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陰陽師 〜前世と現世〜

21ピーチ:2012/03/31(土) 13:35:01 HOST:i118-18-136-9.s11.a046.ap.plala.or.jp
「じゃあ、行こうか」
「あ、あぁ」
いつも。と言うより最近来るようになった所に行くと、いつものように雑鬼達が待ち構えていた。
「お〜!来たぞ〜!」
「誠秋〜!」
「今日は遅かったじゃん!」
誠秋、と言う言葉に過敏に反応して、誠人はすぐにそれを制した。
「だーかーら!今は誠人!」
「いーじゃんどっちでも」
「そーだそーだ!」
「俺らからすればどっちでも変わんねぇし!」
「そーゆー問題じゃ・・・」
雑鬼達はところで、と声を揃えて誠人に尋ねた。
「そいつ誰?」
「え?あ、あぁ、上江 裕也。俺が唯一陰陽師だって教えた友達」
「へぇ〜」
「よろしくな!」
「な!」
上から一鬼、刃鬼、諜鬼の順だ。
「あのな、俺いつもと同じで・・・」
「何も無かったぞ!」
一鬼が、誠人の言葉を遮った。
「そうか、ありがとな」
「おーよ!」
「お安い御用だぜ!」
「分かった分かった、じゃな」
誠人は、片手を挙げながら後ろを向いて、他を回っていった。
「・・・視えなかったけど、いい奴らなんだな・・・」
「え?」
「雰囲気見れば、大体分かった」
「・・・・・・」
「・・・?誠人?」
「来るな!!」
「はい!?」
誠人の怒号に、裕也は思わず勢い良く返事をしてしまった。
「・・・・・・・・・・・・」
誠人が、静かに胸の前で両手を合わせた。裕也は、それを見て疑問を抱いた。誠人が見据えているのは、誰がどう見てもただの闇だ。
「あ・・・!?」
突然、裕也の視界に一人の女の姿が映った。明らかに不自然な。
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続きま〜す


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