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いじめ〜それでも私は・・・〜

1紗耶香:2012/03/11(日) 22:07:30 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
「きゃあああ!!」

今日も聞こえる悲鳴。

「うっせーんだよブス!!」
「黙れ気持ち悪い!!」

罵声。

クスクス笑う声、冷たい視線。

あの子(ターゲット)はもう・・・自殺した。

2紗耶香:2012/03/11(日) 22:13:19 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
「糸山が死んでもう一週間かぁー」
「アハハッ、ストレス解消にはぴったりだったけどねぇ〜」
「あいつが死んだらつまんないや」
「じゃあだれかいじめよっか♪」

この一言でクラスは水を打ったように静まり返った。

「指名するー?」
「くじとかもいいかもよ?」
「あー、話し合いとかぁ?」
「いいね、それにしよう!」

お願い・・・!!

どうか私ではありませんように・・・!!

このときは皆同じ気持ちだっただろう。

3紗耶香:2012/03/11(日) 22:24:56 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
ー放課後ー

「ハーイ、今から話し合いするよ!!」

湯吹さんが言った。

「皆嫌いなヤツを出席番号順に一人一人言えよー」

之佐さんが言った。

「はい、山野!」
「えっと・・・じゃあ、佐藤さん」

どくん。

どくん。

嘘・・・私!?

そして次々と言ったが、皆私だった。

「このままじゃ、佐藤かもねぇ〜?さ、次佐藤。言え」
「えっと・・・」

嫌いじゃないけど・・・元はといえばお前が悪い・・・!!

「山野さん」

そして友達も皆私と言った。

最低・・・!!

そして、最後の一人。

「・・・佐藤さん」

湯吹さんと之佐さんがニヤリと笑う。

「ハイ、佐藤けってーい」

湯吹さんが言った。

嘘・・・でしょ?

「かわいそぉう、皆に裏切られてぇ」

之佐さんが言った。

「私たちが慰めてあげる!!」

湯吹さんは黒板消しを私の顔に思いっきり当てた。

「う・・・ゲホッ!」
「アハハハハハッ!!」

今日から・・・私がターゲット・・・。

4紗耶香:2012/03/11(日) 22:39:16 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
「だれか、モップと雑巾持ってきて〜」
「あとバケツもね!!」
「お前らはコイツ押さえてろ!!!」

や・・・だ・・・。

やだよぅ・・・。

そして女子がモップと雑巾とバケツを持ってきた。

私は押さえられてる。

「水かけちゃえーーッッ」

バシャアッっと音が鳴る。

「冷たッッ」
「かわいそぉう、このキッタナァイ雑巾とモップで拭いてあげる♪」
「いやぁっっ」
「黙れクソ!!!」

私は顔面を思いっきり雑巾とモップで拭かれた。

「う・・・ゲホッ、ゲホッ!」
「制服メチャメチャにしよう!!皆鋏持って来い!!」
「やだ・・・やめてぇ・・・ゲホッ!」
「バカは黙ってろ」

みんなが鋏を持ってくる。

「一人一回は必ず切れよー」

そしてみんなが私の制服に切り込みを入れてゆく。

私の制服はズタズタだった。

私の心も。

「ついでだし、ジャージも切っちゃえば?」
「キャハハッ、佐藤裸帰りけってーい!!!」
「嫌だ・・・やめて・・・」
「じゃ、髪の毛も切っちゃえば!?」
「オッケー!!!」

嫌だ・・・!!!

なんでこんなことするの・・・!?

5紗耶香:2012/03/11(日) 22:45:53 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
「あら・・・何してるのあなたたち!?」

先生が教室に入ってきた。

「遊んでるだけでーーす」
「遊んでる!?佐藤さんの制服ズタズタじゃない!!」

するとみんなは帰って行った。

湯吹さんは最後に私の耳元に囁いた。

「明日覚えてろ」

私は背筋が凍った。

「大丈夫!?ジャージはある!?」

先生が駆け寄ってきた。

良かった、女の先生で・・・。

「大丈夫です」
「とにかく着替えなさい。早く親に・・・」
「いいです!!」
「・・・え?」
「迷惑かけたくないから・・・」

ごめんなさい。

お父さん、お母さん。

6ピーチ:2012/03/11(日) 23:02:40 HOST:i118-18-136-9.s11.a046.ap.plala.or.jp
紗耶香さん>>

初めまして♪続きが気になるよーな怖いよーな・・・

それでも待ってるね♪

7紗耶香:2012/03/12(月) 16:23:03 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
ピーチさん≫コメントありがとうございます!

