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キツネのお面
1
:
燐
:2012/03/20(火) 14:57:56 HOST:zaqdb739ec8.zaq.ne.jp
こんにちは、
燐と言う者です。
小説を書かないとどっかのスレに書いてましたが、今回は短編小説を少し書こうかと思います。
ジャンルはホラーです。
恋愛は少し入るか入らんかどっちかです。
この短編小説を書き終わったらもう書きません。
今此処で腹を括りましたから。
とにかく、荒らし、パクリだけは控えてください。
毒舌や暴言みたいな感想はお控えください。
では。
2
:
燐
:2012/03/20(火) 15:04:40 HOST:zaqdb739ec8.zaq.ne.jp
序章
「ねぇ…遊ぼうよ…」
誰かがそう言った。
“いいよ”なんて言ってくれた子なんて居なかった。
大抵の皆は、無視した。
「寂しいなぁ…」
誰かはシクシクとその場で泣きじゃくんだ。
「お友達欲しいなぁ…ホシイ…ホシイ…なぁ…」
誰かはそう言いながら、持ってたナイフで自分を刺した。
ポタポタと…地面に赤い液体が流れていく。
まるでカーペットみたいに真っ赤に染まっていく。
理由なんてないよ?
ただお友達がホシカッタダケ…。
その誰かはそう言い残し、地面に倒れ込んだ。
3
:
燐
:2012/03/20(火) 15:16:18 HOST:zaqdb739ec8.zaq.ne.jp
Episode.1 今日も…。
「紗希ー!!一緒に帰ろ!」
そう言って一人の女の子が近づいて来た。
「いいよ」
私は躊躇うことなく承諾した。
やったー!!と喜ぶ一人の女の子。
彼女の名前は、山川結衣。
私の一番の親友だ。
私は、藤代紗希。
現役の高校1年生の15歳。
そんな私には友達があんまり居ない。
居ると言っても三人ぐらいしか…。
「そう言えば、幸樹先輩の写真ゲットしたんだ!」
と、結衣はとっても嬉しそう。
幸樹先輩とは、私の学年の一つ上の二年生で、野球部に属している。
幸樹先輩は下級生からも同級生からも人気で、いわば学校の貴公子のような存在。
性格は、爽やかで信頼も厚い。
4
:
燐
:2012/03/20(火) 15:20:36 HOST:zaqdb739ec8.zaq.ne.jp
私は恋愛なんかに興味なんてない。
恋愛なんてめんどくさいだけだ。
と、思ってたりする。
「でも、幸樹先輩さ…カッコイイけど噂じゃ、性格悪いらしいよ…」
「ふーん」と返す私。
「でも、アレだよね?性格悪くても顔が良ければいっかってヤツだし」
結衣は意外と面食いな奴だ。
「…もう帰る」
5
:
乃亜
:2012/03/20(火) 20:58:04 HOST:p2178-ipngn100203sasajima.aichi.ocn.ne.jp
初めまして燐さん!!
乃亜ですm(_ _)m
おもしろいですヾ(@⌒ー⌒@)ノ
頑張ってくださいo(^▽^)o
6
:
燐
:2012/03/21(水) 09:28:07 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
乃亜s>>こnです^^
こんな駄作を読んで頂き、ありがとうございます!!
今回はホラーなので、苦手な人はすぐに退散してくださいねノン
7
:
燐
:2012/03/21(水) 09:34:46 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
お知らせです。
この度は、このスレを立ててしまって誠に申し訳ありませんでしたm(__)m
何か…ホラーっぽい小説を書いてみたかったもんで;;
と、此処で注意事項を少々…。
これを守ってもらわない限り、アク禁依頼出します。
でも、信用してる方たちは大丈夫です←完全に差別だ。
・荒らし・パクリ・真似は絶対止めてください。
・書き方も真似しないでください。←短気なので物凄くカチンって来ます。
・ストーカー行為も止めてください。
・ホラーやグロイ表現が苦手な人は早く退散してください。
・評価は、毒舌じゃない程度で宜しくです。
・信用出来る人にはコメ返ししますか、イラついてる人や苦手な人は無視します。
ではでは
8
:
月波煌夜
:2012/03/21(水) 10:49:57 HOST:proxy10074.docomo.ne.jp
燐>>
月波だよー♪
読ませてもらいました(o^-')b
女子高生って感じの二人、いいねー(≧∀≦)
私のとこのガールズとは程遠いリア充な会話…
これから序章みたいにホラーになるのかな?
ドキドキしつつ楽しみにしてます(^-^)v
でわでわ〜
9
:
燐
:2012/03/21(水) 11:13:24 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
かぐちゃん>>来てくれてサンキュー♪
私の小説のキャラは何故か皆高校生なんだよww
リア充…かw
私も何かとリア充だよ…。
10
:
月波煌夜
:2012/03/21(水) 12:11:21 HOST:proxy10071.docomo.ne.jp
>>燐
高校生いいねー!
