間は、深夜二時。なんとも今日は人間を殺るのに手間がかかった。
8
:
麻利
:2012/03/26(月) 14:14:27 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「早くしなければ、人間が来る確率も高くなる。ましてや、心霊スポット
と言われている場所に来る人間は少ないがな」
そう言っているうちに人間が来るかもしれない。
早く調理を済ませなければ。
「♪カラス〜。何故泣くの〜?カラスはや〜ま〜に〜」
鼻歌を歌いながら料理を作る。
「こ〜わい殺人鬼が居〜るからよ〜♪」
さっさと料理を進めていく。
ふう。と一つため息を吐いた。
今日の朝食は人間の目玉焼き二つと、昨日保存していた、カチカチに凍った
人間の皮のスープ。
デザートは特製饅頭。
あんこの変わりに内臓を砕いて血とまぜ、99分。
人間の皮で包めば出来上がり。
「今日の料理はやはり味が無い。明日はもう少し美味しい料理を収穫
出来たらもっといいのにな」
9
:
燐
:2012/03/26(月) 16:14:43 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
そう呟いた。
―苓果―
卓もやっぱり悲しいよね。
だって、潤んでたもん。目。
そりゃ、悲しいよね。
朱里・・・。一体何処へ行ってしまったの?
時計をふと見ると、6時。
中学校までの道のりは、往復1時間かかる。
早めに家を出ないと。
「行って来ます!」
7時に家を出た。
歩いていくと暗い影があった。
人のような形だった。朱里みたいに・・・。
10
:
麻利
:2012/03/27(火) 12:28:47 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
髪の毛も長いストレート。
行方不明になった時と同じ服。
・・・。ご飯とかどうしてたんだろう?
前見たときよりは、細身の体型になっている。
「・・。苓果・・。ちゃん・・?」
え?名前・・・。呼んでくれた?
「私、朱里!苓果ちゃん!逢いたかった!」
「朱里!?今まで何処に行ってたの!?もう心配かけないでね!」
私は、ほっとした。
朱里が生きていた・・・。
心の中は笑みで埋め尽くされていた。
11
:
麻利
:2012/03/27(火) 12:48:35 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「苓果ちゃん!久しぶりに、アソボウヨ。ジュースかって来る」
「なぜ、ジュースを買う事に繋がる?」
そう言うと朱里はふふっ、と笑った。
朱里は、自動販売機に200円を入れた。
朱里は150円のレモンティーを買った。
「私、味見するね」
朱里はキャップにレモンティーを注ぐと口の中へそっと入れた。
「あれ?美味しくない。そうだ、砂糖入れよう」
朱里は白い粉を入れた。
砂糖だと分かっていたのだが・・。
隠れて砂糖以外のものを入れている事に気がついた。
「朱里・・。今砂糖以外のもの入れた?」
「え?何も入れていないけど・・。見間違いじゃない?」
ま。そうだよね。朱里がそんな事する訳無いもんね・・。
12
:
麻利
:2012/03/27(火) 18:09:31 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「はい。どうぞ」
500MLのレモンティーを朱里は差し出してくれた。
「苓果ちゃん・・・。お願い。前の呼び方で呼んで。アカリチャンって呼ん
でヲ・・・」
「朱里?」
少し気味が悪くなった。
なぜだかは分からない。
でも、まあ。レモンティー飲まないとね。
一口、飲んでみた。
13
:
麻利
:2012/03/27(火) 18:12:45 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「あ・・・れ・・・?」
息苦しい。
こ・・。声が・・・。
声を出すのも精一杯な私に朱里は微笑みかけた。
「ネ・・・・。バツガクダッタンダヨ・・」
朱里・・?何を言っているの?