途中からグロが入るかもです
ではでは

8紗耶香:2012/03/12(月) 16:34:41 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
翌日。

私は靴箱の前で泣きそうになった。

シューズが泥だらけだったのだ。

これは、夢じゃない・・・現実なんだ・・・。

「やっだぁ〜、キッタナァイ」

後ろを振り向くと、湯吹さんがいた。

「・・・どい・・・酷い!!なんでこんなこと・・・!!」

その瞬間私はシューズの中の泥を頭からかけられた。

「キャアッ」
「反抗するとこうなっちゃいますよぉ〜?」

そう言うと之佐さんは私の髪を引っ張って教室まで引きずった。

教室に私を投げる。

「痛ッ」

体中に激痛が走る。

やっとのことで起き上がると、黒板に落書きがしてあった。

『佐藤 柚木は嫌われ者』

机にも沢山の落書き。

正に此処は地獄だった。

9名無しさん:2012/03/12(月) 16:38:55 HOST:wb92proxy13.ezweb.ne.jp
また何度でも受験したらいいですよ(笑)

10紗耶香:2012/03/12(月) 20:14:15 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
そのとき頭を思いっきり蹴られた。

「アハハハハハッ」

笑い声が教室中に響く。

この人たちは、私を何だと思っているのだろう。

玩具?

道具?

人形?

同じ人間なのに、どうしてこんなことするのだろうか。

「もっと蹴っちゃいなよぉ」

更に頭を強く蹴られる。

「ヤバいよ、先生来た!」

皆一斉に席着く。

そして私語をはじめる。

先生が黒板に大きく『いじめ』と書いた。

さっきの落書きは消されていた。

「このクラスには、いじめがあるわよね?」

先生の顔は怒っている。

「そんなことないですよぉ」

湯吹さんが言う。

「ねぇ、みんなぁ?」

ニヤニヤしながら之佐さんが言う。

皆は頷く。

「嘘は吐かないで頂戴」
「先生、生徒を疑っていいんですかぁ?」
「先生だって昔はいじめを見て見ぬ振りとかしてたんじゃないのぉ?」
「なっ、何を・・・」
「・・・図星?」

先生は焦っている。

そりゃあそうだろう。

いつ、どこの時代でもいじめはある。

いじめは無くならないものだ。

「とっ、とにかくやめなさい!!いいわね!?」

そう言うと先生は教室を出て行った。

「チョロいんだよ」
「あのバカ教師、すぐ逃げやがった」

そして授業が始まった。

11紗耶香:2012/03/12(月) 20:19:39 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
授業中、先生が黒板に字を書いているときに、
私の頭に紙が当たった。

「痛っ」

後ろを見ると湯吹さんがニヤニヤ笑っている。

私は嫌な予感がした。

紙にはこう書かれてあった。

『放課後トイレに来い

もし来なかった場合は・・・どうなるかわかるよねぇ?』

私は背筋が凍りついた。


絶対何かする気だ・・・!!

そして放課後になった。

12紗耶香:2012/03/12(月) 20:34:44 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
「佐藤♪一緒にトイレ行こう♪」

先生がいるからか、之佐さんはこう言った。


私は腕を強く掴まれ、連れて行かれた。

そこには湯吹さんとあと数名女子が待っていた。

私はすぐに押さえられる。

「痛い、やめて!」

私は水をかけられた。

「ゲホッ!やめ・・・ガホッ!」
「お前なんか便器に顔突っ込んでろーっ」

私は押されて便器に顔を突っ込んだ。


「うぅ・・・オェッ・・・」


息が・・・。

「アハハハハハッ!!」
「ゲホッ!ガホッ!・・・オェッ!」

私は吐きそうな気持ちだった。

「サイッコー!!」
「キッタナァイ!!」

私の耳元で、ジャキッと音がした。

「いやぁっっ髪がぁっっ」
「アハハハハハッ」

どんどん髪を切られる。

「いやぁああぁぁぁああ!!!」

そして湯吹さんに写真を撮られたりした。

「アハハッ、髪ボッサボサー」
「まだまだよ!!」

私は体中を蹴られた。


「痛い!!やめて!」

みんなは笑うだけ。

私のことは完全無視。

そしてわたしはバックの中身を全部トイレに入れられた。

「やめて!!!」

バックも入れられた。

「イェーーイ、トイレットペーパー祭りぃ♪」

女子たちがトイレットペーパー私に投げつける。

そしてみんなは笑いながら帰って行った。

「ちゃんとキレイにしててね、トイレさん♪」
「アハハハハハッ!!」

私は空っぽだった。

13紗耶香:2012/03/12(月) 20:51:18 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
糸山さんも、毎日こんなんだったのだろうか。

これよりも酷かったのだろうか。

だから自殺したのだろうか。

この苦しみから逃れるために・・・。

私も死んだ方がいいのだろうか。

そしたら楽になれるだろうか。

あいつらに罪悪感というものを与えられるだろうか。

いや・・・死んだらだめだ。

死んだら・・・何もかも終わだ・・・。

明日も・・・また次の日もこんないじめは続くのだろうか。

「・・・ごめんね」
「え?」

この声・・・マドカ!?