な、何かと…?(;゜ロ゜)
あ、月波は非リア道を爆走中で御座いますw
アニヲタだしねww
何気にこっちにもお邪魔してみる(笑)
11
:
燐
:2012/03/21(水) 12:18:25 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
かぐちゃん>>だよねw
アニヲタ…私もそうかなw
でも漫画・PCオタかもww
12
:
月波煌夜
:2012/03/21(水) 12:24:25 HOST:proxy10070.docomo.ne.jp
>>燐
おお…アニヲタ…!
私はラノベ&漫画ヲタかな。漫画研究部所属ー。
声優さんも好きだー(^-^)/~~
今は妖狐×僕SSって漫画が好き(〃▽〃)
結構人気なんだけど……知ってる?
13
:
燐
:2012/03/21(水) 12:33:35 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
かぐちゃん>>私も好きだよ(*^_^*)
名前は知ってるねw
友達でめっちゃアニヲタな子が居るからさw
私はフェアテとかスケダンとかノラガミとか好きだぞ!!
14
:
月波煌夜
:2012/03/21(水) 12:53:37 HOST:proxyag107.docomo.ne.jp
>>13
あ、私もその3つ、名前だけなら知ってるw
いぬぼく面白いよー。
人様のスレで好き勝手すみませぬ(^-^;
先生の視線が痛いので…
でわでわw
15
:
燐
:2012/03/21(水) 12:55:31 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
かぐちゃん>>ま、ジャンコミはほとんど好きやなw
ワンピースとかは興味薄いけどww
つーか、チャット化なっとるしw
16
:
燐
:2012/03/21(水) 12:58:03 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
「あーちょっと、まだ終わってないんですけど」
結衣は私にブーイングする。
「アンタの話に付き合ってたら日暮れるし」
私は通行鞄を肩から背負って、教室を出た。
17
:
乃亜
:2012/03/21(水) 15:41:52 HOST:p2178-ipngn100203sasajima.aichi.ocn.ne.jp
燐さん来ました!!
頑張ってくださいo(^▽^)o
ちなみに私もアニヲタだよー( ´ ▽ ` )ノ
また来ます!!
18
:
燐
:2012/03/21(水) 18:27:29 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
乃亜ちゃん>>
おお!!ありがとうな!!
てか、アニヲタなんだなw
チャット化にならんよう、語ろうぜw
19
:
kalro
:2012/03/21(水) 18:29:43 HOST:nttkyo015124.tkyo.nt.ngn.ppp.infoweb.ne.jp
燐さん、お久しぶりです。
長らく書き込みをしていませんでしたが、覚えているでしょうか?
kalroです。
この小説も面白いですね^^
更新頑張ってください!応援してます^^
20
:
燐
:2012/03/21(水) 18:41:57 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
kalros>>
こnです!!
短編小説の方にコメして頂きありがとうございます!!
今回のジャンルはホラーにしてみました。
日常的な部分からどんどん怖くなるかと…。
憶えていますとも!!
21
:
燐
:2012/03/21(水) 19:31:19 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
家に帰る途中、私は前方に人盛りが見えた。
幸樹先輩が女の子達を連れて帰ってる。
ま、女誑しだし無理もない。
私はそんな所を通り過ぎようとしていた。
「藤代紗希ちゃんだよね?」
いきなり後ろから声を掛けられ、私は立ち止まり、後ろを振り向く。
そこには幸樹先輩が笑顔で立っていた。
茶色に染まった髪に、切れ長の目。
笑顔が何よりも似合う感じだ。
「何ですか」
私は冷たく言い放つと、先輩の横に居た女達は私を睨む。
「アンタ、幸樹に何冷たく言ってんのよ!!」
幸樹先輩の片一方に居たセミロングヘアーの女が口を開く。
22
:
燐
:2012/03/21(水) 19:38:12 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
「冷たく言って何が悪いんですか?」
私はすかさず両サイドの女の顔を見る。
二人とも顔のメイクは濃い。
一発で幸樹先輩狙いだと分かった。
ま、メイクがほぼおばさんメイクに近いけどね。
と、私は心の中で密かに笑っていた。
「アンタねぇ〜!!」
「紗希ちゃんはモテるとかに興味なさそうだね?彼氏居たりする?」
幸樹先輩は冗談半分に言った。
「居ませんよ、今は恋愛よりも勉強ですから」
23
:
燐
:2012/03/21(水) 19:51:36 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
私がそう言うと、幸樹先輩は満足そうに笑みを浮かべる。
「たしかに見た目からして、恋より勉強って感じだもんね」
私はそんな幸樹先輩を無視して、そそくさに自宅に向かった。
自宅に帰った私は、玄関で靴を脱ぎ、一目散に2階にある自分の部屋へ駆け込んだ。
私の学校は私立で、しかも私服OKな学校なので一々服を着替えなくて済む。
24
:
燐
:2012/03/21(水) 19:57:40 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
私は部屋の奥にある、全体鏡の前にある椅子に座った。
此処の椅子に座ると、自然に鳥肌が立つ。
私は上半身の服を捲り上げ、お腹周りを見る。
そこには‘傷’がある。
決して消える事のない昔の傷―――――…。
その傷は元彼との傷でもある。
25
:
燐
:2012/03/21(水) 20:02:51 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
その傷は、元彼と口論になった時にナイフで刺された傷。
今は継接ぎになってるんだけどね…。
元彼は死んだ。
…事故でね。
でもそんな昔の事は今は気にしていない。
26
:
乃亜
:2012/03/21(水) 22:13:44 HOST:p2178-ipngn100203sasajima.aichi.ocn.ne.jp
燐ちゃん来たよー( ´ ▽ ` )ノ
おもしろいww
続きが気になるー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
楽しみにしてるよ〜!!
