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伝説の勇者!?

13 ◆hRcyHAGLYI:2012/03/06(火) 06:59:41 HOST:PPPbm6741.kanagawa-ip.dti.ne.jp
「そうだ。そもそも俺たちは詳しいことを聞きに来たんだろう?」
翔がはっと思いだす。
その言葉にルーシーが反応して聞き返す。
「詳しいことって何よ?」
「魔石のこととか、悪魔のこととか、俺達は全然知らない。
 だから教えてほしいのだ。」
「魔石や悪魔のことって言われても私もあんまり知らないわよ…。
 研究は進められてるけどまだ不思議なことばかり。
 私でも力になれないわ。ごめんなさいね。」
結局お城で手に入った情報は何もなかった。
しいて言うならばセツナの兄がこの国の姫と婚約しているということくらい。
でも悪魔を倒すのには全く持って関係ない。
俺たちはお城から出た。
セツナとルーシーがコソコソと話しているのが気になったけれどとりあえず出た。

<<柚side>>

城から出てすぐにルーシーと話していたセツナが走ってきた。
そして今度は私にコソコソと話しかけてきた。
「晴仁さんって…向こうに彼女さんっていらっしゃいますか?」
「え?居ないと思うけど。」
「よかったぁ…。」
セツナが少しほっとした表情を見せる。
「え、何々?好きなの?」
「違いますよ!!」
慌てて首を横に振る。
どうやらルーシーが晴仁のことを気になっているらしい。
ルーシーからセツナに同じ質問をされ、自信満々に「いないですよ!」と答えた。
だから実際にいたらルーシーに申し訳ないということだそうだ。
まぁアレに彼女なんているわけないけどね。
「やっぱり居ないですよね、顔がそんな感じのオーラを…あ。」
セツナは見た目よりも黒い子かもしれない。
少しそう思った。


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