「私、友達なのに・・・何もできなくて・・・。片付け、手伝うよ」


マドカ・・・。

マドカは鋏を持っていた。

「マド・・・カ?」

なんで・・・?

「あんたを片付けるのを手伝うよ」

マドカはニヤリと笑った。

「マドカ!?正気なの!?」
「殺せって・・・命令されたのよぉぉぉぉぉ!!!!」

マドカは泣きながら鋏を振り下ろした。

「きゃあああ!!」

私はギリギリかわした。

「やめてよマドカ!!」
「うるさいいぃぃいぃ!!!!」

マドカ、おかしい!!

狂ってる!!

「やめなさい!!矢野さんなにやってるの!!」

先生が叫ぶ。

マドカは鋏を投げ捨てて、走っていった。

「佐藤さん!!大丈・・・」
「さわらないで!!!」
「えっ・・・」
「朝、たすけくれなかったくせに!!!」

私は急いでトイレからカバンなどを取り出して、走って帰った。

14玄野計:2012/03/13(火) 17:14:00 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
おめー星人だろ??
ギョーン

15鹿目まどか:2012/03/13(火) 17:16:39 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
こんなのおかしいよ

16玄野計:2012/03/13(火) 17:40:13 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
作者は、女なのですか?
虐めを楽しむ人なのですか?

17玄野計:2012/03/13(火) 17:45:35 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
ネット住人は、ガチキチばかり。
みんな、間違ったことしか言えません。
つじつま無視して、現実から目をそむけています。
君達は、生きている価値がないと、心のどっかで思う愚者なのです。
上条さん最強。理由は、幻想殺しで全て無効化勝ちしちゃうから、上条さん絶対勝つの。

18玄野計:2012/03/13(火) 18:23:53 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
抜けるショウセツ

19玄野計:2012/03/13(火) 19:59:14 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
佐藤ふぁい

20ミラクルマン:2012/03/13(火) 21:10:43 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
今日は、描かないのか。
楽しみにしてるね。

21玄野計:2012/03/13(火) 22:50:32 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
いじめ小説

22紗耶香:2012/03/14(水) 22:02:04 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
ミラクルマンさん≫ありがとうございます^^

今から少しですが更新します。

23紗耶香:2012/03/14(水) 22:07:52 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
私は家に帰り、部屋に入って泣いた。

「・・・もうやだよぉ・・・」

なんで私がこんなこと
されるの?

私、何かした?

どうして私がこんな目に遭わないといけないの?

「ただいまーっ。結花帰って来てる?」

嘘、おかあさん

24紗耶香:2012/03/14(水) 22:10:31 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
間違えたので途中から書きます

25紗耶香:2012/03/14(水) 22:16:35 HOST:i58-95-66-227.s10.a045.ap.plala.or.jp
嘘、お母さん!?

今日帰ってくるの早かった!?

私は涙を拭いた。

「お、おかえりっ」
「あら、目が赤いけど・・・どうしたの?」
「あっ・・・えっと、寝てたの!!」
「・・・そう」

お母さんはキッチンに行った。

私はホッとした。

26暗黒死神:2012/03/16(金) 17:34:07 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
まどマギ好きなん?

27神目まどか:2012/03/19(月) 01:36:45 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
こんなの…ふッざッけンなッ‼‼
とってもっと、ほっともっと、見たいのにさ。

28名無しさん:2012/03/19(月) 03:33:20 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
輪廻

29名無しさん:2012/03/19(月) 03:37:55 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
転生

30神目まどか:2012/03/20(火) 20:57:19 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
小説楽しみですッ‼
書いてくださいッ‼

31玄野計:2012/03/26(月) 11:52:07 HOST:ntfkok190145.fkok.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jp
書かないの⁇
楽しみなのに。

32みゆき:2012/03/28(水) 16:06:33 HOST:118-104-39-51.aichiwest1.commufa.jp
新人です!よろしくおねがいします!

あの、楽しみにしてるんで、いっぱい書いてください!!!!!!!!

33みゆき:2012/03/28(水) 16:08:27 HOST:118-104-39-51.aichiwest1.commufa.jp
いつかいてくれるんですか?
ここだけがたのしみなのに・・・


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