27
:
燐
:2012/03/22(木) 16:28:12 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
乃亜ちゃん>>
コメありがとう!!
一日に3回は更新する予定♪
28
:
燐
:2012/03/22(木) 16:34:29 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
鏡の横にあるのは、一つの狐のお面。
そのお面は元彼から夏祭りの時に買ってもらった物だ。
私は昔、許されない“罪”を犯してしまった―――…。
“罪”それは決して許される事ではない。
でも、未だに警察にバレてない。
ま、バレるのも時間の問題なんだけど。
私は服でその傷跡を隠した。
結衣にも話してない、たった一つだけの秘密。
29
:
燐
:2012/03/22(木) 16:38:46 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
私はそっと狐のお面を手に取る。
お面の両サイドには少し血痕が残っている。
忘れられない…5年前の思い出がこのお面を持つだけで自然と蘇って来る。
そりゃそうだ。
元彼は事故なんかで死んだんじゃない…。
私が殺したんだもの―――――…。
30
:
燐
:2012/03/22(木) 16:40:59 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
その罪はまだ告白してない。
と、言うか告白したくない。
どーせバラせば、刑務所行きだって事ぐらい分かってる。
なら、一層此処で死ねばいいさ…なんて思ってる。
でも、まだ死なない。
私は…アイツを殺さない限り、死ぬ訳には行かないんだし…ね?
31
:
名無しさん
:2012/03/22(木) 17:18:28 HOST:wb92proxy14.ezweb.ne.jp
私学って巨乳少ないらしい
32
:
燐
:2012/03/22(木) 17:33:29 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
私はそのお面を顔につける。
すると、人格が変わったように私の顔は怒りに触れる。
「さっそく…行こうかなァ…」
私は一人気に呟き、クローゼットに向かい、黒のケープと黒のワンピースを身に着けた。
そして、ベッドの脇に置いてある小型ナイフを手に取り、服のポケットに忍ばせる。
33
:
乃亜
:2012/03/22(木) 17:51:26 HOST:p2178-ipngn100203sasajima.aichi.ocn.ne.jp
おもしろくなってきたww
ワクワクだよー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
楽しみ!!
34
:
燐
:2012/03/22(木) 17:56:00 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
乃亜ちゃん>>ありがとう!!
そんなに楽しみかな
良く分からんw
35
:
燐
:2012/03/23(金) 14:30:40 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
私の素顔は誰も知らない。
と、言うか知られてはならないの…。
結衣なんかに言えば、一気に噂は広まる。
警察などが来たらそれこそ終わりだ。
今日もまた一人殺す…。
理由なんてないよ…。
36
:
燐
:2012/03/24(土) 13:49:50 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
何で人を殺すかって?
…理由はないけど、ただ殺したいだけ。
それが今の答えだよ。
人を殺したら、後はどうするかって?
死体は家の地下に埋めておくんだ。
それなら絶対誰にも見つからない。
親にも友達にもね…?
37
:
燐
:2012/03/24(土) 14:09:31 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
「アハハハハハ!!!!」
私は意味も無く大声で笑い出した。
死ねばいいんだよ…皆してさ…。
死んで死んで死ねばいいよ。
あ…でも、私は死なないよ?
私以外の人間は皆死んで、私だけが生き残るの…!!
我ながら良い考えよね?
ねぇ…貴方もそう思うでしょ?
私は机に立ててある写真立てを手に取った。
そこには、私と元彼の2人で笑って、ピースしてる写真。
38
:
燐
:2012/03/24(土) 14:17:58 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
…こんなの要らないよ…。
私は写真立てを思いっきり地面に叩き付けた。
叩き付けた瞬間、写真立てのフレームのガラスが飛び散る。
その飛び散ったガラスの破片が私の頬を少し切る。
切った所から少量の血が流れ出る。
写真の中の私は‘笑っていた’
その隣に居る彼も笑っていた。
39
:
燐
:2012/03/24(土) 14:32:59 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
許さない!!
