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伝説の勇者!?

23 ◆hRcyHAGLYI:2012/03/09(金) 21:13:47 HOST:PPPbm6741.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「おい!お前いきなり出てきてなんなんだよ。」
「セツナだっけ?こいつが変なこと言ったからさー。
 だから倒しただけ。文句ある?」
平然とした顔でハルキがそういう。
その態度が余計にイライラとさせる。
「ありまくりだっての!」
「あれ、そうー?で?どうする?」
「戦う!」
そう言った途端秀が驚いたような顔をして俺に言う。
「何言ってんだよ晴仁!
 相手の思い通りに動くなって!」
「でもさ」
「そんなんだからヤンキーに喧嘩売られんでしょ?」
「うっ……。」
柚の言うことは結構正しいので何も言い返せない。
「…まぁ戦いたいから戦うけど…。」
「は?」
柚がぼそっと言った言葉がすごく引っかかる。
人のことを言っておきながら自分は戦いたいというのはどういうことだ。
「だから戦うって言ってるでしょ!
 っていうか逃げたくても逃げられないよね、この状況。」
先程ギルドのドアを開けようとしていたのだが、なぜかどこも鍵がかかっていて開かなかった。
要するに出口が全部ふさがれている状態。
何から手をつければいいか分からない。
しかもハルキはただ座っているだけでこちらには攻撃をしようともしない。
この4人の中で一番落ち着いていたのは翔だった。
「晴仁、秀、柚の3人は魔法を使って戦っていてくれ。
 俺はセツナを回復させる。」
「分かった。よし行くぞ!」
「話し終わったー?
 いいよ、いつでも殺してあげ……」
ハルキの顔のすぐ横を翔の弾丸が飛んでいく。
「殺されるのはどっちかな。」
翔は今まで見たこともないような笑みを浮かべていた。
そのあとすぐに秀に「翔はセツナ回復係でしょうが!」と言われすぐに元にもどったが。
「やだなー、かすっちゃったじゃん。どうしてくれんの。」
そう言いながらも攻撃を繰り返してくる。
さすがに強い。
3人それぞれの魔法で応戦していく。
俺と柚は基本武器で戦っている。
「3対1だとさすがにまけちゃうかもなぁ。」


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