ああ。前の事ね・・・。
ごめん朱里・・・。
だから、許しっ・・・・。
14
:
麻利
:2012/03/27(火) 18:57:24 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
―朱里―
ははっ。
毒殺しちゃったけど、まあいいや。
卓を横取りしたもの・・・。
アンタが悪いのよ・・・・。
死んだのも。
全部。
先から先まで・・・。
死んでください
15
:
麻利
:2012/03/28(水) 18:00:07 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
私は死体をバラバラにして、市松模様のふろしきに入れた。
唐草模様でも良かったのだが、泥棒のふいんきがあると思い、やめた。
今日は何の料理にしようか・・・・・・。
―卓―
『えー。臨時ニュースです。聞いて下さい。なんと、飛鳥苓果さんが行方不明
になりました』
それを聞いたのは、夕ご飯を食べて居る時だった。
「えええっ!?」
夕食の味噌汁のわかめをはさんだまま声を張り上げた。
16
:
麻利
:2012/03/28(水) 18:39:01 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「苓果・・・。でも、死んだはずは・・。無いよな・・・」
と思った次の瞬間、
『えー、今飛び込んできたニュースです。中学校の通学路とも言われる場所
で、苓果さんの死体の一部が見つかりました。ということで、苓果さんは死
んだものと、確定されました」
嘘だろ・・・。苓果が・・。
「ごちそうさま」
そう言い、俺は自分の部屋に入った。
17
:
麻利
:2012/03/29(木) 13:09:15 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
ガチャンとドアを閉め、何度も呟いた。
「嘘だろ・・。俺だけを残すなよ・・・苓果も・・。朱里も・・。
俺だけを残すなよ!」
俺は壁に八つ当たりをした。カラカラと音が鳴って、チューリップの
花瓶が割れた。
「情けねェ・・」
泣きべそを掻きながら、言った。
「何時か貴方もゴチソウニシテアゲル」
何故か聞こえたような気がした。
18
:
麻利
:2012/03/29(木) 15:26:12 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
―朱里―
ふう・・・。今日は何の料理にしようか。
そうだ。今日は人間デザートずくしにしよう。
苓果を殺した時使った、包丁で、イチゴ、メロン・・。とフルーツを切っていく。
「ふう・・・。時間はかかったが、美味しそうなデザートが出来たぞ」
1時間かかったが、まあいい。
19
:
スズラン
:2012/03/29(木) 15:42:58 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
今日のデザートは
フルーツ目玉白玉
メロンスイーツ盛り合わせ
皮の荷揚げ
今回は美味しかった。
憎しみが多かったからだろう。
卓はもっと美味しいだろうな・・・。
20
:
麻利
:2012/03/29(木) 15:51:34 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
スズランになっていますが、麻利にして置いてください。
21
:
麻利
:2012/03/30(金) 14:44:23 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
そう考えると、にやけてきた。
「早く・・・。明日にならないカナァ・・・」
第三章
―卓―
あれから二ヶ月経った頃、事件が起きすぎだ。
やはり行方不明の事件や、殺される事件が多すぎるのだ。
奇妙・・・。最近のこの町は・・・。
22
:
麻利
:2012/03/30(金) 18:33:57 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
―朱里―
最近は人間の食材が、豊富に手に入る。
今頃読者の皆様はクレームを言っているだろうな。
苓果が最後、何を言おうとしていたのか。
その全部を話してあゲル・・・。
23
:
麻利
:2012/04/01(日) 17:02:06 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
そう・・・。それは・・・。
一年半前―――――――
「卓っー!」
あのころの私は、明るかった。とっても社交的で・・・・。
「よっ!ラブラブカップル!」
苓果ちゃんは、あのころはとても優しかった。
「朱里ちゃん、いいなぁ〜!彼氏できて〜!」
「おい・・・。照れるだろ」
きゃ〜♪もう卓ったら〜!・・・なんて思ってた頃だけどね。
そう、卓と私は恋人だった。
でも・・・・。
24
:
麻利
:2012/04/02(月) 16:19:51 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
注意です
この小説は一生更新しないと思います
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