許さない…許さない!!
笑ってる顔を見るとイラつくの。
幸せそうな笑顔を見ると殺したくなるの。
何故元彼を殺したかって?
決まってるじゃない…気に入らなかった。
他に女作って私を置いてどっかに行っちゃったんだよ。
私は要らない人間。
要らない人間なら一層、死んだ方がマシじゃない?
だから、今までたくさん人を殺したの。
40
:
燐
:2012/03/24(土) 14:39:48 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
「今度は君の番だよ…?」
私はそう呟き、部屋の窓から外へ身を投げ出した。
「今日はクラスの男子一人を殺そうかな…」
私はそう呟き、前方に居る私に背を向けてる一人の男子高校生の背中をナイフで刺した。
男の子は呻き声をあげて、地面に倒れ込んだ。
また今日も犠牲者が増えたね…?
私は男子高校生の服の襟を持って、引き摺って家に持ち帰った。
41
:
燐
:2012/03/24(土) 14:52:55 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
家に帰り、私は男子高校生を引き摺りながら、地下に向かった。
地下に着き、男子高校生の死体を壁に拠りかけた。
これでいい…。
ま、あれぐらいで死なないし…包丁を持ってきて、腕を捥ぎ取るか…。
私は不穏な笑みを浮かべて、地下を出て行った。
数分後、私は出刃包丁を片手に戻って来た。
どうやら、男子高校生が目を覚ましていたようだ。
「やぁ?気がついた…かな?」
私の意味不振な言葉に男の子は必死に抵抗してる。
「此処…何処だ?」
男の子は辺りをキョロキョロしながら言った。
「此処?私の家だよ?今日の夕飯は焼き料理にするから、食材がホシカッタの。
…人間のね?」
42
:
燐
:2012/03/24(土) 14:59:12 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
「…ハッ、お前頭可笑しいんじゃねぇの?」
男の子はケラケラ笑い出す。
「余裕で居られるのも今のうちだよ?今すぐ殺したあげるからね?」
私は笑顔で言って、男の子の右腕を出刃包丁で切り落とした。
ゴロン…と言う音が地面に響き、それと同時に男の子は大声を上げた。
「あああああああああああ!!!!」
男の子は切られた右腕を押さえて地面に倒れ込んだ。
出刃包丁の刃は真っ赤に染まっていて、先端からはポタポタと赤い血が流れる。
43
:
燐
:2012/03/24(土) 15:03:28 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
「苦しいでしょ?今すぐ楽にさせてあげるね」
私は出刃包丁の取っ手を両手で握り締めて、男の子の背中に思いっきり振り落とした。
ブスッと鈍い音が響き、刺した部分から血が流れ出る。
「…お前は誰だ…」
その声に私は包丁を背中から抜き取った。
これだけ刺して、まだ喋れるの…?
ま、いいわ。
44
:
燐
:2012/03/24(土) 15:10:28 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
「私はネルヴィよ、それがどうかしたの?」
私は男の子の目の前で屈み込む。
「ネルヴィか…フランス語で…“殺し屋”と言う意味だな。
お前は殺し屋か?」
「ええ、そうよ」
「なぁ…俺と組まねぇか?」
男の子の意外な言葉に私は一瞬戸惑う。
45
:
燐
:2012/03/24(土) 15:16:06 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
「何言ってるの、アンタ。死にたいの?」
「そう言う訳じゃねぇ…お前とならやれるって思っただけだ。
俺も犯罪者だからな」
男の子の言い分に納得出来ない私は、男の子の首筋に出刃包丁を当てる。
「犯罪者?どう言う事よ」
「俺は4年前に人を殺した犯罪者だ、お前だって人をそこまで殺す恨みってのがあるだろ?
俺もある。ま、俺の場合、許せなかった相手が居たからやっちまった事なんだけどな」
46
:
燐
:2012/03/24(土) 16:18:38 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
「お前の名前は何て言う?」
「…シカリオとでも呼んでくれ」
シカリオはそう言って地面から立ち上がった。
47
:
燐
:2012/03/24(土) 18:49:12 HOST:zaqdadc2a8b.zaq.ne.jp
「…シカリオ…腕を切ってすまなかったな」
「…俺を信用するつもりか?」
「…まだ信用と言う訳でもないが、一応…だ」
私は視線を逸らす。
「一応か…腕なら大丈夫だ」
シカリオはそう言うと、地面に落ちた自分の右腕を右胴体につけた。
すると、嘘のようにぴったり胴体にくっついた。
「…治った…」
48
:
燐
:2012/03/25(日) 13:31:25 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
今のはマジックか?
