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キツネのお面
97
:
燐
:2012/04/06(金) 16:03:49 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
私はそんな事も気にせずに部屋を出た。
下に行くと、誰かの姿が目に映った。
「おかえり〜紗希」
そう私の名前を呼ぶのは、1個上の兄の淳。
はっきり言って私は淳が嫌いだ。
何故かと言うとだな…。
「今日は何時もより遅いんだね、何かあったの?」
どうも馴れ馴れしい口調で私に抱きつく淳。
「何もないよ、てかくっつかないで。キモイから」
私は棚からコップを取り出して、コップにジュースを注ぐ。
「意地悪な妹だな、お前は」
淳はそう言うと私の注いでるジュースの紙パックを取り上げる。
98
:
燐
:2012/04/06(金) 16:10:50 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
「当たり前でしょ、淳は性格も外見も腐ってるから彼女一人も出来ないのよ」
「そーゆう所も可愛いよ、さすが俺の妹だよね」
淳は嬉しそうに私の頭を撫でる。
この通り、私の兄は極度のシスコンなのだ。
妹の私に何かと愛着があるのか、私の姿を見るとすぐ子供っぽい仕草をする。
皮肉な事に、私と兄の淳は一緒の高校に通ってる為、よくカップルだと勘違いされる。
ただの兄妹なのに…。
ただ、幸樹先輩とは同じクラスらしいが、仲があまり良くないらしい。
99
:
燐
:2012/04/06(金) 16:13:54 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
ライバルと呼んでもいいのかもしれない。
噂では淳は幸樹先輩の次にモテるらしいが詳しい事はあまり知らない。
淳の性格は一言で言うと、キモイ。
シスコンで成績優秀で文武両道な兄に比べ、私は中の中。
何処にでも居る普通の女子高校生だ。
100
:
燐
:2012/04/06(金) 16:20:16 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
祝100レス!!!
こnです。
燐です。
この度は100レス達成致しましたので、少し小説の特典を書こうかと思います。
所謂、ミニ劇場的なw
ではでは、これからも宜しくお願いいたします!!!
101
:
燐
:2012/04/06(金) 17:05:41 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
特典 1 ※あまり本編とは関係ありません。番外編とでも思っておいてくださいm(__)m
少しネタバレ入ってます。
第1話 ご挨拶
紗希:皆さん、この度は「キツネのお面」と言う小説に足を運んで頂きありがとうございます!!
鳴海:何改まってんだよ…真面目な面してんじゃねぇよ。
紗希:何だ!!文句あるか。
鳴海:…別にないよ。
そこに、淳登場!!
淳:紗希〜♪
紗希:(げっ…)
淳:紗希〜♪何固まってるの?
紗希:…いや。
鳴海:おいおい淳さんよォ…紗希が嫌がってんじゃねぇか、分からねぇ?
淳:そんな事ないよ、君は早とちりなんだね。紗希がそんな訳…。
淳は紗希の顔を見る。
紗希:淳の馬鹿…。
紗希はどっかへ逃げる。
淳:紗希〜!!何処行くの〜!!
淳は紗希の後を追いかける。
鳴海:行っちまったか…では、今日はこの辺で。(微妙すぎる展開だな…)
102
:
燐
:2012/04/06(金) 18:26:39 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
Episode.3 二人の関係
「淳はいいよね…何も知らなくて」
私がぼそっと言うと、淳は首を傾げる。
「何も知らないってどう言う事?俺…お前に何かした!?」
真剣すぎる淳の顔に私は思わず笑ってしまった。
「アハハハハ!!何その顔!!いい加減、猫被りなんて止めてよ…」
「猫被ってないよ…俺はお前が心配で…」
「もう止めてよ!!淳なんて…嫌い」
私は冷たく言い放ち、お風呂場へ駆け込んだ。
103
:
真城最高
:2012/04/08(日) 04:02:57 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
>>1
パクられるほど、良いスレでないよw
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