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紫の乙女と幸福の歌
94
:
月波煌夜
:2012/03/25(日) 22:23:31 HOST:proxy10064.docomo.ne.jp
Ⅱ. 『願いのカタチ 6』
「シュオンお前―――御嬢様と面識があるのか?」
その問いに、シュオンは一瞬で、お得意のその場を誤魔化す言葉をいくつか思い浮かべたが、
「…………………」
真剣な輝きを帯びた漆黒の瞳を見て。柳眉を下げ、諦めたようにふうっと一つ嘆息し。
「………何でそう思うの?」
「勘」
ヒースはきっぱりと断言する。
「つーかさ、研究馬鹿で女嫌いのお前が女と進んで話すってこと自体おかしいんだよ。いっつも猫かぶってよー……女なんか釣るだけ釣ってテキトーにあしらって終わりだろ?でも、御嬢様のことは散歩にまで誘った。御嬢様が美人だとか……そーいう普通の男が考えるようなことは、お前は絶対考えない。だったら他に理由があるとしか考えられないだろ?」
「それで、僕がソフィアと会ったことがあるって考えたのか。へえ、ヒースにしては頭回るじゃない」
「余計なお世話だッ!」
「しかも正解。……まあ、ソフィアは覚えてないみたいだけどね」
シュオンは肩をすくめ、微苦笑してみせる。
ヒースはそんな悪友の様子をちらと見、
「………何処で、とか、聞いてもいいか?」
思わず吹き出しそうになった。
―――こいつが僕に遠慮する日が来るなんてね。
恐ろしく似合わない。
「ふふっ……まあ、そんなに凄い話でもないんだけど」
そう前置きをして、シュオンは瞳を閉じ、穏やかな表情で、遠い日に思いを馳せた―――
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