いや…まずあんな風に腕が簡単にくっつく事はまず有り得ない。
と言うかコイツは宇宙人なのだろうか…。
じゃないと、あんな事は普通の人間には出来ないだろう。
49
:
彗斗
:2012/03/25(日) 18:23:38 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp
コメント失礼します。
ホラーは少しばかり苦手なジャンルですがこれなら平気で読めます!!
とても分りやすいです。頑張って下さい!!
50
:
燐
:2012/03/25(日) 18:51:03 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
彗斗s>>コメありがとうございます!!
平気ですか…。
私自身はグロい系はあんまり書きたくない分類なのですが、
頑張って書きます!!
51
:
燐
:2012/03/25(日) 21:04:26 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「今のはマジックか?」
私が訊くと、シカリオは「いいや」と答える。
「じゃ超能力か?」
「それも違う」
苛立つ。
「じゃ何だ!!」
「…いずれ分かる」
は?
何が“いずれ分かる”だ!
納得がいかん。
「…で、俺はどうすればいい?」
シカリオは私の目の前に右手を出す。
「どうすればいい…とは?」
「俺は今此処でお前に着いて行くって決めたんだぜ?
リーダーがそんな感じでいいのかよ」
完全に上から目線で言ってやがる。
52
:
燐
:2012/03/25(日) 21:11:12 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「とりあえず今日はもう殺したから、明日まで待つ」
「そうか、じゃ俺は殺して来る、今日は何も殺してないからな」
シカリオはニカッと笑う。
その笑顔が元彼の笑顔と重なった。
まさか、同一人物?
そんなはずはない。
だって…私が殺したはずだ。
死体だってこの地下に埋めてある。
まさか生まれ変わり?
「つか、お面取らねぇのか?」
「取らないよ、そんなに顔が見たいんなら取ってやるよ」
私はそっと狐のお面を顔から外した。
「…それがお前の素顔か」
シカリオは鼻で笑いながら言った。
53
:
燐
:2012/03/25(日) 21:15:15 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「悪い?」
私は腕組みをしてそっぽを向く。
「いや、別に」
気のせいだろうか。
シカリオの表情が少し変わったのは…。
「じゃ、俺はこれで行くわ。人殺したら此処に連れてこればいいんだな?」
シカリオの言葉に私は頷く。
54
:
燐
:2012/03/25(日) 22:04:30 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「…うん、そうしてくれ」
「で、此処に連れて来て後はどうすればいい?」
「とりあえず身体全体に縄で縛り付けて、口にはガムテープで括りつけてくれ」
私がそう言うと、シカリオは少し悩んだ顔をした。
「分かった…ま、試して見るわ」
シカリオはそう言い残して、地下から出て行った。
55
:
彗斗
:2012/03/26(月) 09:43:36 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp
またまた最後まで読みました。
シカリオがどんな行動をするのか楽しみです←表現が少し不味かったかな……?
56
:
燐
:2012/03/26(月) 10:03:55 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
彗斗s>>わざわざコメしてくださりありがとうございます!!
全然不味くないですよ!!大丈夫です。
一応、完結したらプロフを書くのでそちらも必見ですノシ
57
:
燐
:2012/03/26(月) 15:55:50 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
地下に一人残された私は、ずっと硬直していた。
アイツを信じて良いのか…?
「さて、どうしようか…」
私は地面に転がった頭蓋骨を片手に持った。
片手に持つと、ボロボロに砕け散った。
砕け散った頭蓋骨の破片は砂になった。
58
:
燐
:2012/03/26(月) 17:29:06 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
「砂になった…」
私は天井を見上げた。
天井には裸電球が一つついているだけでほかに何も無い。
59
:
燐
:2012/03/26(月) 17:32:52 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
Episode.2 元彼そっくりなヤツ。
シカリオの後を追えば良かったなぁ…。
何であの時追わなかったんだ?
