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伝説の勇者!?
4
:
裕
◆hRcyHAGLYI
:2012/02/29(水) 21:26:29 HOST:PPPbm6741.kanagawa-ip.dti.ne.jp
結局その後、俺達4人はセツナに何度も何度も頼まれ仕方なく、セツナが言う『勇者様』になることになった。
「ありがとうございます、なんだか無理言っちゃってすみません…。
あ、そういえば皆さんの髪と目、黒いままでした!」
レガルでは黒い目と黒い髪なのは悪魔の証らしい。
だが実際の悪魔は見たことがある人がいないそうだ。
「えーっと…適当にですが髪の毛の色と目の色を変えさせていただきました。
嫌でしたら他の色にしますので言ってくださいね。」
周りの頭や目を見る。
俺は元々茶髪だったから髪の色はそのまま、目はそれに合わせて茶色くなっていた。
藤和は黒髪のショート&黒眼から金髪ショート&赤眼になっている。
秀は栗色の髪、眼は俺と藤和の中間色。
会長はアニメとかによくいそうな銀髪に青眼。
皆それぞれ色が変わっていた。
「なんで俺だけこんなに変化が地味なんだよ、オイ。」
他の3人は変化が派手なのに俺だけは変った感じがしない。
目が茶色に変わっただけだ。
「気に入りませんでしたか?」
「いや、別にいいんだけどさぁ…。」
「ならそのままでいいでしょうか?」
「…あぁ、いいよ。」
妙な色になるよりかはこのままのほうがましだ。
「そうだ、最後の最後には悪魔の四天王を倒すか封印していただくと思うのですが、
やっぱりそのために武器は必要不可欠じゃないですか。
なので!!勇者様が来たときのために武器を4つ用意しておいて……あれ、1つ無い!」
張り切って大きめのカバンから武器を取り出そうとセツナが探していたのだが、
なかなか1つ見つからないらしくグチャグチャにあさっている。
そしてしばらく探してから申し訳なさそうにセツナが言った。
「あの…1つ武器を失くしちゃったみたいで…その…誰か一人は素手で戦っていただきたいのですが…。
それとだれがどの武器を使うのかも決めてもらえますかね…。」
そう言ってセツナは刀、槍、銃を取り出した。
すごく落ち込んでいる気がするが気にしないでおこう。
藤和は小さい頃チャンバラごっこを毎日していたらしいので刀を使うことが決まった。
今でも毎日誰かと喧嘩している俺は素手と言うのも決まった。
槍と銃は秀と会長の希望がかぶらなかったので秀が槍、会長が銃で決定した。
「よかった…、これからは私もこんなミスしないように気をつけますっ!」
「セツナファイト!
…あ、そう言えば私たち学校あるんだけど大丈夫なの?」
そう言えばさっきは教室のドアを開けてここに来た。
あの時30分遅刻だったからもう1時間くらい遅刻している。
さすがにまずい。
「大丈夫です、レガルランドでの一日はアースランドでの一秒なんです。
遠出していた時はテレポートストーンと言う魔石でこの部屋まで移動することも可能です。
この部屋ならアースランドとつながっていますから。」
先程までは武器が入っていたバックから今度は小さな紫色の石を出す。
朝に拾った赤い石と同じような大きさだ。
「そのテレポストーンってのは逆も可能なのか。」
「はい、行ったことがあれば。
何もない砂漠のど真ん中だったとしても行ったところならどこへでも行けますよ。
では私そろそろお店の手伝いをしないと…」
「手伝い?」
「お父さんが経営しているパン屋さんのお手伝いをしているんです。
でも呼んでいただければいつでも駆けつけますよ!
携帯で呼んでくださいね。これ、番号とアドレスです。では。」
レガルランドにはパン屋も携帯もあるらしい。
世界観は全然違うのに妙な所に共通点があるから紛らわしい。
違う世界ならハッキリと違っていてほしいものだ。
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