「ネルヴィー!!!」
背後で声がした。
振り向くと、シカリオが何かを持って帰って来た。
早いな…もう殺してきたのか。
「これ、今日の晩飯にするぞ、腐食になってるけど気にすんな」
60
:
燐
:2012/03/26(月) 17:52:14 HOST:zaq7a66c14f.zaq.ne.jp
シカリオが取り出したのは、死後3日以上は経っている人の左腕。
強烈な匂いが私の鼻を刺激する。
左腕にはハエが集ってる。
私はそんなグロそうな場面に遭遇しても顔色一つ変えない。
「お前さ…良くこんな匂い耐えられるな、俺だったら即効無理だわ」
61
:
燐
:2012/03/28(水) 15:23:17 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「これぐらい普通じゃないのか?」
「普通じゃねぇよ、やっぱお前バケモンだな」
シカリオは不気味に笑う。
「フンッ」
私は鼻で笑いながら、地下を出た。
62
:
燐
:2012/03/28(水) 16:06:18 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
左腕を持ちながら歩く私の姿はきっと普通の人間が見たら驚くだろう。
地下から抜け出した私は、キッチンに向かった。
キッチンに向かい、左腕を俎板に乗せた。
狐のお面は地面に置いた。
「ネルヴィ!!」
後ろからシカリオの声がした。
「腐食した奴も食べるってどんな神経してんだよ」
シカリオは笑いながら言った。
63
:
燐
:2012/03/28(水) 16:45:13 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
私はそんなシカリオを無視して私は片手に持っていた包丁を腕に刺し込んだ。
ブスッと血飛沫が私の頬につく。
「うわ〜くせぇ〜」
シカリオは右手で鼻を摘んだ。
「臭いのなら、どっか行ったら?」
私は淡々と左腕を包丁で切っていく。
皮を剝ぎ、皮の中の肉が見えた。
64
:
燐
:2012/03/28(水) 17:10:10 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「うわっ…グロ…」
シカリオはそう言いながら、キッチンを出て行った。
私は無残に腕をバラバラにして、白いビニール袋に放り込んだ。
「これで凍らせておけば、保存食にもなるな」
私はニヤけ顔で冷凍庫に入れた。
冷凍庫に肉を入れた私は、包丁の刃を水で洗い流す。
65
:
彗斗
:2012/03/28(水) 17:21:42 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp
月波さん>>
いよいよグロい事になって来ましたね……この後、ネルヴィとシカリオがどんな行動を起こすのか楽しみです。
流石に少し怖くなってきた……
66
:
燐
:2012/03/28(水) 17:25:57 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
彗斗s>>名前間違ってます^^;
グロいでしょうか…この辺はあまりグロくないかと。
後先がもっとグロいと思います。
なので、苦手な人は退散しといた方がいいかと。
67
:
彗斗
:2012/03/28(水) 17:26:10 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp
燐さん>>
すみません!! 燐さんと間違えました……最近少しばかり打ち間違いがぽろぽろ出て来ていて……
本当にすみませんでした!!
68
:
燐
:2012/03/28(水) 17:37:15 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
彗斗s>>イエイエ。
そんな謝らなくていいほどでもないですよ^^;
69
:
彗斗
:2012/03/28(水) 19:32:31 HOST:opt-183-176-190-251.client.pikara.ne.jp
燐さん>>
本当ですか!? ありがとうございます。
70
:
燐
:2012/03/28(水) 19:36:34 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
彗斗s>>うん(*^_^*)
そうですよ^^
71
:
燐
:2012/03/29(木) 10:19:18 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
包丁を洗っていると、ある事が頭に過った。
“憎い”
“死ねば良い”
と言う感情が込み上げてくる。
死ねばいいんだ…アイツなんて。
私は洗った包丁を少し鑢(やすり)で磨く。
切れ味が良くなるね…。
72
:
燐
:2012/03/29(木) 13:45:01 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
鑢で磨いた包丁を懐(ふところ)に持った私はキッチンを出て自分の部屋がある2階に向かった。
自分の部屋に入り、私は地面に落ちた写真の破片を拾い始めた。
写真の中の私は何時にもなく笑っている。
もうこの頃の私には戻れないの。
私から幸せを奪ったアイツを殺せば全てが終わるの。
私の恨みや妬みも全て無くなるの。
73
:
燐
:2012/03/29(木) 13:53:52 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
でね、殺した暁にはたぶん私は自爆すると思う。
だって刑務所には入りたくないし、死んだ方がまだマシでしょ?
私は狐のお面を鏡の隣に置き、写真立てのガラスのフレームを紙に包んでゴミ箱に捨てた。
もう私には何も残らないの。
人を殺しても何も変わらないの。
写真立ての中に入ってた写真はビリビリに破き、部屋中に舞った。
パラパラと静かに地面に落ちていく写真の欠片。
74
:
燐
:2012/03/29(木) 17:27:03 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
楽しかったよね…あの頃…。
貴方が此処に居て、私が何時も隣で笑っていた。
笑った笑顔…。
もう私にはそんな事は出来ない。
もう笑えないの…。
ごめんね…。
私はバラバラになった写真の欠片を手で掬いゴミ箱に捨てていく。
もうこんなの要らない…。
もう要らない!!!!
75
:
燐
:2012/03/29(木) 17:32:03 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
もう…いい!!!
アイツを殺しに行かなきゃ気が済まないの…。
気が済まないの…。
モウ…イイヤ。
コロシニイコウ…。
私は地面から立ち上がり、狐のお面を顔につけた。
やっぱお面を被っていると何かいいわ。
さぁて…殺しに行こうかなァ…。
私は甲高い声で大笑いして、窓から外へ出ようとした。
「ネルディ!!」
その声に私は振り返る。
そこにはシカリオが立っていた。
76
:
燐
:2012/03/29(木) 17:41:43 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「お前何処行くんだよ」
シカリオは怒っているようだった。
「…人の部屋に勝手に入って来ないで」
私はそっぽを向く。
「今日はもう殺しただろ、また殺しに行くのか?」
シカリオの言葉に、私は深く頷く。
「どうしても殺したい奴が居るの。
ソイツは私の幸せを意図も簡単に奪ったの。
許せない相手なのよ!!」
「…じゃ俺もその憎き奴の手伝いしてやろうか?」
77
:
燐
:2012/03/30(金) 11:27:16 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
シカリオはニヤリと微笑む。
「…何でそこまで私に手を貸す」
「…お前の力になりたいからだ」
その言葉が心に波打った。
“お前の力になりてぇんだ”
そう言えば元彼もそんな事言ってたなぁ…。
私がクラスでイジメられてる時に、声を掛けてくれてさ…。
私の私物が捨てられてる時、拾ってくれてさ。
“お前の力になりてぇんだ”
とか言って来たんだもんね。
78
:
燐
:2012/03/30(金) 11:41:57 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
どうしてだろう…。
シカリオと元彼が重なって見えるのは気のせいだろうか。
性格は全く違うけど、言葉や仕草は同じって…。
此処まで偶然って有り得るの?
「ネルヴィ…」
その声に現実に引き戻された。
79
:
燐
:2012/03/30(金) 12:03:12 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「ごめん…少し考え事」
私は急に身体の力が抜け、地面に倒れ込んだ。
「おい!ネルヴィ!!!」
シカリオの声が聞こえる。
てか、身体が動かないのは何故だ?
まるで、腹の上に巨大な石が乗ってるかのように重たくて動かない。
安心したのか?
一瞬でも安心したからこんな風になったのだろうか…。
80
:
燐
:2012/03/30(金) 12:09:58 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
馬鹿だな…私は。
一瞬でも人に気を許してしまうなんてな…。
殺し屋失格みたいなもんか…。
「シカリオ…お前にとって私はどんな存在だ?」
と、唐突に言う私。
「さぁな、でも俺には無い物を持ってる奴だな。
俺はずっと人を殺し続けて来たから感情って言う物がないんだ。
お前はあるだろ?内に秘めてる物がな」
シカリオは私の首元を右手の人差し指で触る。
81
:
燐
:2012/03/30(金) 12:15:46 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「シカリオには無い物が私にはある。
それって何?さっぱり分からないんだけど」
「何時か分かるさ、お前にも。
分かる時が来るさ」
「そうか…」
と、静かに呟く。
「じゃ逆に聞くが、ネルヴィにとって俺はどんな存在だ?」
「…信じあえる友達かな」
その言葉にシカリオは爆笑する。
「アハハハハ!!何だその解答!!俺が友達だって?
面白い答えだな」
ニカッと笑うシカリオ。
82
:
燐
:2012/03/31(土) 10:35:50 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「…笑う事ないじゃん」
私は頬を膨らまして、そっぽを向く。
「でもよォ…やべぇ…笑いが止まんねぇ……」
未だにシカリオは爆笑している。
83
:
燐
:2012/04/04(水) 21:22:48 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
※お知らせ※
最近、全然更新出来なくてすみませんm(__)m
何かと忙しいので…更新率が低くなると思います^^;
一週間に1回程度になるかもしれないです…。
でも、ちゃんと完結させるので宜しくですノシ
では、今後ともよろしくお願いいたします。
84
:
燐
:2012/04/04(水) 21:52:24 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「シカリオ…アンタ笑い過ぎ」
それにつられて私も苦笑いする。
「お前だって笑ってんじゃん」
「私は…別に」
「お前まさかのツンデレかよ」
シカリオは完全に私を弄んでいる。
85
:
燐
:2012/04/04(水) 22:02:30 HOST:zaq7a66ffb2.zaq.ne.jp
「煩い、お前は笑い過ぎだ」
「お前だって笑ってるだろ?俺とおあいこじゃねぇか」
笑う姿も元彼とそっくりだ。
まさか本当に同一人物?
「なぁ…シカリオ」
私は急に話を切り出した。
「な、何だよ…そんなに改まって」
「いや…お前の本名を聞きたくてな」
私は単刀直入に言った。
「何?本名?なら、お前も教えろよ、俺の本名は…鳴海だ。
高藤鳴海だ!!」
シカリオは自信満々に言う。
鳴海…かぁ……。
元彼じゃない…んだ。
86
:
燐
:2012/04/06(金) 15:20:22 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
「私の本名は…藤代紗希だ」
私がそう言うと、鳴海は少し驚いた顔をした。
「そうか…紗希って言うんだな」
そう言う鳴海は嬉しそうだ。
「だから別に紗希と呼んでくれても構わない」
「じゃ紗希と呼ばせてもらうわ、それの方が親しみやすい気がするしな」
鳴海はニカッと笑う。
87
:
ゆい
:2012/04/06(金) 15:28:07 HOST:162.250.227.121.broad.sz.js.dynamic.163data.com.cn
すがいねー!!!
おもしろい!!!
めちゃくちゃ
ホラーわたしすきなんだよー
つづきおねがい
88
:
燐
:2012/04/06(金) 15:33:24 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
ゆいちゃん>>私もホラーLOVEやわw
昔からやけどw
了解(^^ゞ
89
:
ゆい
:2012/04/06(金) 15:35:35 HOST:162.250.227.121.broad.sz.js.dynamic.163data.com.cn
そうなんだー
一緒だねーWW
なんかおもしろいよねー
ホラー!
まんがのホラーもってる?
90
:
燐
:2012/04/06(金) 15:36:41 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
ゆいちゃん>>漫画でホラーが持ってないなw
小説やったら結構持ってんねんけどなw←無くしたやつもあるけどw
91
:
ゆい
:2012/04/06(金) 15:39:54 HOST:162.250.227.121.broad.sz.js.dynamic.163data.com.cn
なにもってるの?
こわいやつ?
92
:
燐
:2012/04/06(金) 15:41:25 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
ゆいちゃん>>山田悠介さんの小説とか東野圭吾さんの小説とか…etc
山田悠介さんの小説は20冊以上持ってる。
てか、チャット化なってるから感想控えめに。
93
:
ゆい
:2012/04/06(金) 15:43:23 HOST:162.250.227.121.broad.sz.js.dynamic.163data.com.cn
そうだねー
あそこのせきとかおもしろいよねー
東野さんって?
94
:
燐
:2012/04/06(金) 15:44:32 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
ゆいちゃん>>あれ?
知らん?有名なのに…関西人なのに…。
あの人の作品もヤバイなw
映画化いっぱいされてるからさw
95
:
燐
:2012/04/06(金) 15:47:29 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
「さてと、ちょっと風呂入って来るわ」
私は立ち上がり、部屋から出て行こうとした。
「じゃ、俺は辺りを偵察してくるわ、じゃあな」
鳴海はそう告げると、部屋の窓から出て行った。
身勝手なのか…?
アイツは。
96
:
燐
:2012/04/06(金) 15:50:03 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
※お知らせ※
こんにちは、燐です。
えっと…少し注意事項と言うか、最近此処のスレが物凄くチャット化になってきてるような気がします。
なので、感想は控えめにお願いしますm(__)m
チャット化にならない程度ならいいんですけどね;
後、100レスは取らないでくださいね。
記念すべき100レスなもんで;
97
:
燐
:2012/04/06(金) 16:03:49 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
私はそんな事も気にせずに部屋を出た。
下に行くと、誰かの姿が目に映った。
「おかえり〜紗希」
そう私の名前を呼ぶのは、1個上の兄の淳。
はっきり言って私は淳が嫌いだ。
何故かと言うとだな…。
「今日は何時もより遅いんだね、何かあったの?」
どうも馴れ馴れしい口調で私に抱きつく淳。
「何もないよ、てかくっつかないで。キモイから」
私は棚からコップを取り出して、コップにジュースを注ぐ。
「意地悪な妹だな、お前は」
淳はそう言うと私の注いでるジュースの紙パックを取り上げる。
98
:
燐
:2012/04/06(金) 16:10:50 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
「当たり前でしょ、淳は性格も外見も腐ってるから彼女一人も出来ないのよ」
「そーゆう所も可愛いよ、さすが俺の妹だよね」
淳は嬉しそうに私の頭を撫でる。
この通り、私の兄は極度のシスコンなのだ。
妹の私に何かと愛着があるのか、私の姿を見るとすぐ子供っぽい仕草をする。
皮肉な事に、私と兄の淳は一緒の高校に通ってる為、よくカップルだと勘違いされる。
ただの兄妹なのに…。
ただ、幸樹先輩とは同じクラスらしいが、仲があまり良くないらしい。
99
:
燐
:2012/04/06(金) 16:13:54 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
ライバルと呼んでもいいのかもしれない。
噂では淳は幸樹先輩の次にモテるらしいが詳しい事はあまり知らない。
淳の性格は一言で言うと、キモイ。
シスコンで成績優秀で文武両道な兄に比べ、私は中の中。
何処にでも居る普通の女子高校生だ。
100
:
燐
:2012/04/06(金) 16:20:16 HOST:zaq7a66fc0a.zaq.ne.jp
祝100レス!!!
こnです。
燐です。
この度は100レス達成致しましたので、少し小説の特典を書こうかと思います。
所謂、ミニ劇場的なw
ではでは、これからも宜しくお願いいたします!!!
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